single.php

1年の集大成!平成30年産のビワ収穫レポート!

こんにちは。ばりぐっど編集部大崎支局のビワ農家主婦ゆっかです。

前回の投稿から随分経ってしまいました。

ビワの収穫作業も終わり、やっとパソコンに向かっているところです。

今回は、そのビワ収穫作業の模様をお届けしようと思います。

 

4月中旬ぐらいから、ビワが色づき始めました。

畑で袋を覗いて熟しているのを確認しながら収穫するので、手間がかかります。

ビワは、採ったあとには追熟しないので、早採りに注意が必要です。

逆に収穫が遅れると、裂果やしなび果が発生するので、採り遅れないようにするため、雨の日でも休めません。

今年は、収穫日に雨が多くて大変でした。

 

我が家の収穫方法!

とり籠を持って畑を回って収穫し、コンテナに移します。

 

倉庫に持ち帰って腐敗や出荷できない傷ものを選別し、コンテナに30袋ずつ入れて、出荷準備をします。

 

個人注文も可能で、1.5キロ入りの箱、袋のまま等、お客様の注文に合わせて対応しました。

ここは、長崎西彼農協大西海ビワ部会大崎支部です。

生産者6名で、共同出荷をしています。(火曜日、木曜日、土曜日が出荷日)

各自、コンテナに30袋ずつ入れ、出荷前日に出荷場に運びます。

前日15時までに、出荷数を板書し、コンテナ数に応じて選果人夫の手配をします。

今年は、5月5日が初出荷でした。

 

作業工程は流れ作業!!

ビワは丁寧に扱わないと、品質価値が下がるので、取扱いにも十分気をつけなければなりません。

まず、コンテナから1袋ずつ台の上に出し、それを1粒ずつに切ります。

切り分けたものを文太(量り)の上に乗せ、1粒ずつ取ると重さを教えてくれるので、

2L・L・Mとサイズごとに分けます。(品種により、3L・4L・5Lも)

 

選果する人が選果台の上に箱を並べ、サイズごとに赤秀、青秀、無印、〇の4段階に選果し、パックに詰めていきます。

 

1箱は4パック入りです。これが基本の入れ方で、特注が入ればその都度対応します。

 

4パック揃うと、検査印を押し、梱包します。

それを一度小迎(こむかえ)選果場に集め、関西や関東方面へ振り分けられます。

6月2日が最後の出荷日でした。

出荷量は、前年より多かった人、少なかった人がいましたが、品質的には、よかったように思います。

生産者の皆様、お疲れ様でした。

選果人夫の皆様、ありがとうございました。

 

出荷終了と同時に、来年へ向けての作業が始まっています。

収穫時期は、1ヶ月程度と限られていますが、1年を通して管理をしないと、いいビワはできません。

今からの管理が重要となります。

 

長崎特産品のビワを全国の皆様へ!

その思いで頑張っています。

後継者不足で、続けていくのは難しい状況ではありますが、何とか維持していきたいです。

また来年、美味しいビワを食べてもらえるように、頑張りたいと思います。

footer.php