行ってしまいました。
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それも『ハシゴ』で。
最近「どうしたものか?」と判断に悩むことができた。そんな時は誰かの助言が欲しくなる。
身近な人に相談するのもよいが今回は
「そうだ占ってもらおう!」
そう『占い』。女子は結構占い好き。
アラフィフだって占い大好き!
一応私も『女子』なんで!
とりあえず「ここよかったよ」と知人から聞いた『ここ』へ行きたい!でも人気の先生らしく当日に予約が取れるかわからないし、誰もいなければ飛び込みでもみてもらえるらしいので、とりあえずそこは飛び込みで行こうと計画。
どうしてもダメだった場合のために「ならば他にも候補を」と検索したところへまずは行ってみようと。すんなり予約も希望時間に取れた。
しかし場所はどちらも長崎の街のド真ん中。
ご存じの通り私は長崎出身のくせに、すっかり田舎道に慣れてしまったせいか交通量の多い道路や初めて行く場所などは極力運転を避けたい人間になってしまっている。
しかも長崎市内は駐車場問題が非常に面倒くさい。
こんな時は、グーグルマップ先生とストリートビュー先生にこと細かく御指南いただき、何回も何回もシミュレーションを重ね、加えて『ここの駐車場が満車ならここ!』と、数パターンの経路を用意して自分の中で合格点がでたら当日行動に移せるのだ。
とにかくシミュレーション命!
いつもならそのような手順になるが今回は特に、大好きな『占い』をしてもらいに行くというミッション。もちろんシミュレーションはキッチリ行い、数パターンの経路も用意した。
だがいつもと違うのは『大好きな占いのため』である。
『仕方なく行かなくてはならない』や『どうしてもいかなくてはならない』ではなく
『めっちゃ行きてーーー!』
なのでこんな時の私は、結構 グイグイイケイケである。
雨が降ったその日は、いつもより道路が混んでいるとみて気持ち早めに家を出たつもりだったが、やはりちょっと混み気味。
このままでは予約の時間に間に合わない!
よし!ここは『有料道路』なる未知の領域を使ってみようではないか!
普段なら絶対にそんな安易な考えは思い付かない。出口を間違えて長崎から出ちゃったらどうしよう・・・。それでも気づかなくて県外に出ちゃったらどうしよう・・・。何だかんだで北海道とかまで行っちゃったらどうしよう・・・。
本気で心配なアラフィフである。
でも心配症な私は、とりあえず裏を取りたいので仕事中の旦那に電話。
住子「ねー、有料道路の出口ってどこ?」
旦那『最後のトンネル抜けてまーーーっ直ぐたい」
住子「まーーっ直ぐ? 色々出口別れとらん?」
旦那「だけん、真っすぐと左に別れるけん、そこばまーーっ直ぐたい!」
住子「わかった!まーーっ直ぐね!」
旦那「で、何しに行くと?」
住子「ほーーーっほっほっほ!」
旦那「・・・気ぃつけて行けよ・・・」
そして私はひたすら「最後のトンネル出て真っすぐ。最後のトンネル出て真っすぐ」と念仏を唱えながら運転し、見事トンネルを出て真っすぐ進んだ先のETC専用出口から出てくることができた。
ここでだいぶ時間短縮ができた。ほっとする間もなく駐車場へ車を停めねばならない。そこで問題勃発!シミュレーションしていた駐車場が満車!
大丈夫!そんな時の為の予備駐車場をグーグルマップ先生にご指南いただいているじゃないか!
イヤーン 満車~~泣
ことごとく満車である。雨の影響かランタンフェスティバル最終日だからか、とにかくどこもかしこも満車で泣きそう。
そんな時、片側3車線、対向車側の狭小ビルの1階にギリギリ2台停められる100円パーキングがあった。
さらに2台停まっていたうちの1台が出た!
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
対向車を交わし、狭小ビルの入口に邪魔になるように配置されたガードレールを「ちっ!」と言いながら避けてバックでいいところにストンと停車。
ほんとは運転上手いんじゃね?
と錯覚を起こすほどの俊敏かつ繊細なハンドルさばきである。
こんな時は気持ちも上がりまくり、意気揚々と占いの先生を訪問した。きっとビックリするくらい良いことを言われるであろう心の準備をしていざ先生の話しを聞くと、それはそれはケッチョンケッチョンな結果を惜しげもなく並べていただいたのだ。
あれ~??(笑)
とりあえず、言われたことを真摯に受け止め、ごっくんと飲み込んで次の先生の元へ・・・。運よく誰もいなかったので即対応していただけた。
やはりここでもケッチョンケッチョンに言われたが、なんとなく初めにみてもらった鑑定結果(鑑定?)に少々免疫が付いてしまった私は、それを受け入れる広~くて浅~い器を用意。
良いことは器に残り、あん?と思ったことは浅い器からこぼれ落ちる素晴らしいシステム。
『ハシゴ』までしたのに結果ケッチョンケッチョンだったが、なんだかスッキリ。厳しく言ってくれる方がこの年には新鮮なのかも。
なんとなく自分の道が決まった気がしてその方向に目線を合わせてみようと思えた2月のある雨の日の話しである。