みなさん、こんにちは!
まだまだ残暑が厳しいですが、いかがお過ごしでしょうか?
令和7年度に長崎県で開催される国民文化祭に向けて、昨年度から『アートのまち西海』という事業が始まっており、『西海市文化協会』主催で、芸術の秋にぴったりの楽しいイベントが開催されました。
先日、その事業の一環として開催された、令和5年度 第1弾 『西海市西彼町在住の画家「岡本泰彰氏とバイオパークでスケッチしよう!」』の様子をお届けしました。
今回、令和5年度 第2弾として『西彼町在住の画家「一瀬章雄氏による色の話と西海橋クルーズ」』が開催され、子どもたちと一緒に参加してきました!
一瀬章雄氏について
Contents
原口学芸員さんと一緒に西海橋について学ぼう!
まずはじめに、社会教育課の原口学芸員さんから西海橋の特徴や構造、歴史などについて写真を見ながら教えていただきました。
原口学芸員さんからのクイズに答えたりしながら、普段何気なく通っている西海橋について詳しく学ぶことができました!
一瀬章雄氏の『描きたい想いを伝える形と技法』を学ぼう!
今回のテーマは『描きたい想いを伝える形と技法』。
絵を描くときにまずすることは?
①描く場所を決める
②下書きをする
③色をつける
④色を作る
⑤塗り方
この順番に描くことがほとんどではないでしょうか?
ですが、「今回は『③色をつける』からしていきます!」
色をつけるところから⁈
木ってどんな色?と聞かれて思い浮かぶのは、木の幹は茶色、葉っぱは緑。
空ってどんな色?青、水色 。など、思い浮かぶ色って決まってたりしませんか?
先に色をつけることで、既存の概念にとらわれず、上手い、下手でもなく、自分の中に思い浮かんだ形や色で自由に描いたり、いろんな技法を使って楽しく表現していいんだ!
ということを一瀬氏が描いたものを見ながら教えていただきました。
さっそく、描いてみよう!
今回は絵の具を使って紙に色をつけていきます。
鮮やかな色だけではなく暗い色も、いろんな色が混ぜ合わさってできた色も、なんでもあり!
きれいな絵を仕上げようとせずに、ひたすら無心になって色をつけていきます。
紙全体に水を含ませ、上からいろんな色をつけて、色の滲みを楽しんでみたり、
滲ませた色の上から、筆をトントンとしながら濃い色を落としてみたり、
水と絵の具と洗剤を合わせたものを紙で作ったストローでブクブクと泡立たせて、
紙の上においていくと、泡の形を楽しんだり…
今回一緒に参加されていた、前回講師の岡本氏が実演してくれました!
完成!
色を混ぜ合わせて、重ねて、滲ませてできたのがこちら!
今までやったことがない組み合わせで色を作ってみたり、色が滲んで混ざり合ってできる色を楽しんだり、いろいろ考えずにひたすら色をつけました。
これまでは絵を上手に描くことが目標で、上手に描けずに絵を描くことへのハードルがすごく高くなっていました。
塗り方で色の表情が変わるところや、色の塗り方を見つけることで、絵を描くことが苦手でも、いろんな表現を楽しむことができました!
いざ、西海橋クルーズ!
絵を描いた後は、船に乗って西海橋を見に行きました!
原口学芸員さんから西海橋やその他周辺の歴史や説明をしていただきました。
西海橋が間近に迫ってきました!
橋の上を通ることはあっても、海の上から橋を間近に見れる機会はなかなかないので、みんな興味津々。
目の前に迫る西海橋。
構造がよく分かって、絵を描くときに大変参考になりそうです!
橋全体を描くのもいいですし、自分が好きな部分を見つけて一部切り取って描くのもいいですね。
イメージが膨らみます!!
西海橋の先まで行って大村湾を見渡して西海橋クルーズを堪能しました。
今回参加された方も、参加されなかった方も、西海市の橋や風景、動物など、
自分だけのオリジナルの絵を描いて、ぜひ『アートのまち西海』コンテストに応募してみてくださいね!
『アートのまち西海』コンテスト作品募集
「西海市の橋や風景、動物」などをテーマとしたスケッチコンテストの作品を募集します!
裏面の詳細をご覧いただき規程に沿って、出品されてみてください!
第1弾の『岡本泰彰氏とバイオパークでスケッチしよう!』の様子はこちらから
お問い合わせ
西海市文化協会事務局
長崎県西海市大島町1922-2
TEL:0959-23-2233
FAX:0959-23-2234
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