こんにちは。少しずつあたたかな風が吹き始め、花粉も飛びまくり、すでにお鼻がグズグズの海近住子(うみちかすみこ)西彼在住アラフィフパート主婦でございます。
我が家には3人の子どもがいる。
あぁ、子どもといっても末っ子がもう花の女子大2年生なので、みんなもういい年の大人だ。
そんないい年の大人がまだまだ小さい頃のお話し。
上ふたりが男子だったので、よく回りのママ友たちから
「男の子ふたりって大変じゃない~?」とか「男の子は荒くて大変よね~」とかよくそのようなことを言われていたのだが、『ん~そうかな?』
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我が家のボーイズは母に似てとてもとても品がいい。
悪さをして謝りに走り回ることもなく、兄弟げんかをしたこともなく。
ただ次男がほんとに小さい頃、部屋の隅に転がっていたオニヤンマを食べていたとか、紙パンツの中の自分のうんちを笑顔で畳にすり込んでいたとか、ウエストの中での鬼ごっこやかくれんぼを全力でするとか。
まだ人間になり切れていない宇宙人の時期は、誰でもそのくらいのヤンチャは当然のことだと思っていたので、仏の優しさで指導は行うがそれくらいで目くじらを立てて怒るようなことはなかった。
長男にいたっては、壁にマッキーで落書きをするでもなく、シールを狂ったように貼りちらかすこともなく、次男よりも怒るようなことは何もなかった。
やはり母似でとてもとても品がいいからだと思わざるを得ない。
まぁ怒ったと言えば、きっとそれは母の『虫の居どころ』がほんのちょっと悪かっただけのこと。
彼にしてみれば『世の中の理不尽さ』を人生で初めて経験したのだ。それも母からそれを教えてもらうという、なんともせつない体験だったかもしれない。
そんなこんなで、彼らはずっと『母譲りの品の良さ』で今日まで成長してきた。仲良くアンダーフレームの眼鏡を指で『クイックイッ』とあげつつ、平和な毎日を仲良く過ごしているのだ。
そういえば、もう一つママ友や、先輩ママに言われていたことがあった。
それは「男の子やっけん、だんだん食欲ハンパなくなるよ~」だとか「とにかく食べるけんね、覚悟しときよ!」などという『男子は食欲旺盛説』をただただすり込まれて、その食欲旺盛な時期を今かいまかと待ち構えていた。
保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校・・・・。
ん?
これまでに食欲が爆発した時期ってあったっけ?
・・・・・・いや、いまだ爆発はしてない。
小学校高学年では長男はソフトボール、次男はスイミングを始め、体を使う分お腹がすいて食欲が止まらないイメージだが、確かにちょっとは食べる量も増えたが、『食欲の爆発』についてはあまり記憶がないので、きっと爆発はしていない。
高校になると、ふたりとも文化部へ転身したので、ますます爆発の危険は無くなった。
我が家で唯一『爆発』を起こしたのは末っ子の娘である。
海近家はだいたい旦那を筆頭に朝食を食べない、というか『食べれない』家族で、みんながみんなギリギリまで寝てたい派というのもあり、起き抜けには胃が食べ物を受け付けないらしい。
かと言って登校途中、車内で食べれるようにおにぎりを持たせても、そのまま家までお持ち帰りしてくるという、母としては少々イラつく行為を平然とやってのけていた次男。
とにかく朝から食べ物を胃に入れると、とてつもなく具合が悪くなるそうで、そんなことを言われたら無理に食べろとも言えない。
おなかが空いて目が覚める私には意味がわからないのだが、確かに自分も朝は食べれない学生時代を過ごしてきたので気持ちはよくわかる。
しかし娘に関しては、部活で運動をしていたということもあったのか、これぞ『食欲の爆発』というのを感じた。
高校でのマックス時はおにぎりを3~4個、菓子パンを1~2個そしてお弁当持参で登校。もちろん休み時間ごとのお菓子や部活終わりのコンビニから揚げも入れると女子として結構ヤバイ摂取カロリーである。
長男次男があんな感じだったので、娘の食欲に少々面食らったものだ。
しかし実はそんなのかわいいもので、職場のお姉さま方の話しを聞くと、あるご家庭ではハンバーグはあいびきを1㎏使うだとか、から揚げはモモ肉を一人当たり1枚使うだとか、白米は5~6合炊くだとか、同じような家族構成で我が家の倍をいくという・・・。
それを聞くと
なんとも家計に優しい我が家の子ども達である。
だからお姉さまのご家庭では出来合いの惣菜を買うより、自分で作ったほうが何でも安く済むとのこと。
え~! 我が家は逆に惣菜を買った方が安く済む場合が多いのに。