こんにちは、大瀬戸支局の“のこ”です!
ジメジメした日が続きましたが、もう間もなく梅雨が明ければ暑い夏の到来です。
大瀬戸の夏の風物詩といえば、大瀬戸ペーロン大会!
練習風景やペーロン大会実行委員会事務局の方への取材内容をお届けします♪
Contents
夕暮れの瀬戸港に響くペーロンの鐘と太鼓の音!熱き男たちの掛け声!!
一般レース出場チームは、6月に入ると本番までの1ヶ月間、仕事終わりの夕方から毎日練習に励んでいます。
前年度優勝した瀬戸チームの練習場に潜入
19時過ぎから人が集まり出し、薄暗くなり出した19時半に整理運動から始まり練習開始。
これまでの練習状況を受けて、監督がアドバイスを行います。
乗船する前に、気合の円陣掛け声!!
薄暗い中、少ない明かりをたよりに乗船し練習がスタートしました。
この日は天気も曇りだったため、船出して間もなくあたりは真っ暗に。
見学していて、「こんな中練習しているなんて!」と驚きを隠せませんでした!
暗闇の中で、選手や指導陣の声が響き渡る映像をご覧ください↓↓↓
どんな走りをしているか見たくなってきましたよね!?本番が楽しみです!
瀬戸チーム監督の岩松(いわまつ)さんに、コメントをいただきました。
「他のチームに比べて、メンバーの仕事も地区もバラバラなため都合を合わせるのが難しく、メンバー揃っての練習時間の確保が一番の課題です」
「しかし前年度優勝チームとして、今年も連覇を狙います!」
と意気込みを語ってくださいました。
一般レースからは、瀬戸、雪浦、J- POWER、多以良、松島の5チームが激戦を繰り広げます。
職域レースからは、10組のチームが出場し奮闘します。
どのチームも頑張ってください!
今回が最後かも!?記念大会だけで見ることができる『中腰ペーロン』
大瀬戸ペーロン大会は、今年で55回目。
節目を記念して、今回『中腰ペーロン』のチームが登場します!
中腰ペーロンとは?
ペーロン大会実行委員会事務局の竹口(たけぐち)さんにうかがいました。
「中腰ペーロンは大瀬戸町独自の漕法でした。昔のペーロン船は普通の和漕船で、外海の波は高いためか船べりが高くできていました。そのためすわり漕ぎではカイが十分に海中に届かず、中腰で前かがみになって漕いでいたことから中腰漕法になったと言われています」
この漕法は腰に負担がかなりかかるため、昭和61年頃から次第にすわり漕法とかわり、平成元年の町大会に出場した雪浦チームを最後にその姿を消してしまったそうです。
竹口さんによると、
「中腰ペーロンはこれまでも記念大会に披露してきましたが、その漕法を知る経験者は現在60〜70代。高齢になってきたこともあり、おそらく今回が最後の中腰ペーロン披露となるのではないでしょうか」
ということ。
今回を最後に幻となるかもしれない!?ダイナミックな漕ぎ方である中腰ペーロンをどうぞお見逃しなく!!
さぁさぁ〜!
大瀬戸の夏はペーロンなしでは語れません!!
7月1日は、瀬戸港に集合ですよ〜!
熱い声援で、大瀬戸ペーロン大会をみんなで盛り上げましょう!!
【第55回大瀬戸ペーロン大会】
期日:2018年7月1日(日)午前9時開会
場所:瀬戸港
プログラム(予定)↓↓↓
以上、大瀬戸支局からお送りしました!