「脱炭素社会に向かうまち西海市」の取り組みとして西海市新産業推進課が、ばりぐっど編集部ライターと、普段の暮らしの中で無理なくできる脱炭素生活を紹介する記事を、2022年度から(2022年6月から)シリーズ化してお届けしていくコラボ企画です。
今回は【気軽にできる脱炭素行動を考える】
年度末で忙しい方や新入学、新入社の準備にワクワクしている方など、それぞれの思いで過ごしていることと思います。
今年は、「脱炭素」や「カーボンニュートラル」という言葉を、テレビやSNSで目や耳にする機会が増えたように感じます。
皆さんは、「脱炭素」や「カーボンニュートラル」について、どの程度理解していますか?
( 以下のリンクからそれらについて学ぶことができます。)
・脱炭素
・カーボンニュートラル
簡単にできる脱炭素行動では、マイボトルがおすすめです。
マイボトルを持参して出かけるだけで、自販機で飲み物を購入する回数を減らし、ゴミの量を減らすことができます。
マイボトルにお気に入りのドリンクを入れて行動すれば、自販機を探す必要がなく、好きな時に好きなドリンクを飲めます。これはとても便利で魅力的な点です。
また、手作りのお弁当を持参することで、お弁当容器や割り箸などのゴミが出にくいので、気軽にできる脱炭素行動になります。
自然の中で風景を眺めながらいただく手作りのお弁当は格別ですね。
今年のお花見は、マイボトルと手作りのお弁当を持って出かけてみてはいかがですか。
地元の生産物を消費する地産地消を取り入れることで脱炭素行動となります。生産者と消費者の距離が近ければ、輸送にかかる燃料や距離が減らせるため、生産者と地球の両方が喜びます!
西海市西海町面高で作られたゆで干し大根は、うま味がギュッとつまっていて甘味があり、とても美味しいです。
地元の生産物を消費することで、誰でも気軽に脱炭素行動ができます。
また、動物性原料を使っていないヴィーガン食品を食べてみることも、環境に優しい取り組みへの一歩になるかもしれません。
お肉を使わずに作られた肉まんは、味も食感も普段食べているものと変わらないのには驚かされます。
また、スーパーには多様なヴィーガン商品がありますので、スーパーなどへ行った際には、ぜひチェックしてみてください。
食から始める脱炭素は、気軽に無理なく始められる脱炭素行動ではないでしょうか。
家庭にあるプラスチックゴミが、ゴミ箱から溢れていませんか?
洗剤などの容器や詰め替え用品はプラスチック製品で作られていることが多いです。
詰め替え商品は便利ですが、できるだけプラスチック製品を減らす工夫をするためには、紙製容器のものを選んで使用することや、面倒な詰め替え作業をする手間を省くことができる石鹸を使用することが脱炭素行動につながります。
石鹸は種類によっては、2〜3ヶ月ほど使用できて長持ちし、包装がシンプルなのでゴミの量を減らすことができる、万能アイテムなんです!
「脱炭素すごろく」を、2022年「広報さいかい6月号」に掲載しました。
脱炭素すごろくを通して、普段の生活を振り返りながら、環境問題について改めて考えるきっかけになることでしょう。
家族みんなで楽しみながら、脱炭素行動について学ぶ機会があるのは素晴らしいことですね。
「2022 ZERO CARBON WEEK」が、2022年11月に西海市のオリーブベイホテルで、市民やゼロカーボンに興味がある人や企業を対象に開催され、まちの未来と環境をテーマにしたディスカッションが行われました。
このイベントにより、私たちは脱炭素行動を取るための新しい考えや方法を知ることができました。「SAIKAI ECO DAY」が10月に西海市の地域拠点であるHOGETで行われ、子供から大人まで幅広い年代が、エコを身近に感じてもらうためのイベントが開催されました。
イベントにより、私たちは暮らすまちの環境について考える良い機会を得ることができました。
私たちの生活の中で、メタンやCO2などの温室効果ガスが多量に放出され、地球温暖化が加速しています。
このため、山、川、海などの自然環境には大きな影響が出てしまい、私たちの暮らしを支えるエネルギーが不足してしまいます。
なぜ、私たち一人ひとりの行動が必要なのでしょうか? 「脱炭素」と「私たちの暮らし」は関係ないと思っている方もいらっしゃるかもしれません。実は、我が国のCO2排出量の約6割が、衣食住を中心とする「ライフスタイル」に起因しています。(一人当たり年間7.6t-CO2排出(2017年)
環境省:なぜ私たちの行動が必要なのより抜粋
西海市の美しい景色は、当たり前のように存在していますが、それを維持するためには、私たちができる環境に優しい工夫を取り入れ、暮らしの中で排出されるCO2を減らしていくことが大切です。
すごろくを楽しみながら学び、ゼロカーボンイベントに参加して新しい考えに耳を傾け、さまざまな形で脱炭素について学ぶ機会が今後も訪れるでしょう。
衣食住の中でも、脱炭素について考えることが大切です。
ぜひ、新しい生活に脱炭素な暮らしを取り入れてみてください
西海市新産業推進課では、脱炭素に関する情報をインスタグラムで発信しています。
「脱炭素って何?」って思った方は、こちらのリンクからどうぞ。