あちらこちらでイベントが開催され、大いに賑わっていますね!
西海市でも大きなイベントが連日おこなわれ、大盛況で終わりました。
その大きなイベントの一つ「2022 ZERO CARBON WEEK」をレポートします!!
Contents
『2022 ZERO CARBON WEEK』とは
脱炭素社会に向かうまち西海市で、グリーン産業やデジタル産業をテーマにしたパネルディスカッションをおこなうイベントで、2022年11月10日から12日の3日間開催されました。
色々な分野で活躍されている市内外の方達が登壇し、さまざまな情報と意見を交わしながら、脱炭素を目指す西海市の未来のことを考え学び合う、とても内容の濃いイベントでした!!
気になるトークの内容は?
難しそうな内容かなぁと思っていたら、今からすぐに取り組むことが出来る話もあり、イベントがとても身近に感じられました。
ディスカッションの中で、ひとつ気になったワードがありました。
それが「VPP」です。
(VPP=バーチャルパワープラント)
( 図:VPPのイメージ)
VPPとは、自身または第三者の所有する発電設備や蓄電設備をIoTなどの技術を使用してコントロールし、また電力需要をAI等で予測・管理することで、あたかも実際の発電所を所有しているような機能を有すること。
(※ IoT=モノのインターネット)
1ヶ月ほど前に、我が家に営業の方がやってきて「VPP」を勧めてきたことを思い出しました!
その時は、あまり内容が理解できず、怪しいものだと思っていましたが、トークセッションの中で「VPP」が挙げられて、環境に優しい電気の作り方や、その電気を必要な時に必要な分だけ無駄なく使用する方法があり、電力の選択もどんどん進化して増えていることがわかりました。
もうすでに「VPP」を家庭に勧めてくる出来事が起こっているということは、私たち消費者側も知ることが必要なのだと感じて、今回のイベントできちんと知ることが出来たので、また一つエコな暮らし方の選択肢を増やすことが出来ました。
新しい情報を収集することも、脱炭素社会へ向かうための一歩になります。
生活の知恵となる話が、たくさん聞けました!
脱炭素をアートで表現
トークディスカッション終了後には、CO2フリー電気を使ったインスタレーションアートの鑑賞が楽しめました!優しい光と音の演出で持続可能な未来を表現した作品が展示され、空間と私たちの心を彩ってくれていましたよ。
西海の食材を活かしたフードもありました
アート鑑賞を楽しんでもらっている間、会場ではフードパーティーの準備が行われていました。
イチョウの葉やすすきなどを使用した自然を感じられるテーブル演出で、環境に配慮された素材を使用し、フードロスも考えられたお弁当形式。
地産地消とフードロスをテーマに考えて作られたゼロカーボンウィーク限定のお弁当は、西海市の素材が主に使われていて、とても優しい味で西海の恵みがいっぱい詰まった滋味深いお弁当で、ゼロカーボンイベントのテーマにピッタリとはまった素敵なフードパーティーでした。
なるべくゴミが出ないように配慮して、包装などもシンプルにしたゼロカーボン限定のお弁当の内容は、専用サイトで紹介されています。こちらのQRコードからご覧ください。
環境配慮のきっかけとなるようなノベルティ
イベントには、脱炭素について知るきっかけになるようにノベルティが準備され、タンブラーや持ち運びに便利なコンパクトサイズの水筒、自然素材のカトラリー、防災グッズなどが参加者に配られました。
ノベルティには全て、ZERO CARBON CITY SAIKAIのロゴ入りで、自慢できそうなほどレア感が出ていました!
水筒をいただきました。水筒は、どこにでも持ち歩けるので、飲みたい時にすぐ飲めてペットボトルなどを買う必要もないのでゴミが出ません。一つ一つ考えて作られたノベルティは、環境に優しい取り組みについて考える良いきっかけになります!
私たちの暮らしに大きく関わっていく「脱炭素」が、このイベントをきっかけに身近な問題となったのではないでしょうか。
一人一人が無理のない自分に出来る脱炭素行動をおこして、それを誰かに発信していくと最初は小さな力でもだんだん大きな力に変わっていくように思います。
以上、小さなまち西海市から新しい挑戦に向けた大イベント「2022 ZERO CARBON WEEK」のレポートでした!!