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運命を変えた太極拳〜西海市をもっと元気な町に

こんにちは。ばりぐっど編集部のあころんです。みなさん、ご存知ですか?西海市で太極拳ができるんです!太極拳は美しく健康に過ごしたい若者の間でも流行ってきているんですよ。

近場でも、つい車で移動するので、すっかり運動不足な私。ゆっくりした動きならできるかも!と興味津々。早速、教室を運営しているご夫婦のところへ、取材に行ってきました。

この記事は広報誌ばりぐっどな人を紹介!4月号(3月末配布予定)のリライト記事です。

【プロフィール】

廣田 信夫さん

廣田 真美枝さん

西海市大島町在住。ご主人の定年退職を機に、8年前に神奈川県から、生まれ育った西海市へUターン。太極拳歴は22年。西海市で「晴れる家(はれるや)太極拳倶楽部」を設立。現在大瀬戸・西彼・大島の4教室で指導をしている。ご主人は西海市武術太極拳協会理事長・長崎県太極拳協会理事を兼任。奥様は西海市武術太極拳協会副理事長。

太極拳を始めたきっかけは?

 

真美枝さん:46歳の時に体がなまってしまって、「何か始めないと。」と思って散歩を始めました。公園で、ゆっくりした動作をしている男性と出会い、「何をしているんですか?」と話しかけてみました。それが、太極拳を知ったきっかけです。運動が苦手な私でも、ゆっくりした動きなら出来るんじゃないかって思ったんです。

信夫さん:最初は乗り気じゃなかったんだけどね。真美枝さんが誘うもんだから一緒に行ってみました。

ー誘った奥様以上にご主人が、太極拳にハマってしまったそうです。ゆっくりした動きだから簡単そうに見えたけど、とんでもなかった。汗はじわっとかくし、これは健康にいいなと確信し、「続けてみよう。」と決心したそうです。

初心者から指導員になった経緯を知りたいです!

真美枝さん:神奈川県綾瀬市の太極拳協会に所属しました。14年ほど前に、指導員の資格まで取得し、健康ランドに来た人たちにサークルのような形で、健康法を指導し始めました。

信夫さん:最初は習っていただけだったんだけど、練習していくうちに、級を目指すようになったんです。神奈川県では真美枝さんと一緒に、2段まで取得。指導員と審査員の資格も取得しました。そして、協会の中の講習会で指導を始めました。

人に教えていくうちに、「もっと沢山の人に太極拳を広めたい。多くの人に長く健康でいて欲しい。」と思うようになりました。定年前に自分たちで教室を開く計画を立て、西海市に土地を見つけ、練習場付きの家を建てました。そして、8年前、西海市にUターン。各教育委員会に協力してもらいながら、自分たちの教室を持ち、西海市での指導を開始したんです。

ー西海市に戻ってきて、太極拳の最高段である4段まで取得されたそうです。夫婦共通の目標に向かって、達成されている姿がかっこいいなと感じました。

今までどんなことにチャレンジしてきましたか?

真美枝さん:2014年には『長崎がんばらんば国体』で1,000人の方々と一緒に表演しました。

信夫さん:『第29回長崎ねんりんピック全国大会』で優勝しました。「佐世保九十九島チーム」として参加しました。大会に向けて2年間、佐世保に通いメンバーと練習する日々。みんなで息を合わせ、動きを一つにするのが大変でしたね。

ー指導員になっても、さらにチャレンジを続けているなんてすごいですね!素敵お2人を見ていると私も太極拳をやってみたくなりました。

これからの目標は?

 

真美枝さん:太極拳で西海市を盛り上げたい!スクワットのような姿勢で常に型をやるので、わざわざ筋トレをしなくても自然と筋力と体幹が鍛えられます。何歳からでも、運動が苦手でも始められます。太極拳は奥が深い武術です。生涯続けていきたいですね。

信夫さん:日本では太極拳は年寄りがするものと思ってる人が多い。ぜひ若い人にもやって欲しいです。やっぱりかっこいいんですよ。型が決まると本当に綺麗なんです。

ー太極拳のことを話しているお2人の、生き生きとした表情が印象的でした。さらなるご活躍を楽しみにしています。

『晴れる家太極拳倶楽部』の様子はこちら→→半端ないって!『西彼太極拳教室』~心身ともに健康でステキな笑顔に会ってきた~

 

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