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長崎の西の端っこでひそかにバリバリ稼いでる野菜加工工場の干し芋作り見学に行ってきた!!

西海市崎戸町にある工場で作られている商品が、とてつもなく全国でヒットしている。


それは「干し芋」

 

初めて食べた時、あまりの美味しさに感動と衝撃が走りました。

 

ある日、祖母に会うためにお土産を持って行こうと思い
西海市内の直売所で干し芋を買って行きました。祖母に渡して、早速開けて食べていたところ、なにやら祖母が私の後ろでザワつき始めた…

 

「おいしか!これ食べてみんね」


「どれ?」と私の母も食べ始め・・・


「ほんとねぇ!!」

 

2人があまりにもザワつくので私も食べてみたところ…

 

「なんこれ!?めっちゃ美味しいやん!!!」

 

(これ、どこのやつ??!!!)

  

 

「株式会社大地のいのち」

 

あまりの美味しさに思わず製造元を見てしまうクセが出てしまいました。

 

忘れられない味でした、リピート間違いなし商品です。

 

 

(もっとたくさん買えばよかった~)

 

 

と思っていたら、、、縁あって工場の見学に行く機会が私に訪れた。


引きが強過ぎる、どんだけ食べたいという念が強く出ていたのだろうか…

 

 

 

大地のいのち、工場は西海市崎戸町にあります。

 

あんな美味しい干し芋はどうやって作られているのか

とても興味がありました。

 

   

 

西海市の方は見かけたことあるのではないでしょうか?
崎戸中学校の跡地に建つ工場です。

 

この工場、何してんの?

どんな仕事してるの?

あの美味しい干し芋、どうやって作ってるの?

 

興味と謎が溢れ出ている工場へご案内します!

 

 

工場では、野菜の加工を主に行っています。干し芋の他に、ゴーヤを機械でスライスし冷凍して沖縄に出荷しています。沖縄のファミマの冷凍コーナーに大地のいのちが加工したゴーヤが置かれてあったり、長崎県産の筍を水煮に加工して長崎の学校給食に使われているそうです。

 

他にも、西海市の名産品の切り干し大根を袋詰めして各地の生協に卸しているそうです、各地の生協や県外のファミマに出荷するとなると、工場では大量に加工していることになります。

 

工場の従業員は地元の方達がほとんどで、毎日私達の元に届く商品をたくさん作ってくれています。

 

たくさんの量を作っているからイメージ的に、ゴチャゴチャしてそうだな。と思っていたら大間違い!

 

工場内の衛生管理もすごかったです

 

 

野菜をたくさん加工しているはずなのに全く散らかってなくて、工場内はスッキリとしていてキレイです。

切り干し大根の袋詰めを見学していた時、一人一人に役割がありその都度フロアをキレイにする係もいました。

衛生面が保たれてるのはそういう係がいてくれるからなのだなと。

私は、ひっそり感動しました。

 

工場内に入る前からの衛生チェックも徹底しています。

 

検温、着替え、手などに傷がないか、着替えたらローラーで1分間小さなゴミを取る、ここでも1分間しっかり手洗い、工場内に入る前に足元を消毒。

 

この流れをすべてクリアして、工場内に入り作業をされているそうです。

 

手に傷があった場合も徹底されてます。

工場内専用の絆創膏を貼って作業するようにしていて、一般人の私が見たら高そうな絆創膏ですが商品に何か問題が起きてお客様に迷惑かけてしまうくらいなら少々高い絆創膏でも構わないと事務スタッフの方が教えてくれました。

 

安心安全に清潔に保つ努力と姿勢がすごいです。

 

そして、バリバリ稼いでいる人気の干し芋の作り方を惜しげも無く堂々と全部写真に撮らせてくれました。

 

使われる芋は九州産と長崎県内産の紅はるか。
県内産の中には地元崎戸町の芋も3分の1含まれていて、もう少し地元産の芋を増やしていきたいということで崎戸町の空いた田畑を活用していきたいとのことです。

干し芋になる大事な原料の紅はるかを大量に貯蔵してある場所は、体育館。
もともと学校だったのを上手く活用して貯蔵庫を設置してありました。
芋が入ったコンテナが大量に置かれ、身長150センチの私の目線で写真を撮ってみました。

 

コンテナしか見えません。コンテナと芋で埋もれています。

この貯蔵庫で、温度を調整し芋を熟成させて干し芋の加工が行われています。

それぞれの工程作業が丁寧なのも美味しさの秘訣なんでしょうね

 

芋は、加工品として主に焼酎に使われるイメージですが、芋の素材の味をダイレクトに楽しめるのは干し芋が1番なんじゃないかなと思います。

めちゃくちゃ美味しいんです、大地のいのちの干し芋!!

 

貯蔵庫で管理され熟成された紅はるかを大きな機械で蒸します

蒸された芋たちは冷却室へ行きます
冷却中の芋を割って見せてもらいました

 

なんと!芋の蜜がドバドバ!!湧き出る感じ!
これは、間違いなく美味しいやつ!

そしてその密たっぷりの芋は冷却されると、スライスされます。

そのスライスの厚さは、1センチ!!贅沢極みの厚さ、1センチです!!

これが人気の秘密なのかもしれません!!

 

干し芋は、皮つき、皮無しで切り方を変えているそうです。

 

この時に加工されていたのは皮つき輪切りの干し芋でした、私があまりの美味さに衝撃を受けたあの時の干し芋。
縁あって見学行くことになり工場で出会い、そのうえ出来立てのあったかい完成品をいただきました。
と、頭の中で色々と回想しながら特別に味見させてもらいました。

 

 

やっぱり、間違いない!美味しい!!!!!

 

 

これは絶対みんな一度は食べるべき商品!!

私は西海市内の直売所で買いましたが、ネットでも買えます。

直売所で販売されているのは「規格外品」きれはしになります。製品に問題があるわけではなく、芋のサイズが小さかったり、スライス加工している時に崩れたり端の部分だったり、規格サイズには不向きのものが集まったものになります。
味も問題なく美味しく食べれますし、量も多くて値段の割にお得だなと思います!

西海市内のいくつかの直売所でしか置いてないそうなので見つけたら即、手に取ってみてください。
見つけた方はラッキーですよ!!!

西海市の自慢の美味しい商品を少しでも興味持ってくれたら嬉しいです。

 

 

 

今回、見学をさせてもらい干し芋の作り方を惜しげも無く見せていただきありがとうございました。

干し芋に使う「芋」が貯蔵庫にたくさん保存されていましたが、注文がたくさん入っているので「これでも足りない」くらいなんだそうです。
人気商品を支えている従業員にも感謝しながら、干し芋いただきます!!!

 

 

 

 

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