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西海市で実現!世界で活躍する水墨画家【曹亜鋼】×時代をつくる音楽家【小室哲哉】コラボレーション作品

皆さん、こんにちは!ばりぐっど編集部ライターやっちです。

西海市崎戸町に、世界で認められ活躍されています水墨画家のアトリエがあることは、ご存知ですか?

その名も中国出身の水墨画家【曹亜鋼(ソウ アコウ)】さんです。様々な作品を制作されてこられた曹さんが、この度自身最大規模の作品に挑戦されました。

そして、その作品に楽曲で彩りを添えますのは、数々の名曲を生みだされています【小室 哲也(コムロ テツヤ】さんです。

絵に音楽をつける!?一体どのような世界が繰り出されるのだろうと、興味津々の筆者!完成披露発表会へ参加してきましたので、あの時の感動を皆さんにもご紹介したいと思います。

どうぞ、ご覧ください♪

ドキドキの完成披露発表会

2023年11月27日(月)15:30~16:40 『曹亜鋼 アートセンター日本最大の水墨画「永遠の富士山」完成披露発表会』が、西海市崎戸町にあります曹亜鋼国際芸術交流センターで行われます。

北緯33度線展望台近くの天海の城内(旧ホテル崎戸)の場所です。

そして、ゲストとしてご登場されますのが【小室 哲哉】さんです。

どうして、西海市に小室さんが!?と驚かれる方も多いかと思いますが・・・・。

実は、この度『小室哲哉さん、水墨画から得たインスピレーションで楽曲制作 ~曹亜鋼×小室哲哉コラボレーション作品がNFTで販売も予定~』という共同制作が行われました。

  

ー会場では曹亜鋼さんの経歴が紹介されていました。

惚れ込んだ日本の技法に中国の伝統を融合させて新境地を切り開いてこられた曹亜鋼さんは、2005年には国連の「世界平和アカデミー大賞」を受賞されました。日本の自然、風物が好きで福岡に在住され、アトリエを西海市崎戸町に構えて活動されています。 (引用:曹亜鋼アートセンター冊子)

このパネルを見れば、どれだけ曹亜鋼さんが日本の芸術・文化に貢献されてこられたのかが分かります。

会場にはすでに多くの報道陣に、カメラも設置され準備万端です。前方の壁には、曹亜鋼さんの作品が艶々の赤いカーテンに包まれています。どのような作品が観られるのか、わくわくドキドキです。

いよいよ始まります!

 

まずは、曹さんと小室さんのお話し

今回のコラボレーションに至った経緯など質問に答えられます。(一部抜粋)

曹亜鋼さんのお話し

今回モチーフに選んだ富士山へ対しての特別な思いを話されました。

「見ようとしても、中々見ることができない・・・・神秘的な山。どれくらい美しく、どれだけ素晴らしいか。日本へ移住し36年の集大成として『大富士山』を描いた。

中国で学んだ芸術的な方法×日本の芸術!このコラボレーションに、心臓がバクバク拍動し、わくわく楽しみでもあり、凄く緊張する。」

と興奮気味に話され、早く皆さんに観てもらいたいという自信と期待が感じられます。

そして、「この作品が人々に希望や原動力として、役目になると嬉しいです。永遠に人々を元気にしていく。」

と作品への愛と役割について話されました。

 

ー小室哲哉さんのお話し

上下黒の服に身を包み、淡々とお話しされます。

「中国の永い歴史で育った曹先生が、そういうところ(日本の風景美・芸術)に着目してくれたことに感謝します。」

と曹さんの育たれた背景を踏まえてお話しされ、見る視点の違いを感じます。

「1日の富士山、1年の四季折々で魅せる富士山。色々な変化やスピード感がある。今日で完成ではなく、この曲がこれから色々変化していくのも楽しみ。」

と話されました。

これまでに制作の見学も踏まえ3度西海市へ訪問された小室さん。長崎の印象については、

「九州の中でも長崎は特別と思っており、戦争の被災地でもあり歴史の中で色々なものを背負っている町。島々が語り部のような。」

と話されます。

【長崎】という場所が持つ歴史も感じ取られる、小室さんの芸術家としての感覚に凄さを感じます。

さあ、いよいよ『永遠の富士山』のお披露目です!

どんな空間が待っているのか、来場者一同期待感が膨らみます。

 

「永遠の富士山」登場!小室さんが生演奏されます♪

こちらが、縦3.65メートル横9.2メートルの巨大な水墨画で描かれた作品名は「永遠の富士山」です!!

壁一面に広がる圧巻の富士山に魅了されます。

「永遠の富士山」について

独自の技法で描き上げた本作品は、曹亜鋼の印象に強くのこる日本の風景美と富士山をメインテーマに制作しています。そして色褪せることのない岩絵具を使用し色付けをすることで、永遠に金色に輝き続ける富士山が描かれています。会場では、大迫力の水墨画とサウンドシステムにこだわって設営された会場で作品をお楽しみいただけます。  (引用:曹亜鋼アートセンター資料抜粋)

小室哲哉さんによりますピアノの生演奏です。優しい音色で始まり、朝の清々しさやこれから進んでいく印象を受けます。
少しですがぜひ動画でご覧ください。会場の雰囲気を味わって頂けたらと思います。
小室さんの代名詞でもある「シンセサイダー」の音・リズムにピアノの音が重なり融合し、表現の幅が広がります。

曹さんも話されていました太陽の光を浴びて刻一刻と変化する富士山の様子が、音楽に合わせてライトの色で演出されます。

自然の厳しさや荒々しさ、刻々と変化する天候、風の影響で雲が動き見え隠れする富士山の様子が音で表現されます。

ライトの演出と音楽によって同じ1枚の絵ですが、365日毎日ページをめくっているような変化を感じることができます。とても不思議で、どんどん会場全体が「永遠の富士山」に引き込まれていきます。
真っ赤に染まる富士山に激しい音が重なり、荒々しさや勇ましさ、強さを感じます。心臓にまで響く振動を感じ、自然と目が潤み感動します。

そして、最後には金色の富士山が出現し、壮大さ、広がり、これからも続いていくという自然の雄大さを感じました。

ぜひ皆さんにも、現地へお越しいただき実際に体感して頂けたらなと思います!

今回の作品は、NFT(デジタル資産)としての販売も予定されています。

 

小室さんのお誕生日のサプライズも♪

11月27日は小室哲哉さんの65回目のお誕生日でした♪サプライズでバースデーケーキが登場し、会場中の方でお祝いしました。

楽曲の発表も無事に終え、にこりと微笑まれる小室さんの表情が可愛らしかったです♪

 

お二人のお顔が、今回のコラボ作品の大成功を表していますね。素敵な空間をありがとうございました。

作品は、西海市崎戸町の「曹亜鋼国際芸術交流センター」の改装工事(令和5年12月〜)が終わり次第、一般公開予定です。(令和6年5月頃完成予定)

おわりに

みなさん、いかがでしたか。壁一面に広がる富士山の絵は圧巻で、小室さんの音楽が加わり、どこまでも奥行きが広がる世界が表現されていました。西海市で観ることができる貴重な場所です。

皆さんもぜひ崎戸町へお越しになり、『永遠の富士山』を見て、自然豊かな風景に癒され、美味しいものを食べて楽しんで頂けたらと思います。

曹亜鋼さんと小室哲也さん!西海市で素敵な作品を制作して頂き、ありがとうございました。これから、この作品を通して色々な方とのご縁が繋がっていく世界が楽しみですね。

お読み頂き、ありがとうございました♪

Information

【曹亜鋼国際芸術交流センター】
長崎・西海
住所:〒857-3102
   長崎県西海市崎戸町本郷362-1
TEL :0959-37-3737   FAX: 0959-37-3738
E-mail: info@tenkainoshiro.com
URL : https://tenkainoshiro.com

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