ウエストのおんな〖スニーカーで気分はスキップ♪〗第10話】~母の日は平穏に~

5月12日(日)   世間でいうところの『母の日』という日は、どうも我が家には無かったらしく   平穏に、ただただ平穏に過ぎ去っていった。 長男は相変わらずの音信不通だし、次男は『吾輩のカレンダーに母 …

5月12日(日)

 

世間でいうところの『母の日』という日は、どうも我が家には無かったらしく

 

平穏に、ただただ平穏に過ぎ去っていった。

長男は相変わらずの音信不通だし、次男は『吾輩のカレンダーに母の日は無い』だし(もちろん父の日も無い)。

 

唯一娘から来たLINEがせめてもの救い。まぁ2月に娘にはドでかい(金額が)プレゼントをいただいたので娘の帳面は消えている。(笑)

 

いつもなら旦那が『母の日ディナー』を作ってくれたりしてたので、日曜日出勤していた私は今回もすっかり

 

『旦那シェフの気まぐれディナー』をいただく『お腹』と『おくち』の用意は出来ていた。

 

まぁ 私は旦那の母でもなく、旦那を育てた訳でもないが、こんな時は母の日をありがたく頂戴する。

 

日曜出勤したし、暑くてヘロヘロだったし、ありがたやありがたや。

とりあえず、手ぶらで帰るとその下心が見え見えなので、いつもの通り仕事帰りにスーパーウエストに寄り、まぁ明日の夕飯の食材を少しとパンでも買って帰ったわけである。

 

すると、旦那はまだ庭にいて、何やら作業に没頭中。

 

あん?

 

なんか知らんが、心地よい汗とかかいちゃったりしてるわ!

 

大好きなゴルフに行って、「歩くのきつかったけどすんごい楽しかった~♡」 のときと同じ表情して充実感満ち満ちじゃないか!!

 

最近家の脇にある、ほぼ崩壊気味だった小さな小屋を解体するのかと思いきや、修理し直してまた使えるようにするらしく、その作業に勤しんでいるのである。

 

ふーーーん・・・

で? 『母の日のディナー』はどうなっているんだい?

 

いやわかっているよ? 私はあなたの母ではないし、育てた思えもない。

 

でも『旦那シェフの気まぐれディナー』は食べるよ?

だって『お腹』と『おくち』は準備万端だもの!

 

『妻の日』が無いんなら、『母の日』にまるっとひっくるめてやってもらって全然かまわないのだから!

 

かと言って、『夫の日』は無いし、まるっとひっくるめた『父の日』も無い。(笑)「きょうは父の日なんですけど」と小声でつぶやかれても、無いものは無い。

 

そのお返しをぶちかまされているのか?

家の中に入り、冷蔵庫を開けるとガラーンとした庫内。冷気が行き渡り、奥さん!効率良く冷えますよ!状態。

 

ちっ! ディナーの食材が入ってないじゃん!

 

肉は? 肉は無いのかっ??

 

小屋修理の材料を買いにナフコには行ったくせ、『母の日ディナー』の食材は買って来てないなんて!

 

急いで自分がさっきウエストで買って来たスーパー袋を覗いてみる。

 

パンにスナック菓子に、1.5ℓペットボトルのジュースに・・・

 

晩ごはんのおかずになるようなものは何も入っていない!あれ?おかしいな、明日のおかずになりそうなものを何か買ったつもりだったのに・・・。

 

どちらかというと、ピクニックかハイキングにでも行くんですか?的なチョイス。

 

さあさあどうするどうする??

どうするったって、あーた!私の『お腹』と『おくち』は『旦那シェフの気まぐれディナー』を今か今かと待ちわびているのに、いまさらキャンセルになりましたとか言える?

 

私、怖くて自分の『おくち』に言えない・・・

しかし、旦那はまだ楽しい作業が終わらない様子。しょうがない、とりあえず何か食するものを作らねばならぬ。でもでも冷蔵庫はスッカスカ!

 

そんな時は!

 

てってれ~ カレーライス!

 

今日は急きょ『旦那シェフの気まぐれディナー』から、『野菜どろどろ母ちゃんカレー』に変更。

 

私の『お腹』と『おくち』はどうにかセブンの高級アイスで手を打ってもらい、慌ててカレーライス製作に取り掛かった。

 

野菜がドロドロなのは、私も次男も大振りなジャガイモやニンジンが苦手だから。全て潰してどろどろに煮込むのが住子流。

 

残念ながら、予定外のカレーライスだったので(笑)、いつものようにトッピングする『から揚げ的なサムシング』は無しであった。なので次男から

「今日はサムシングは無かとか!」と言われたので

 

「無いわっ!!」と返してやった。

 

そんな母と息子の様子をニヤニヤしながら眺めている旦那に『あんたのせいじゃ!』と心の声がこだました。

 

何だかわからないところでとばっちりを受けている幸せな旦那である。

 

そう、平穏に、平穏に母の日は過ぎて行ったのだった・・・。

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