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【ウエストのおんな〖スニーカーで気分はスキップ♪〗第6話】~ご入学おめでとうございます~

県内で多くの小中学校が入学式を迎えた今週。

 

我が西彼町でもバッチリスーツでキメたパパとママに手を引かれ、体に似合わない大きなランドセルをユラユラと揺らしながら歩く

ピッカピッカの一年生を目にした。

はーん かわゆい♡

 

最近は入学式や卒業式など、母親だけではなくて父親の姿もよく見るようになった。

 

ウン十年も昔の、私が小中学校の時代、子ども関係の行事ごとはほぼほぼ母親の担当で、それから中学校、高校、専門学校まで『父親』という男性の姿は見たことが無かったように思う。。

 

今は出産にも立ち会ってくれる旦那さんも多いから、やはり時代の流れを感じずにはいられない49歳である。

 

それにしても最近のランドセルは実にカラフル!

 

女の子は赤! 男の子は黒!の時代はどこに行っちゃった?

 

それにランドセルの値段を聞いてあまりのお高さに

 

ひっくり返った!!

我が家の子ども達のランドセルは義母が買ってくれたものだったが、当時一番ポピュラーなタイプで3万円を切るくらいだったと思う。

 

今のランドセルは一番お安いタイプでも3万円では買えないと聞いて、変な汗がタラリと落ちた。

 

待てよ待てよ!!

 

将来、孫ができて小学校入学!やれ机だ!やれランドセルだ!となったとき

 

ばあちゃんとじいちゃんになった私と旦那は、果たして孫にランドセルを買ってあげられるのだろうか・・・。

 

ひゅるるるる~~

一抹の不安。

これは『死ぬまで仕事』を続けなければならんのだと、思わぬところで再確認をしてしまった私である。

 

そういえば、海近家には我が家と義理妹のところ、交互に同じくらいの年の子どもがいて、小学校入学時には義母が全員に毎年ランドセルをプレゼントしてくれていた。

 

もう数年も前の話になるが、とうとう最後の義理妹のところの末っ子ちゃんが小学校入学となり、義母も最後のランドセルプレゼントとなった。

 

旦那が「やっとランドセルの終わってよかったの~」(訳 やっとランドセルプレゼントが終わってよかったね)(笑)7 と義母に声をかけると

 

義母:「ばかっ!今度は毎年成人式のくっとたい!!」

と、一喝されていた。(爆)

 

確かに我が家の長男に始まり、一学年違いで義理妹のところと交互に孫がいるんだから我が家の長男をかわきりに毎年成人式がやって来る。

 

ご存じの通り、成人式の前には中学校入学、高校入学もあるわけで、義母にしてみたら、一度お祝いがスタートすると数年は続くという恐ろしい話。

 

私がばあちゃんだったら・・・。今のうちから

 

ランドセル貯金と、成人式積み立てを今からしないと間に合わないんじゃないの?

 

ん~~ 自分の将来もままならないのに~。

 

なんだか、まだまだ現役で子ども達に旦那と私のスネをガジガジにかじられているのに、こりゃ~じいちゃんとばあちゃんになっても、今度は孫達にかじられるんだな(泣)

職場のお姉さま達が「子どもの次は孫にやられるけんね!」と言っていたのがこういうことなのだろう。

 

しかし、そうは言いながらどのお姉さま達も目尻がダラダラに下がっているところを見ると、『孫』と『死ぬまで仕事』を天秤にかけると文句なしに

 

100%『孫』に大きく傾くと理解。

 

まだ孫のいない私は、『わかるけどもわからない』という微妙なところ。しかし旦那はもうすでに『孫』の妄想をパンパンに膨らませている様子で、自分と年の変わらない知人から『孫』の話を聞くと、猛烈に羨ましいらしい。

 

逆に私は職場のお姉さま達が孫に振り回されているという話しを聞いて、背筋がゾワゾワ。

 

お姉さま達がそうは言いながら、実は嬉しい愚痴だというのもわかってる。

 

今は背筋ゾワゾワの私でも孫が出来ると

 

「も~ 孫って目の中に入れても痛くないよね~」

 

とか言っちゃうのだろうか?

そんな自分の姿を思い浮かべて『あり得るかも』と少々心配になった私である。

 

なんせ、どんぶり勘定のザル夫婦なんで、子どもの次は『孫』に貢ぎ出す可能性が『大』どころか『特大』になるのは目に見えているからだ。

 

まあ、全ては『孫』が我が家にやって来てからの話である(苦)

 

それまでは自由な時間をエンジョイしよう。そしてランドセル貯金と成人式積み立てをマジで考えよう。

 

さて、先日の小学校入学式での微笑ましい光景。両手をパパとママとつないで嬉しそうな新1年生。

 

我が家にもそんな時が遥か昔にあったなぁ。

幼稚園や保育園に入園させる時も心配で仕方なかったが、小学校になると更に心配が上乗せマシマシ。

 

当時、未知である『小学校』の世界へ、海近家の第一陣として長男を送り出す時は

 

透明人間になって後ろからついてまわりたい・・・

 

と本気で思ったものだ。

 

きっと初めて新一年生を持つお母さんは、当時の私と同じ気持ちかもしれない。

 

 

でもね、今だから言えるけど、子どもって親が思うほど、そこまで心配しなくても案外大丈夫なものだったりするもんですよ。

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