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《ウエストのおんな『空一面のいわし雲』第2話》~ヤル気スイッチ住子のはどこにあるんだろぉ~

土曜日に西海橋公園でイベントがもようされる。楽しみだ。西海市内外からあんなお店やこんなお店がやって来る。やって来ると言えば、一年振りにパツ金のあの人もやって来る!なんとも『ドキがむねむね』の海近住子である。お天気大丈夫かなぁ。

 

スランプです・・・。

私、かなり深刻なスランプに陥っています。

 

なので、最近夕方が近づいてくると冷や汗というかアブラ汗というか、変な湿り気を体に感じる今日この頃。

 

いや~、毎日晩ごはんを何作っていいか全く頭に浮かばなくてほとほと困っているのだ。

 

何も思い付かない。何も作りたくない。何も作れない。時間とかいっそのこと止まってしまえばいいのに。

 

ヤル気スイッチが入っている時期は、クックパットとか検索したり、雑誌に載ってる新しい料理に果敢にも挑んだりして、なかなかのチャレンジャー精神を発揮していたが、一度スランプにどっぷり肩までつかってしまうと、今度いつヤル気スイッチが入るかわからない。

 

というか、その『ヤル気スイッチ』失くしたような気がします。

 

「でもさ海近家って、カレーとシチューとハンバーグのローテーションなんでしょ?」

 

 

 

とか言っているそこのあなた!こら!

 

うん・・・確かに!(笑) お手軽な3品!

 

基本我が家の晩ご飯は【カレー・シチュー・ハンバーグ】のローテーションである。私はその三品を

 

ゴールデン・トライアングルと呼ぶ。

しかし本当に365日『ゴールデン・トライアングル』のみをローテーションしてしまった日にゃ、いくら我が家の『ゴールデン・トライアングル』大好きな次男坊も眉間にシワをよせるという懸念がある。

 

だからその合間あいまには何かしら違うメニューをちょいちょいINしないと、我が家の食卓は成立しないのだ。

 

しかしながらお察しのように、壊滅的に料理が苦手な私である。『ちょいちょいIN』するメニューもだいたい決まっていて、何のかんので『ちょいちょいINするメニュー』もそっちはそっちでローテーションという訳である。

 

結局のところ、『ゴールデン・トライアングル』プラス『ちょいちょいINメニュー』

 

全て決まった料理のローテーションということになるのだ。

 

あまりのレパートリーの少なさに、次男からの

 

「今日のメシは何じゃ!?」

というプレッシャーが私の思考回路をチリチリにショートさせる。(泣)

 

仕事帰り、何も思い浮かばない頭の中真っ白状態でウエストに行ってしまうので、ウエスト内での徘徊が自分でも驚くほどひどい。

 

同じ時間に店内へ入ったメンバーはさっさと買い物を済ませてレジに並んでいるのに、私ときたら『若者まわり』をすでにもう2周半している。

 

それでもカゴの中には、家に帰ってから晩ごはんの支度に取り掛かるまでのまったり時間にいただく自分用にゲットした【近藤まんじゅう】と「今日は甘かモンは無かとか?」と毎日食後のデザートをおねだりしてくる旦那のためにゲットした【2割引きのシュークリーム】

 

そして、意味もなく急に胸筋を鍛えだした次男のおやつにゲットした【マロンパイ3個入】を一つ。

 

・・・・・。

 

ぐはっ!!

おかずになるようなものが一つも無い・・・。

そうするうちに、店内のお客さんの顔ぶれががらりとチェンジしてしまい、一人取り残された私は、ますます頭の中が真っ白。

 

真っ白の勢いで、その辺のパン粉とか味付け海苔とか、何かとりあえず手当たり次第にカゴに収めてそそくさとレジに並ぶ。

 

で、家に帰って同じことを思うのだ。

 

おかずになるようなものが一つも無い・・・。

 

しょうがなく冷蔵庫の中をしばらく眺めて、物色して、おかずになりそうな感じのものを、おかずになれ~と願いを込めて調理し、これはおかずで~すと言いながら食卓へ出す。

ヤル気スイッチが無いわりに、かなり頑張ってると思う。

 

その頑張りのご褒美? 実は来週末、私は鳥となり蝶となる予定である。

 

ななんと旦那と次男二人ともそれぞれ県外へ行かれます。もちろんお泊りで。

 

私はその間、一人お留守番と称して羽根をグイグイ~っと伸ばせるだけ伸ばす至福の時間を過ごせるのだ。

 

マジか♡

 

あらヤダなんか元気が出てきた!お留守番までの一週間、どんなことがあっても乗り越えてみせるわ!

 

一週間限定なら荒ワザで『ゴールデン・トライアングル』を発動しても大丈夫だろう。

 

できれば羽根をグイグイ伸ばしている間にでもヤル気スイッチが見つかってくれると万々歳なのだが。

 

無理だろうけどね(笑)

 

さらさらヤル気なんて微塵もない住子であった。

 

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