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科学っておもしろい!子どもから大人まで楽しめた「サイエンスワールド」

ばりぐっど編集部のめーたんです!
令和2年2月15日に西彼中学校体育館で開催された「サイエンスワールドIN 海の青さと森の緑に囲まれた西海市 Part.9」に行ってきました!

 

「子どもたちが知的好奇心、探究心を持って、学ぶことの楽しさを実感するとともに、科学への興味・関心を高める機会を」ということで、毎年この時期に開催されている「サイエンスワールド」。

 

私が会場に着いたときには、すでに多くの家族連れや、学童クラブの子どもたちで賑わっていました!

 

 

長崎大学をはじめ、西彼町内にある3つの小学校、西彼中学校・西彼杵高等学校や西海市内の企業から合わせて11の体験ブースと2つの展示ブースが設けられていて、どのブースにも子どもたちがたくさん集まり、実験や工作を体験していました!

では、各ブースをご紹介します!

 

専門的で科学的!6つの体験ブース(長崎大学)

 

「光はおもしろい」

ペットボトルで虹をつくろう!や、浮島現象の光の進み方などが紹介されていました。

 

 

「へそで茶はわかせるか(ヘロンの噴水 他)」

これは不思議!取っ手をぐるぐる回すと、指で触れているところが熱くなったり、冷たくなったりする実験です。

 

「ホバークラフト」

CDと風船と、2つの部品を組み合わせて作るおもちゃです。つるつるしたところに置くと、勝手に前へ進んで行きましたよ!おもしろい!

 

「波で遊ぼう」

おもりがぶら下がったおもしろそうな装置です!波についてのいろいろなお話も聞けました!

 

「傘袋ロケットで遊ぼう」

膨らませた傘袋に色紙を貼ってロケット完成!工作した後は、ロケットを飛ばして遊びました!

 

「磁石の不思議」

電気を流すと、磁石が敷き詰められたレールの上にある金属の棒がシューっと進みます!リニアモーターカーの仕組みと同じだそうです。

 

 

炎の色を見てみよう!(ダイヤソルト株式会社)

 

「物が燃えるときに、物によって炎の色が変わる」という性質を使って、科学の現場では実際にその物質に何が入っているのかを調べていますというお話と、実際に6種類の材料を燃やして、その色を見る実験が行われました!

子どもたちは「何色の炎になるんだろう?」と、興味津々!炎の色が変わった瞬間に「おー!」という歓声と拍手が!私も思わず、子どもたちと同じ反応をしちゃいました!

 

ちなみに、実験の結果は・・・リチウム(赤)、ナトリウム(オレンジ)、カリウム(紫)、カルシウム(オレンジ)、ホウ素(緑)、ストロンチウム(赤)でした!

 

ダイヤソルトの小橋洋介(こばし・ようすけ)さん(写真左)は、「何でこうなるのかな?と思って、うちに帰って調べてもらえたらうれしいです。実験を通して子どもたちに夢を与えられたらいいなと思います」とおっしゃっていました。

 

 

色が変わるホットケーキをつくろう!(西彼杵高等学校)

紫芋に含まれるアントシアニン色素が酸性で赤、中性で紫、アルカリ性で緑を示す性質を、実際にホットケーキを焼いて見せてくれました!

 

ホットケーキミックスに紫芋の粉を混ぜて焼くと青緑色に!

試食すると、紫芋の風味を感じるホットケーキで、レモン汁をかけた部分が赤紫っぽい色に!レモン味はビミョーでしたが、色の変化がとても面白かったです!

 

 

圧力のふしぎ(西彼中学校)

こちらでは、大気圧と水圧の実験が行われていましたよ!たくさんの子どもたちが集まっていました!

 

 

スライムをつくろう(ときわ台小学校、大串小学校、西彼北小学校)

大人気の体験ブースです!スライムの材料は洗濯のり、ホウ砂水、絵の具。

紙コップに入った材料を、割り箸でかき混ぜるとスライムの完成!

黄色やピンク、緑色などカラフルなスライムを作っていましたよ。

 

 

 

静電気で遊ぼう!

棒をこすって静電気をつくり、アルミ缶を転がす遊びです!子どもよりも大人が必死になる場面も!

棒が触れなくてもアルミ缶がころころ転がります!

 

 

家族と一緒に遊びにきました!

「お父さんとお母さん、妹と一緒に遊びに来ました!」という、大串小学校3年生の池谷瞭佑(いけたに・りょうすけ)さんは、以前にも何度かサイエンスワールドに来たことがあるそうです。

 

会場に来てまず体験したのは「波で遊ぼう」と「スライムをつくろう」のブース。「いろんな波のことや、たて波とよこ波の違いがわかって楽しかったです!スライムは前に作ったときよりもやわらかくできました!」と笑顔で話してくれました!

 

 

 

イベント主催者に聞きました!

今回のイベントを主催する西海市教育委員会の学校教育課・尾畑幸二(おばた・こうじ)さんに、お話を聞いてみました!

 

「このサイエンスワールドは、長崎大学のサイエンスカーラボのご協力をいただいて行っている、年に一度のイベントで、西海市内の子どもたちに科学を身近に触れてもらう機会があったらいいなということで、開催されています。

今回は西彼地区の小中学校、西彼杵高校、ダイヤソルトにも協力してもらっての開催になりました。毎年200名ぐらいの参加者があり、毎回ご好評いただいています。

今の時代、科学の力で支えられているものばかり。これからの未来をつくる子どもたちに、科学を体験してもらい、その学びや経験とともに新しい社会をつくって欲しいという願いもあります」ということでした!

 

 

これがサイエンスカーラボ!

サイエンスカーラボとは、長崎県内の自然科学教育を支援するためのプロジェクトの1つで、各小中学校対象の訪問授業を行う事業です。

(参照:http://www.chiikiedc.nagasakiu.ac.jp/business/carlabo.php

 

 

西海市で発見!恐竜の化石(展示ブース)

 

こちらは西海市で見つかったという恐竜の化石です!子どもたちがとても興味深く見ていました。

西海市に恐竜がいたとは、驚きですね!

 

 

最後に

五感を使い、遊びながら体験できるこのサイエンスワールドは、子どもたちはもちろん大人も楽しめる内容で大満足でした!

子どもたちの頭や心は「なぜ?どうして?」の世界でいっぱい!そういった好奇心や探究心が自由にのびのびと育ってほしいですね!そしてその心が夢を叶える力につながったら素晴らしいなと思いました!

また来年の開催が楽しみです!

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