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もうひとつの熱い思い~長崎西海トライアスロン!スタッフ編〜

こんにちは!ばりぐっど編集部の運動が苦手なベーヤンです。

毎日尋常じゃない暑い日が続いていますね~。猛暑お見舞い申し上げます!

先日、この暑さに負けない熱い熱いイベントが大島町で開催されました。

2018/7/15 第26回『長崎西海トライアスロン祭』です。

今年も全国各地からいろいろな思いで参加した、アスリートたちの熱い戦いがありました。

日頃の練習の成績が出せたでしょうか?いい思い出になってくれたでしょうか?

大島町出身のBBGチームのように、それぞれのメイクドラマがあったことと思います。

熱いイベントの裏には、それを支えたたくさんの人がいました。この取材は〈選手を支えた市民ボランティア〉にスポットをあてました。

 

26年続くトライアスロン大会は、水泳・自転車・長距離走(スイム・バイク・ラン)の三種目を連続して行う耐久レース。迎える市民側も毎年楽しみにしています。

 

見えないところで着々と準備がすすんでいますが、大会の5日くらい前になると、大島町のあちこちでこんな風景が……。

カーブに設置された 、ものものしい板や畳。これは、自転車競技の時の危険回避ガード。

これが現れると「そろそろばいねー」「今年はお天気どがんじゃろ?」という話題が増えてきます。

 

今年の暑さは特に厳しいですが、こうしてのぼりも一本一本立てていきます。

大会の会場設置準備も進んでいるもよう。

 

作業員さんの無駄のない連携で次々パイプが立てられています。

 

思い切って声をかけてみますと、みなさん照れながら快く撮影させてくれました。

カッコイイ!暑い中ありがとうございます。

 

こちらでも、大会前日の朝一番に行われる『スイム会場』の設置が急ピッチで行われていました。

見てください。2人の男性が熱い舗道に背中をつけて台の下からも固定しています!

 

この後、大きなクレーンで慎重にスイム会場に浮かべられていきました。

 

影を作るための日よけの寒冷紗もかけています。

おもてなしの食事準備も進んでいました。

こちらでは朝6時から集まって、明日に選手のみなさんに食べてもらうお饅頭を蒸しています。この時点で400個、予定は全部で1000個!だそう。

 

受付会場では、昼の開始に備えて、『長崎県トライアスロン協会』、『婦人会』、『西海市スポーツ推進委員』、整備の為の自転車屋さんなど、多くの大会スタッフが入念に打ち合わせしていました。

 

午後1時、いよいよ受付開始です。

スタッフは、参加者一人一人に「ようこそ西海市へ」の思いを込めて笑顔で接しています。

 

自転車には、「車検」があって、ヘルメット、車体のハンドルやタイヤなどを一台一台確認していきます。

車検が通ったものに番号をつけます。スタッフの方にどんな気持ちか聞いてみると、

番号を貼りながら「怪我をしないで、無事に完走してください」との思いを込めているとのこと。

ここまでいろいろな手続きがあって、安全に参加してもらうことができるのです。

 

最後までスタッフは一人一人に「頑張ってください」と声を掛けていました。

 

 

1993年7月25日から26年間ずっと受付を担当されている、「西海市地域婦人会 大島地区代表」の今村幸江さんにお話をうかがいます。

750名のボランティアスタッフの思いはひとつ「暑い中来てくれた方たちに、笑顔で気持ち良く過ごして競技を頑張ってもらいたい。その思いだけです」とのこと。

 

本当に素敵な笑顔です!

 

選手たちへの思いはスタッフだけではありません。

トライアスロン当日の早朝、各地区の住民たちは、コースになっている道路の清掃を行います。小さな石や、草、落ち葉など、1つも見逃さないよう掃いていきます。

 

選手の皆さんが怪我をしないで、気持ち良く走って行けるようにと思いを込めて。これも26年間続けられている「おもてなし」なのです。

この後、町内すべて車両通行止めになるので、各地区の安全な場所からみんなで声援を送ります。この時、住民に配られる選手名簿の名前は全部ひらがな表記。

 

子どもでも読めるので、「しらとさーん」「カレンさんがんばって!」と名前で応援できます。

初めて名前で応援された方は、ビックリするそうですが、みなさん「嬉しい」と好評だそうです。

 

 

 

さて、会場でも最後の準備が行われていました。

大島のベテラン漁師さんたちが、たくみに船を操りながらスイムコース調整をしています。

 

一方会場でも、腕にマジックで番号を書きます。これは水着にゼッケンが貼れないこともありますが、れっきとしたルールなのです。

 

いよいよスタートが近づいてきました。選手の気持ちも高ぶってきているようで、インタビューもできない雰囲気に。

 

笑顔のおもてなしだけでなく安全である事も大事で、万が一の備えもしています。

 

救命ボートをつけた水上バイクで、競技中の選手の安全を見守ります。

 

選手の競技コース確保にも、たくさんのボランティアの方々がたずさわっていました。

大会中は多くの警察の方々にもお世話になっています。

小回りのきくバイクも「ラン二週目」「最後尾」などと書かれたゼッケンで、沿道の市民に状況を伝えてくれます。

 

 

スイムから自転車、自転車から長距離走と次々に選手が町内のコースを移動します。

朝の掃除を終えた住民たちが待つ、各地区へ選手が向かいます。

きっとあたたかい声援を受けることでしょう。

何秒かで通り過ぎる選手たちとの一瞬の交流です。

「がんばれーーー!」

思わず声援を送るスタッフ!それだけ熱い競技が行われています。

 

救急車両は万が一のため、エンジンをかけ冷房をつけて待機しているそうです。

 

お巡りさんもたくさんの方の安全を守ってくれています。

 

ひとつひとつ紹介出来ませんが、たくさんの役割のスタッフの方がいました。

 

 

最終コースにちかくなるほど、中・高生のボランティアが選手たちを迎えます。

 

ここはランの給水地点、クタクタの選手たちも子どもたちの声援でもう一度元気をもらいます。

荷物運びの時でも、笑顔を見せてくれました。

 

 

大会中ずっとアナウンスをしている森山 祐二さん

選手のエピソードを踏まえた紹介やライブ中継をしています。

きっと当日の朝まで何日も何日も原稿を書き直し、選手の番号と名前を間違わないよう練習しているのでしょう。

見えない努力がうかがえます!

 

 

 

本部にも、記録係りや高校生ボランティアがゴールの瞬間からお手伝い。

 

 

頑張って完走した選手たちには、おいしいおもてなしが待っています。

疲れた選手に大好評なのが、つゆが自慢のそうめん!

「お代わりもできるので毎年たくさん食べます」という方や

「ペットボトルでつゆを持って帰りたい」という方も。

 

こちらがそのそうめんや、大会終了後の交流パーティーに食事を提供している『環境美化を考える会の田口昭子さん』

26年間、選手たちの体力消耗を考慮した食事をつくっておもてなしをています。

今年もアジフライやトマト煮込みスープ、煮しめなど地産地消の13品目のメニューがあるそうです。

ボランティアスタッフとしての学生たちも、最後まであきらめないでゴールしたアスリートたちを間近で見ることができて、きっといい経験になったことでしょう。

 

パーティー会場の外では、スタッフたちによる撤収作業、ゴミの片づけなどが静かに行われていました。

 

 

初めて参加した大学生の感想は

「初めての参加で、受付で頑張ってくださいと言われて嬉しかったです」

「沿道の応援の声が聞こえると、元気をもらえました」

2年間はご夫婦で、今年は子どもさんが参加する、と言う五島から来られた木口さんファミリーの感想は、

ご主人は「フェリーを降りると、この田舎感がたまらなく好きなんです」

奥さまは「みんな優しく応援してくれて、来年もまた来たいと思います」と嬉しいお言葉をいただきました。

 

スタッフの方の笑顔と思いは参加者の皆さんにちゃんと届いています。

 

また、来年みんな笑顔でSAIKAIできるといいですね。

 

以上、トライアスロン会場からの報告でした。

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