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西海市の豚事情 「大西海SPF豚」とはどんな豚?

「今日のおかずは何にしようかな~」

と、日々スーパーに夕飯の材料を買いに行っている西海市の皆さん。精肉コーナーでこんなシールを見たこと、ありますよね!?

 

大西海SPF豚

うずしおポーク

 

何となく「いいお肉」であることが伝わってくるこのシール。これ、実は西海市ブランドの豚肉であることを表すシールです。

でも、どういう豚だか知っていますか?

(知ってたらかなりの豚肉通!)

 

「”うず潮”は西海橋のイメージだとわかるけど、”SPF”って何なの?」というあなたにお届けします。

 

大西海SPF豚とは

さてこのシールの「うず潮ポーク」と「大西海SPF豚」、実は同じ豚さんなのです。ハイコープSPF種豚という品種です。

 

面高にある大西海ファームで育てられた豚で、この農場ではものすごく厳格に管理された環境で畜産が行われています。

 

大西海ファームのホームページ

この「SPF豚」とは、「Specific(特定の) Pathogen(病原体) Free(無い)の略で、あらかじめ指定された病原体※1を持っていない」(日本SPF豚協会のホームページより引用)という意味で、つまりは

衛生的に管理されて健康に育てられた豚であるということです。

 

その衛生管理は徹底しており、農場に入る車・人はしっかり消毒されます。

そしてなんと人間は豚舎に入る前に、一度お風呂に入る必要もあるのです。シャワーで外界の雑菌を洗い流し、着るものも農場専用の清潔なつなぎに着替えてやっと中に入れるのです!

 

他にも、豚さんの年齢に合わせた飼育環境をそれぞれ用意するなど、安全で健康な豚肉の提供のためさまざまな管理がされているそう。

そしてこのファームでは餌としてサツマイモの皮を与えています。しかも、美味しい干し芋で有名な「大地のいのち」のサツマイモです。皮も美味しそう。

サツマイモのイメージ

(写真はサツマイモのイメージです。)

こうして健康に育てられた豚はきめ細やかな肉質になり、クセがなく灰汁も少ない食べやすいお肉さんとなるのです。

 

なんとなく「いいお肉」と思っていた豚肉には、こんな秘密があったのですね。

 

健康に育った豚肉である「大西海SPF豚」・「うず潮ポーク」は西海市内のスーパーで販売されていますが、レストランや福岡・大阪などの他県への出荷もされています。

大西海SPF豚の売り場

■JA長崎せいひ グリーンセンター

西海市西彼町小迎郷2819-1 Tel:0959-29-7090

SPF豚のロース、バラ、その他部位も取り扱い有。

■スーパーウエスト

西海市西彼町平山郷2325-3 Tel:0959-28-0881

 

SPF豚が気になった方は店頭でチェックしてみてくださいね。

そして今晩のおかずにしてぜひその食感・お味もチェックしてみましょう!

 

 

※1 特定の病原菌とは、豚赤痢、オーエスキー病、萎縮性鼻炎および豚マイコプラズマ肺炎を排除対象疾病です。

 

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