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ぎゅぎゅっと美味しさ詰まった「西海トマト」

こんにちは!高校生ライターaoharuです。新年度になりましたね!ようやくコロナ禍の制約から解き放され、ワクワク感を感じる春になりましたね!
さて、今回はみなさんに「西海トマト」のご紹介です。西海市内の直売所で販売されている「西海トマト」をみなさん食べたことがありますか?濃厚でとても甘いトマトですよね!
aoharuもお気に入りでよく食べています!こんな美味しいトマトってどのように栽培されている??知りたくなったので西海町内にある「西海トマト」のハウス畑に取材に行ってきました。

「西海トマト」って?

「西海トマト」は、高糖度の甘さとさわやかな酸味が特長でうまみがぎゅっと詰まったみずみずしい果肉としっかりした肉質の美味しいトマトです。

「西海トマト」についてお話を伺いました!

今回、お話をしていただいた西海トマト出荷組合 代表の廣田大介さんです。
優しいお人柄がにじみ出ていました!

「西海トマト」の品種は何ですか。
品種は「桃太郎」です。初代の「桃太郎」です。「桃太郎」は、たくさんの種類があり、お店でよく売られているものは品種改良された「桃太郎」なんですよ。初代の「桃太郎」は栽培が難しいので、あまりつくられていません。

「西海トマト」は廣田さんの他、どのくらいの方が栽培されていますか。
西海町内の6軒の農家で栽培し出荷しています。

植え付け時期と収穫時期を教えてください。
植え付け時期は9月中旬~20日ごろ、収穫は12月~6月です。

一番美味しい時期はいつですか。
3月~5月ですね。

どんな土を使っているのですか。
西海町内の赤土を使用しています。西海の赤土はミネラルが豊富で栄養に富んでいます。

美味しいトマトを栽培する秘訣を教えてください。
水をあまり与えないことです。そこにこだわりがあります。
水分が少ないと果肉のしっかりした濃厚で甘いトマトに育ちます。

*露地栽培よりもハウス栽培の方が甘いトマトが栽培できるのですか。
ハウス栽培の方が水や温度管理がしやすいので甘いトマトが栽培できます。
同じハウス内でも日の当たり方や水分の吸収具合で大きさや味に違いがでます。ハウスの端側で育つトマトは外から入ってくる水を吸収するので実が大きくなります。
*露地栽培とは・・・ハウスなどの施設を使わず屋外の畑で栽培する方法です。

美味しいトマトの見分け方を教えてください。
全体が赤くなる前、部分的にピンク系と黄色系の色がありますが、黄色っぽい色をしている方が甘くなるトマトですね。

西海町にある廣田さんのビニールハウス  眺めの良いところでした!


左写真:美味しさ詰まった「西海トマト」
右写真:ハウス内は手入れの行き届いたトマトの木がたくさん並んでいました。
地面にはシートが敷かれ、シートの下に水を与えるためのチューブが埋められています。

丹念に作業する廣田大介さん







色とりどりのミニトマト

「西海トマト」の他に様々な種類のミニトマトも栽培されていました。色とりどりのミニトマトが袋に詰められて、お店に並んでいるのをよく見かけますね。

左上:サリーナエメラルド 中上:ブラッディタイガー 右上:トスカーナバイオレット
左下:オレンジキャロル  中下:イエローアイコ   右下:キャロルロゼ

廣田さんにお尋ねしたところ、これらのミニトマトの中ではブラッディタイガーが育てにくいそうです。また緑色のミニトマトは、熟しているか見分けが難しいと言われていました。

ハウスの入口にこんな表示が!

ハウスの中では、受粉のためにクロマルハナバチが廣田さんと共に熱心に働いていました。

美味しさを届けるために

廣田さんは美味しいトマトをみなさんに届けるため収穫時期の間、休日なしで作業を行っています。常に天気の変化を意識し、深夜、早朝であっても関係なく雨が降れば、強い風が吹けば、畑へ一目散に駆けつけるそうです。廣田さんがつくる「西海トマト」は、西海のミネラルの豊富な赤土のめぐみだけでなく惜しみない手間と愛情が詰め込まれています。トマトの美味しさは廣田さんの丹精の賜物ですね。

口に入れた瞬間にさわやかな香りが広がり、実が締まっていて濃厚で甘くてピカイチの美味しさです!みなさんも”ぎゅぎゅっと美味しさ詰まった「西海トマト」”をぜひ味わってみてください。

「西海トマト」は
西海町
『よかところ』
『太田和みなと館』
西彼町
『グリーンセンター』
『西彼とれたて処』
『エレナ西海店』
にて購入できます。
※廣田大介さんの「西海トマト」の店頭販売は、西海町の『よかところ』のみです。



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