ウエストのおんな《梅雨空見上げる てるてる坊主~第7話~》『神認定されませんか?』

ウエストのおんな、梅雨

顔の老化がパナい   時折り感じていたお顔のたるみ。ここでも随分と嘆いていたお顔のたるみ。   最近、重力に負け過ぎて悲しい。   鏡を見るたび人差し指で『タルンタルンと波打っているお肉』を …

顔の老化がパナい

ウエストのおんな、老化

 

時折り感じていたお顔のたるみ。ここでも随分と嘆いていたお顔のたるみ。

 

最近、重力に負け過ぎて悲しい。

 

鏡を見るたび人差し指で『タルンタルンと波打っているお肉』を元あったであろう場所へと誘導してあげる。

 

するとなんということでしょう!

 

若いっっっ!

 

肉引き上げるとこんなにも若返るなんて!

 

でも、戻すと老婆。

 

引き上げると若い!戻すと老婆、若い、老婆、若い、老婆、若い・・・

 

キーーーーーっっ!

ウエストのおんな、キーーーー!

 

内面的な『老い』は周りからは分からないが、『顔』の『老化』というのは『パっ』と見で分かってしまう。

 

お風呂上りの開放感に満ち満ちた無防備な自分の姿をふっと何気なしに鏡で見るとそこに

 

実家の母がいた・・・

ウエストのおんな

や~だ~

 

やはり私の最終的に行き着く『最終形態』は『実家の母』で間違いないらしい。

 

どうにかその『最終形態』に変身するのを少しでも遅らせたいと思っているのだが、母から受け継がれたDNAは凄まじい。

 

ゆくゆくはそこ(実家の母)へと導かれる運命なのは分かっている!これをひっくり返すのって相当な努力と金が必要なのも理解している。

 

とはいっても、何もしないで『最終形態』になってしまうのは腹が立つので、これまでに色々と試してきた。

 

まあ結局は、ハリが出るだの、潤いが増すだの、テレビや職場で聞くラジオからの甘いお誘いにまんまと乗せられただけの話だ。

 

アラフィフの心を躍らせる魅惑のセールスワードのせいで頭では分かっていても、本能が欲してしまう。

 

こうやって、テレビショッピングやラジオショッピングで紹介された商品をほぼ全クリアしている私は、職場のお姉さま達に

 

美容番長的存在

ウエストのおんな。美容番長

として一目置いてくれている。というか、沢山の化粧品を試したことがあるので、気になる商品があればとりあえず住子に使い心地を聞いてから購入を検討しよう。というパシリ的な存在なのが正しい答え。

 

しかし、すぐに結果が欲しいし飽き性、おまけにお金のない私には、なかなか1つの商品を続けて使うことが出来ない。

 

そんな私に聞いたところで、お姉さま達への返答は

 

「ん~、そうでもないかな?」か「いいんだけどお金が続かないんだよね~」の2つである。

 

どの化粧品会社からも総スカンを食らいそうな私の回答にお姉さま達は変に納得。

 

私を含めみなさん『せっかちさん』なのだ。

 

だからすぐに回答が欲しいし、すぐに結果や効果が欲しい。安けりゃ安いほうがいいし、安くて素晴らしい効果があるとなると『神』だと称える。

 

我が職場のお姉さま達から『神』と崇められたい化粧品メーカーの方、ぜひ名乗り出てほしいものである。

 

もちろん、即効でシワが伸びる、シミが消える、潤う、白くなる、キメが整う、毛穴が引き締まる、リフトアップできる・・・さらには

ウエストのおんな

 

〇娘と姉妹だと勘違いされる 

 

〇息子の彼女だと勘違いされる

 

〇旦那が10才上の年の差カップルだと勘違いされる

 

等々の効果が即出ると、『神』認定も『秒』である。

 

『神メーカー』として我が職場のお姉さま達から崇められます。そう、あくまでも我が職場のお姉さま達が『神認定』いたします。

 

・・・・・・・・・・。

 

そんな夢のような妄想をしながら、今日も鏡の中の『実家の母』におののき、イヤでも現実と向き合う住子あった。

 

あ~!なんか頬っぺたに吹き出物ができてるっ!もう・・・。コレどうせ『シミ』になるんだよ! 若者よ、覚えておくがいい。年を取ると

 

吹き出物=シミ

 

できた吹き出物は、そのままシミとして残るってことだ!

 

ちくしょう!

アラフィフ!

ウエストのおんな

 

※さてさて前回は懐かしい中学生時代の通学路のお話でした。その名も『旧道(きゅうどう)』よろしければ旧道のお話、読んでみてくださいね。こちらからどうぞ

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