こんにちは、ばりぐっど編集部です。
2020年はいろいろな意味で大激変の年。新型コロナの影響で、生活様式、仕事のやり方がかなり変わってきたと、大なり小なり感じている人がほとんどではないでしょうか。
そのような状況の中、西海市では11月23日(月)より「西海デジタルアカデミア」という、デジタルスキルの育成講座が始まります!
今まさに必要とされる、活かせるデジタルスキルが身につく講座で、定員なし、初心者歓迎、授業料無料!
ということで、西海デジタルアカデミアについて、企画者の宮里賢史さん(西海市シティマネージャー)にお話を伺ってきました!
宮里賢史(みやさと・たかふみ)
長崎県西海市シティマネジャー/西海クリエイティブカンパニー取締役/TEDxSaikai共同オーガナイザー/ 文字起こしばりぐっどくん開発/2016年より長崎へ移住。
Contents
企画の思い
「新型コロナの影響で、今年は本当に大きな変化の中で、デジタルをちゃんとやらないといけないのでは?という状況に直面することが多かったと思います。世の中のルール自体が変わってしまったと感じる一方で、それじゃ具体的にどうやったらいいのか?と、みなさん立ち止まったり、迷ったりしているんじゃないでしょうか」
宮里さんは、デジタルなスキルや考え方が必要になっていく中で、何かと進められずにいた挑戦をもう一度リスタートできる、そのステップになれるような学校にしたいという思いで、今回の西海デジタルアカデミアを企画したそうです。
地方でもデジタルへのシフト
「地方にいても自分らしい働き方で、自分らしい生き方を見つける」という目的で、2016年度からスタートした「西海市の新しい働き方セミナー」事業は、回を重ねるごとに「新しい働き方講座 Saikai Academy」へと進化し、過去4年間でのべ60名が講座を卒業しました。卒業生の中から市内のさまざまな組織でデザイン、ライター、編集、エンジニアなどとして活躍しています。
「この4年間で、最終的に残っている仕事というのはwebばりぐっどやデザインの仕事で、地方でも結局はデジタルに関する部分が活躍のフィールドとして広がっているし、僕自身もそれを体感しています。
だから、この社会状況で半強制的に変わらないといけないタイミングで、ある意味その内容でカリキュラムを展開しようと思っています」
地方のテーマを知り、スキルを学ぶ
今回の講座は全部で10のカリキュラムがあり、それぞれのカリキュラムは「TALK」「LEARN」「TRY」という3つの構成になっています。
10のカリキュラム
【地方でDXは可能か】
ワークスモバイルジャパン(LINEWORKS) 廣瀬信行氏
【一次産業の未来】
株式会社ポケットマルシェ生産者サポート統括 中山拓哉氏
【withコロナ社会のイベント】
株式会社ミナサポ取締役 宮原徹氏
【LINEで売る!】
LINE Pay株式会社事業開発室戦略チーム 茶山博志氏
【地方で生きる女性のキャリア】
フリーライター 古地優菜氏
【クラウドファンディングとは】
株式会社マクアケ 福原翔氏
【仕事のTwitterの使い方】
MOOV代表/ブロガー 吉良光氏
【YouTubeをビジネスに活用する】
Fun Tre株式会社代表取締役 谷田部敦氏
【ストーリーを作ろう】
ワークスモバイルジャパン(LINEWORKS) 廣瀬信行氏
【ネットショップをはじめてみる】
コマースメディア代表取締役 井澤孝宏氏
講座で身につける最終的なスキルは、ライティング、ネットショップの開設、ツイッター活用、動画作成スキルなどですが、これまでのアカデミーと根本的に違うのは「そもそも私たちはどっちへ行きたいのか?」というところから入る点だそうです。
宮里さん曰く、「例えば、『私は西海市に住もう』という自分の意志よりも、特に女性はご主人の都合などで、結果的に西海市に住んでいるという状況ではないかと。
そこで『この町で生きていくにはこのままでいいのか?』『地方で生きることになった私のキャリア』としてまずは話を聞くこと(TALK)、そしてライティングの講座を受けてもらい(LEARN)、実際に記事を書いてみる(TRY)という感じで、今回のカリキュラムは構成されています」とのことでした。
講座について教えてください
ーー今回、オンラインスクールでの開講ということですが。
コミュニティの観点からいえば、本当はリアルに集まってやりたかったのですが、それもできない状況ということもあって。
逆にそこから新しい教育サービスの形を、西海デジタルアカデミアが作っていけるといいなということで、スタイルとしては、TALKとLEARNはエントリーした人がyoutubeで講座を視聴でき、TRYではライブ講座で実際に取り組んでもらう内容になっています。
ーー講座は全部受講しないといけないのですか?
今までは全ての内容を受講するフルコースだったのが、今回は受講のエントリーをしてもらうと、後は自分の興味があるものを受講できます。
内容もさらに発展して、西海市民の多様性に寄り添ったカリキュラムとなっています。
ーー受講者だけの特典があるそうですね。
はい、受講者には特典があります。今回は、エントリーをして10のうち5以上を受講した方は、大瀬戸のコワーキングスペース(wi-fi完備)の会員になれます。
ーー講座終了後には、実際にお仕事ができるんですか?
西海市内のちょっとしたお仕事の依頼と受注ができる「西海お仕事掲示板」というのを作成中です。
例えば、みかん農家のお手伝い、SNSを更新したい、仕事を通じていろんな人とつながりたいとか、そういう人をつなぐ掲示板で、エントリーした人はアクセスできて、西海市内限定でお仕事ができるというものです。
直接、受講生とクライアントをつなぐ中継地点のような感じですね。
ーー講座へのエントリー方法を教えてください。
エントリーはこちら西海デジタルアカデミア公式ページから可能です。
11月23日(月)より開講!
今まさに必要とされる、活かせるデジタルスキルが身につく「西海デジタルアカデミア」は定員なし、初心者歓迎、授業料無料!
西海市に住んでいるからこそ見えてくるテーマを、身につけたスキルでどんどん切り拓いていきませんか?
みなさん、ぜひエントリーしてください!