皆さん、こんにちは。ばりぐっど編集部 やっち です。
今回、西海市営船乗り場がある瀬戸港の対岸で、毎晩キラキラ光り輝いている『イルミネーション』について、取材してきました。
大瀬戸町にお住まいの方なら、一度は見たことがあるのではないでしょうか。一体、どんな方がされていて、近くで見たらどうなっているのか!?
そこには素敵な空間がありましたので、皆さんにもご紹介させて頂きます。
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どんな方がされているの?色々と訊いてきました!
お話をきかせて頂いたのは、大瀬戸町福島郷在住の『島本さんご夫婦』です。
約10年前に、愛知県から大村市を経てご主人の故郷大瀬戸町へ、Uターンされてきました。この海沿いの赤いお家へ住むと同時に、イルミネーションを始められたそうです。
夜になると・・・・
周囲が暗いため、光がより際立ちます。一体、どんなところなのか。
早速、訪問してみましょう!
まず目に入るのは、高い木に囲まれた広いお庭。お昼間の雰囲気も素敵です!
メルヘンの世界へと誘われるような作りに、「すてき~」と興奮するやっちです。
ここが点灯されるのかと思うと、わくわくしますね。
海に面したお家だからこそ、イルミネーションが映えるんですね。
そして、取材を快く受け入れてくださった島本さんご夫婦。几帳面で丁寧な仕事ぶりのご主人と、料理や絵画(お絵描きクラブの先生)など何でも出来る、はつらつ元気な奥様です。
イルミネーションされると‥‥
始められたきっかけは?
奥様 「仕事の転勤で、7年間カリフォルニアに住んでいました。そこでは、イルミネーションが盛んでみんなしてたから、自分達も始めました。日本に帰ってきてからも、道具があったからしていました。特に今のお家は、夜になると周りが真っ暗だから、映えるんじゃないかと思いまして。私は、好きでやっているんです。」
ご主人 「ここは仕事帰りの人達が船で通るでしょう。だから、疲れた身体が少しでも癒えてくれたら、と思って始めたんです。」
奥様 「えーそうだったの!?」
と、奥様にとっても新たな気づき(笑)
サラリーマンの経験があるご主人だからこそ、解る気持ちなんでしょうね。
今回、取材をうけてもらったのはナゼ?
奥様 「こんなに綺麗なのに、滅多に人も見に来ないから、もったいないなと思いまして。私達は、相手は出来ないですけど、お庭に入って見てもらっても構わないんですよ。」
え~本当に入って大丈夫なの!?と、びっくりしましたが。
ご夫婦は人との関わりが好きで、外にいる時には話しかけてもらっても大丈夫、と話して下さっていました。
おすすめのビュースポットは?
ご主人 「ぜひ、船の上から見てほしいですね。船は右側通行だから、帰りの船は岸まで近く調度いいんですよ。」
お~船の上!!見てみたいですね。見る機会がある方は、ぜひご覧ください。
大変なことは?
ご主人 「年々枝が高くなる一方、私は歳をとっていくから一人では大変です。手が届かなくなりますから‥‥後5年くらいかなと思っています。」
ライトの導線の取り付けは、ご主人お一人で『1週間~10日ほど』かけて作業されるとのことです。
ご主人は技術系のお仕事をされていたこともあり、ライトの装飾時に必要なハンダゴテもお手のもの!
とはいえ、年々木が大きくなり見応えがでる一方で、一人での飾り付けは大変なんだそうです(汗)
電球はどれくらい使っているの?
ご主人 「当初2~3000球の電球で始まったイルミネーションも、年々買い足し、今ではLEDライト7000球を使用しています。」
LEDライトなら、家計面にも防災面にもやさしいですよね。
車で入ってきても大丈夫?
奥様 「空いている土地なら、駐車やUターンをする時に使ってもらっても大丈夫ですよ。来るまでの道が狭いから、運転には気を付けてくださいね。」
夜は暗くなっていますからね。ご自宅前を通過した海沿いの道の先にも、Uターンできる場所がありました。
では、お待ちかねのイルミネーションをご紹介します。
夕暮れ時の点灯~どんどん綺麗に輝きます
毎年11月始め~次年度の1月末まで、Winter(ウィンター)イルミネーションをされております。
今年度も1月末まで点灯予定で、日が沈む17時半頃~21時半(市営船の運航終了時間)まで、点灯しているそうです。
奥様 「夕暮れ時のライトアップも、ロマンティックで好きなんです。」
と、お気に入りだそうです。
綺麗ですよね。お庭に置いてあるベンチや暖炉、窓など絵になる小道具が沢山ありました。
自分達のお気に入りのショットを撮ってみては、いかがでしょうか。
気を付けてほしいこと
●見に来るのは、ご自由にどうぞと話して頂きましたが、道が狭くなっているため、車の走行には十分に気を付けてください。海への転落注意です!
●個人のお宅なので、マナーを守り節度ある行動をお願いします。ご迷惑になりますので、玄関のチャイムは鳴らさないでくださいね。
●海にゴミを捨てないように、気をつけてください。ご夫婦も、海を汚すことはしてほしくないと願われていました。
きれいな海を守りましょう。
おわりに
いかがでしたか。地域の方へ元気を送りつつ、自分たちも楽しまれているからこそ、10年以上も続いているんでしょうね。
いつも遠くから見ていた場所が、近くで体感すると、特別な場所へと変わりました。
写真では伝えきれないキラキラの空間がありますので、興味があられる方は、島本さんちのイルミネーションを見させてもらいに、行ってみてはいかがでしょうか。
住宅街ですので、くれぐれもマナー・モラルを守って楽しんでくださいね。
取材を受けて頂いた島本さんご夫婦、そしてお読み頂いた皆さま、ありがとうございました。