ウエストのおんな【ニャンコのおひげを揺らす春風 第10話】《怖いのが好き》

ウエストのおんな、2020春

怖い話や映画が好き 怖いけど見たい、聞きたい。見たいけど、聞きたいけど怖い。典型的な怖いもの見たい聞きたい人種である。   思い出すとその遍歴は小学生のときから。あれはお友達と数人で町の本屋さんに出掛けたときの …

怖い話や映画が好き

ウエストのおんな

怖いけど見たい、聞きたい。見たいけど、聞きたいけど怖い。典型的な怖いもの見たい聞きたい人種である。

 

思い出すとその遍歴は小学生のときから。あれはお友達と数人で町の本屋さんに出掛けたときの話。

 

みんなは少女漫画のコーナーで、キラキラお目目の主人公をキラキラお目目で読んでいたが私はその中にはおらず、ちょっと離れた場所で楳図かずおの『漂流教室』を読み漁っていた。

 

その他にも楳図かずお至極のホラー漫画を何冊も堪能していたのである。

 

楳図かずおといえば『まことちゃん』が有名だが(え?若者は知らないの??)ホラー漫画の第一人者でもある。

 

すごくおどろおどろしい絵を描く漫画家なのだ!(テンションぶちあがり)

 

ホラーといえば私はホラー映画も大好物。映画館まで行って見るタイプではないがテレビで放映されるとなると必ず予約を入れる。

ウエストのおんな

特に幽霊系が好き。ゾンビではなく『幽霊』。ゴーストではなく『幽霊』。

 

洋画にはない邦画のあのジメジメがした感じの怖さがたまらなく良い。

 

そんな映画がある日は可哀そうに家族も道連れ。ジメジメした恐怖映画を一緒に鑑賞するのである。

 

自分の好みの映画ではないと悟った次男は自分の部屋へすぐさま逃亡。逃げ場の無い旦那はどうするかというと

 

無理矢理 寝る

ウエストのおんな、ソファー寝

寝室に行くには早い時間だし、かといって興味のない恐怖映画をわざわざ見る理由もない。

 

となれば、ソファーで寝るしかないのだ。

 

一緒に見てくれてもいいのに付き合いの悪い旦那である。逆に私から離れられないかわいいヤツでもある(笑)←(旦那全否定)

 

だいぶ昔に、井戸から女の人の幽霊が出て来るヤツ(貞子)とか、声にならない声で「ああああああああああ」とか言う幽霊が出てくるヤツ(伽倻子)とか、有名なホラー映画がテレビで放映されもちろん見ハマったわけである。

 

当時、スーパーウエストのお隣に小さなレンタルビデオショップがあったので、ハマったついでに翌日にはレンタルショップに赴き、そのシリーズを

 

大人借り

ウエストのおんな、ビデオテープ

昼間、誰もいない部屋で1人、延々と見続けたのであった。DVDではなくビデオテープというところが年代をにおわせる。

 

思ったけど、1人でホラー映画を見てるなんて、はたから見たらそれもなかなか結構なホラーだ・・・。

 

しかし、恐怖映画が好きだという私も、やはり見てしまうと怖くてトイレに行けない・・・。

 

怖くてお風呂に入れない・・・。入るけど、どうしても目を閉じることができない。

 

髪を洗うときに絶対目を閉じたくない!

 

自分に死角を作りたくないのだ

 

だって、目を閉じている間に幽霊が後ろにいたら?ペタ~っとか触られたら?

 

一緒に髪の毛洗ってくれてたら?

ギャーーー!

ウエストのおんな、キャーーー

考えただけでゾゾゾゾ~~っ。

 

そういえば、リアルな話になるが娘が2~3才のころだったか『急に泣き叫びながら部屋の中を走り回る』という怪奇な現象を体験している。

 

毎日だったか、それに近い頻度だったか。それはそれはよく走り回っていた。

 

部屋の隅を見て狂ったように泣き叫ぶ姿は、きっと私たちには見えないものが娘には見えていたのだろう。

 

やだこ~わ~い~

 

尋常じゃない暴れ具合に、はじめは抱っこして落ち着かせようと何度もしたのだが、それを振り切って走り回る娘をなだめることができなかった。

 

しょうがないので本人が落ち着くまで部屋の中を自由に走り回らせていたのを思い出した。

 

リアルにこ~わ~い~

ウエストのおんな

そのうちその症状もなくなくなり一件落着。家の中を泣き叫びながら走り回ることもなくなった。

 

最近になって娘から当時の話を聞くと部屋の中に『鬼』がいたんだとか。やはり見えないものが見えていたらしい。

 

それと『壁』が「なでろ」と言うからずっとなでなでしていたんだとか。

 

ん~、よくわからん

 

まぁ、子どもの頃の不思議体験というのは少なからず耳にする話である。それが我が家でもあったということだ。

 

さて次は次男だが、これはちょっとドキドキする話である。

 

小学校高学年か中学生のときだったと思う。話の流れで『幽霊』の話になった。

 

すると、「うちにもおるよ、たまに見る」と・・・。

 

「たまにトイレの前に白い女の人がおるよ」

 

ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ

ウエストのおんな

それは聞きたくなかった話~。

 

よりによってトイレの前~。

 

いつもなら興味の方が勝って「どこに?」「どんな感じの?」「いつ見た?」「何才くらい?」

 

次男を質問攻めにするところだが、これが自分の家での話となるとスルーである。

 

完全なるスルーである

ウエストのおんな

数年経った今でも、その件については触れない。

 

もしトイレの前にいらっしゃるのが見えてしまった日にゃ~、私は娘の段じゃなく家中を走り回ると思う。

 

というか次男よ、そっち系が見えるのか?? 

 

数年経った今それに気づいた・・・。

 

うん! この鈍感さ!!

 

きっと私は見える見えないの心配はしなくても大丈夫のようだ(苦笑)

ウエストのおんな

 

※さて前回の『ウエ女』は『夢』のお話でしたね! あなたは『夢』を見ますか?ぜひ覗いてみてくださいね~ こちらからどうぞ!

USER CONTENTS