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脱炭素といえども、息はして良いんですよ?!〜自然素材の生活道具を使ってみました〜

「脱炭素社会に向かうまち西海市」の取り組みとして西海市新産業推進課が、ばりぐっど編集部ライターと、普段の暮らしの中で無理なくできる脱炭素生活を紹介する記事を、シリーズ化してお届けしていくコラボ企画です。

今回は【暮らしから考える脱炭素】

年が明けて、なにか新しく始めてみたいなぁ〜と思ったり、普段使っているものを新調するタイミングではないでしょうか。
そこで、使ってみたことがないものを試してみたい!と思っている方にオススメなのが、自然素材の生活道具です。

自然素材の生活道具は、木製のカトラリーや歯ブラシ、ホウキなど、こだわった自然素材で造られているため、良質で使い心地が良く、手入れをしながら使うと長持ちします。

便利なプラスチック製の道具に比べると、手間とお金が少々かかりますが、手に良く馴染んで使いやすく、私たちの暮らしに豊かさを与えてくれます。見た目もオシャレですよね!

と言っても、今まで使い慣れたプラスチック製の道具から、自然素材にいきなり変えるのは少し抵抗を感じますよね。
そこで、自然素材で作られた「竹歯ブラシ」をお試しで使ってみました!

自然素材のものは、廃棄する時にCO2の排出量が少なく、土にも還るので地球に優しい生活用品として、注目されています。

竹歯ブラシの柄の部分が竹で造られ、ブラシの部分は、馬や豚などの動物の毛で造られています。
また、動物の毛を使用せずに柄とブラシ部分が造られた、植物性素材の歯ブラシもありますよ。

ブラシの部分がタワシみたいにゴワゴワしていて、磨いたらチクチクしそうな見た目ですが、使ってみるとブラシがとてもやわらかくて、優しい磨き心地です。

ただ、プラスチック製の歯ブラシに比べて価格が高く、家族全員分を一気に買い替えるのは大変なので、お試しに自分の分だけ買ってみると良いかもしれません。

それから、ヘチマを乾燥させて手作りした、ヘチマスポンジをシンクの掃除用として使用しています。水に濡らすとやわらかくなり、ヘチマの繊維が細かい所にも届くので掃除がしやすく、とても使いやすいです。

家の中に、自然素材がころがってると気持ちが安らぎます。

お店で自然素材を見かけた時は、どんな素材でつくられているのか、ぜひ手に取ってチェックしてみてください。

プラスチックごみは今、世界中で注目されており、焼却による大気汚染、流出による海洋汚染だけでなく、生態系にも大きな影響を与えています。

例えば、海に流出するプラスチックごみの量は世界中で年間800万トン、2050年には海洋中の魚の量を超えるとの試算が出されています。
私たちの生活様式を見直さない限り、持続可能な社会・自然環境の構築はもとより、今の生活を続けていくことさえ難しくなることが予想されます。

正しい処理やリサイクル方法を広め、バイオマスプラスチックや代替素材などを理解しながら、プラスチックと賢く付き合っていくことが重要です。

環境省 プラスチックスマートより抜粋


西海市では、各地区でゴミ拾いをおこなったり、海へ遊びに行った時にゴミ拾いをして帰るなど、積極的にゴミを減らす取り組みをおこなっている人達がたくさんいます。

ゴミ拾いに参加した時、プラスチックゴミが多く落ちていると感じたことはありませんか?

プラスチック製品は、価格も手頃で扱いやすく暮らしに便利なものが多く、いきなり環境に優しい製品に買い替えて、今すぐに使い始めるのは大変です。
今家にあるものを大切に使って、買い替えの頻度を減らしたり、壊れてしまったものを買い替えるタイミングで、自然素材の生活道具に挑戦してみると良いと思います。
家にある持ち物について見つめ直し、プラスチック製品と自然素材の道具の良い所を、家族で話し合うだけでも、環境に優しい取り組みになりますよ。

無理せず、興味が持てることから始めてみましょう〜


西海市新産業推進課では、脱炭素に関する情報をインスタグラムで発信しています。
「脱炭素って何?」って思った方は、こちらのリンクからどうぞ↓
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