【ウエストのおんな ≪木枯らし吹く日のちゃんこ鍋≫ 第11話】~ティッシュヒラヒラ~

どうですかみなさん。   ツラくないですか? 花粉ですよ『花粉症!』   私はもうジュルジュルのカユカユのメタメタと戦争真っ只中!   毎年のことなんだから、早めに対策をとればいいと思うのだ …

どうですかみなさん。

 

ツラくないですか?

花粉ですよ『花粉症!』

 

私はもうジュルジュルのカユカユのメタメタと戦争真っ只中!

 

毎年のことなんだから、早めに対策をとればいいと思うのだが、周りの人の話を聞くと、自分の症状が『それほどでもないのかなぁ』と感じてしまい、ついその辺りがおろそかになる。

 

しかし毎年のことながら、その症状もその年で軽かったり重かったりするので、症状が軽い年は「あ~今回はそんなツラくなかったな~」で終わるし、今年のように

 

「ん? は? 何? 花粉?」

 

と鼻水の大量放出と、止まらないクシャミでやっと花粉症だと気付いたりする。

 

この季節になるとテレビで花粉症の薬や対策グッズなどのCMや番組が流れ出すが、自分に症状がない時は全くの他人事なので、気にもならず。

 

今年はというと、今週のはじめにいつものように1日をスタートさせたのだが、なぜが顔が痒い。

 

自分の髪の毛が顔にサワサワ掛かると、その刺激で異常に痒い。「痒い痒い」と顔を掻きながら『なんで今日はこんなに顔が痒いんだ!』とイライラしていると、次は鼻が痒い。

 

モーレツに鼻の穴の中が痒い!

家の中では人差し指を鼻の穴に突っ込んでガシガシと掻けるが、外に出ると『鼻の穴』という場所が場所なだけに人目が気になってガシガシやれない。

 

鼻が痒いと騒いでいると次は尋常じゃない量の鼻水がストーンストーンと落ちる。

 

そのたびに鼻をかむと、ティッシュでこすり過ぎて鼻がヒリヒリ。顔を洗った後につける化粧水がジンジンに染みて泣きそうである。

 

そのうち段々と鼻をかむのが面倒になるので、ティッシュを鼻の両穴に突っ込み、ヒラヒラさせながら家の中を徘徊する。

 

家族はもうすっかり見慣れた風景である。

私の鼻の両穴からティッシュがヒラヒラしていても、スマホの方に夢中な感じ。

 

家の中ではヒラヒラもいいが、これまた外に出るときはさすがにヒラヒラはマズイ。

 

家から出る時はティッシュをコンパクトにまとめて鼻の両穴にねじ込み、その上からマスクを装着。

 

はたから見るとまさかマスクの下がそんなことになっているとは!!な感じであろう。

 

花粉症の時の鼻水は実にサラサラで気を許すと『スターン』と床に落ちてしまうほどのクリアさで、じゃんじゃかじゃんじゃか湧き出す。

 

自分の中の水分が鼻水で全部持っていかれそうなくらい出る。

 

そうでなくてもあちこちの水分が少なくてカラカラしているアラフィフなのに鼻水で水分を持っていかれるのは遺憾である。

 

コンコンと湧き出る鼻水の量に、ティッシュのキャパが足りずに結局鼻がヒリヒリするまで鼻をかむ。

 

本当に鼻水と目の痒さ、止まらないクシャミに翻弄される期間である。

どうもこうも苦しくて旦那に訴えてみるが、花粉症にサッパリ縁のない彼には理解も出来ず。ゴミ箱に溜まっていく私が「ちーん」としたティッシュの山を怪訝そうに眺めるだけだ。

 

あぁこんな時、分かり合える同士が欲しい。

 

そんな話をしていると、次男が「オイさぁ、よ~考えたらさぁ、毎年この時期になったら鼻水の出るっさね~」

 

「今まで考えたこと無かったとけどさぁ、これってさぁ・・・」

 

「花粉症よね?」

 

「かれこれ5年前から花粉症やったってことになるばい」

あら! 5年の間、自分が花粉症だと気付かないで生きてきたなんて。幸せなヤツ♡

 

まぁ次男の場合、症状は鼻水だけということで、本当に花粉症かどうかは判断できないが、私のように鼻の穴でティッシュをヒラヒラさせるようなことはしないので、相当軽めの花粉症かもしれない。

 

ん~ 私とレベルが違うのでわかり合える同士になるか不明だが、花粉症の『か』の字も無い旦那に比べたら、間違いなくこっち寄りだろう。

 

今日は休みだったが、一歩も外に出ず。おかげですこぶる鼻の調子も良かったが、明日は出勤なのが憂鬱。朝起きるとすぐに薬を飲み

 

鼻の穴でティッシュをヒラヒラさせながら次男の弁当を作る。

 

出勤時にはマスクを装着。マスクの下は鼻の両穴にコンパクトにまとめたティッシュをねじ込み、パクパクと口呼吸しながら一日を耐えるのである。

本当なら水泳用のゴーグルも付けたい気分だが、そこまでやると「あれはどこの嫁だ?」と噂が飛び交うので今のところは我慢。

 

『あぁ今年も結局花粉症に泣いた年だった』としみじみ思うくせに、きっと来年も早めの対策などはしないのだろう。

 

何年経っても学習しないアラフィフとは私のことである。

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