【前編】に引き続きまして、『小さな海から・・・』主催のベーコン燻製体験へ参加中の ばりぐっど編集部 やっち がお送りします。
ついに、点火し燻製作業が始まったベーコン作りですが、どうやって作られていくのか、そして注目の味はどうなのか!?
後編スタートです!!
前編はこちらから、どうぞご覧ください。
【前編】ベーコン燻製体験from『小さな海から・・・』~手間ひまと愛情込めて作ります~ | (varygood.jp)
Contents
ベーコン燻製体験、続きです!
最初の1時間、チップなしの低温(60℃以下)で肉の表面を乾かした後、いよいよ5時間の燻製が始まります。チップをセットし、65~75℃で肉を燻(いぶ)していきます。
温度管理をしつつ、『常に煙が出る状態』を維持することが大切なポイントです。
子供が待機できる場所があるのは、助かりますよね。子供達も長い時間ですが、待ってくれています。
全体に煙が当たるように、上下逆に吊りなおし燻製再開です。
後2時間です!!頑張ろう!
(あと少し、がんばれ。おいしいベーコンが待っているぞ!)と、心の中で自分を励ます やっちです(笑)
そして、ついに・・・・!
朝9時から火を点け始め、14時半には皆さんのベーコンは美味しい色に出来上がりました!!
ついに完成、いただきまーす!
帰宅後、早速試食します。
このベーコンは『生』で食べられるように、計算された積算温度(温度と維持時間の掛け合わせ)が加えられています。これは、『衛生上の大切な部分』だそうです。
それでは、いただきましょう。お待ちかねのこの瞬間です(わくわく)
ぱくっ、もぐもぐもぐ。
「うーん、美味ーーい!!!」
口の中に旨味が『じゅうぁあ』っと広がり、濃厚で噛めば噛むほど味が染み出てきます。燻製の香ばしい香りが癖になります。
頑張って・・・・よかった(歓喜)
ご主人から翌日以降がさらに美味しくなると教えてもらい、翌日に実食すると塩味がしっかりつき心地いい旨さです。
1年間美味しく保存できる方法も教えてもらえ、量を余すことがないので助かります。
焼くと、柔らかくなり肉汁もたっぷりで美味しさが増します。部位により肉質が異なり、料理のメニューに応じて選ぶといいとのことです。
原田夫妻の想い
ベーコン燻製体験についてお聴きします。
ご主人 「30年以上前からベーコン作りをしていますが、改良を重ね、15年ほど前から今の柔らかいタイプのベーコンに落ち着きました。皆さんの意見を取り入れながら、今でも改善を加え続けています。
人の口は肥えていきますから、変わらず同じものを提供すればいいとは考えていません。お客さまに育てて頂いていると感じます。
これからも課題が出てくると思いますが、手間が増えようとも柔軟に対応しながら頑張ります。長年通ってくださるお客さまに喜び続けて頂きたいです。」
奥 様 「自分で手をかけてスペシャルなものになると、暮らしが豊かになりますよね。10~20年来続けてくれる方もおり、皆さんに喜んでもらえると、続けてきて良かったなと思います。」
作り方や手間、衛生面や想いについて、丁寧にお話しされるお二人です。『真剣にこだわっている』からこそ、知ってほしいという熱い気持ちを感じます。
『小さな海から・・・』の関連情報です。こちらも、どうぞご覧ください。
ホームページ: 猫がいる海辺の宿 小さな海から・・・ (chiisanaumi.com)
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おわりに
原田夫妻の『皆さんに美味しいベーコンを食べて喜んでほしい』という想いが伝わります。その想いや熱量があるからこそ、1つ1つの工程を細やかに心を込めて準備して頂き、美味しいベーコンが出来上がるのでしょうね。
時間や手間ひまをかけ、『自分だけのスペシャルなベーコン作り』、皆さんも体験されてみてはいかがでしょうか。
お読み頂き、ありがとうございました。