こんにちは、ばりぐっど編集部です。
先週から始まった、【お菓子のいわしたが贈るクリスマス】シリーズ。
もうシュトーレンでのカウントダウン、始めましたか?
今からでも遅くありません!
クリスマスを待ちわびる間の、楽しみができますよ♪
では!本日はいよいよ、鍾乳洞でどのようにしてシュトーレンが熟成しているのかご紹介します!
Contents
初潜入!七ツ釜鍾乳洞に眠るシュトーレンを激写!!
前回お伝えした通り、いわしたのシュトーレンには高いオリジナル性があります。
それが、お店をかまえる西海町を代表する名所のひとつ、七ツ釜鍾乳洞とのコラボレーション。
一体どんな状況なのか!?
想像がつかずに「実際に拝見したい!」という私の要望を、店主が快く受け入れてくれました!
みなさんご存知かと思いますが、まずは七ツ釜鍾乳洞について簡単にご説明します。
七ツ釜鍾乳洞(ななつがましょうにゅうどう)は西海市西海町中浦北郷にある複数の鍾乳洞の総称。1936年に「七釜鍾乳洞」の名称で国の天然記念物に指定。観光地としては、一般公開されている「清水洞」を指す。(参考:七ツ釜鍾乳洞パンフレット)
今回、いわしたがシュトーレンを保管しているのは、この観光エリアではりません。
地域の環境保全団体が保有する敷地内の鍾乳洞です。(場所の特定は秘密〜♪)
主にシュトーレンを鍾乳洞内に運ぶ作業を行なっていのは、店主の武士さん。
お店のスタッフでも、この場所や状況をほとんど知らないということです。
そんな場所を取材させいただけるとは、感謝です!
いざ、潜入〜!!
この日はカンカン照りの晴天でしたが、鍾乳洞内に足を踏み入れると、やはりこの通り真っ暗。
私が、鍾乳洞に入ったこと自体に興奮していると〜
店主が「こちらです!」
厳重に保管されているところを、なんと開けていただけることに!
さぁ、さぁ!
オープン・ザ・ボックス!!
ご覧ください!
中にはギッシリ並べられているシュトーレン!!
シュトーレンはこちらに保管されることで、焼き上がりから皆様のお手元に届くまでの期間、じっくりと美味しさを深めているのです。
それが可能なのは、七ツ釜鍾乳洞が発酵・熟成に最適な温度と湿度を一定に保っているから。
加えて、私がこの場にきて感じたこととして、この七ツ釜鍾乳洞に漂う神秘的な空気感をも、シュトーレンに取り込まれているような雰囲気がありました。
聖夜のイメージである神秘性ともリンクして、いわしたのシュトーレンが、クリスマスに向けたスイーツにふさわしいということを体感したように思います。
また、店主は言いました。
「地域の豊かな資源を活用できて嬉しいです。この試みはシュトーレンを保管するという意味だけではなく、例えば西海市出身の方がシュトーレンを通して地元の良さを実感したり、市外の方が西海市にこんな魅力的な場所があることを知ったりするきっかけになればという意味も含まれています」
お菓子を通して地域活性にも寄与している、店主の熱い思いを感じました。
日を追うごとに増す楽しみと深まる味わい!第2週目のシュトーレン
さて、先週シュトーレンを食べ始めてから、約1週間が経過しました。
2週目のシュトーレンは、見た目にも外側の粉砂糖がしっかり生地に馴染んでいます。
前回同様、スライスにしていただきます♪
フォークを刺した感触も、前回のザクッとしたものに比べて、ほどよくしっとり。
そのしっとり感は、口に入れるとさらにわかります。
生地に含まれる砂糖を噛む音が、前回は表立ってリズムを刻んでいたのが、今回はまるでBGMのような演出です。
前面に感じるのは、ドライフルーツが柔らかくなり、風味が豊かになっていること。その風味が生地にも染み渡っており、まさに熟成が進んでいることを実感します。
濃厚さが増したシュトーレンには、濃いめのコーヒーがぴったり。
大人の雰囲気が漂う、上品なティータイムが楽しめそうです♪
「次に食べるときはどうなっているのだろう」と、日を追うごとに楽しみと味わい深さが増すシュトーレン。
次回は、3週目。発酵・熟成の極みに行き着いた味わいが、今から待ち遠しくてたまりません!
そして、【お菓子のいわしたが贈るクリスマス】シリーズとしても最終話。
今回うかがった店主の地域に対する思いに加えて、お客様への思い、お菓子作りへの思いという、この道のスペシャリストだからこそ語ることができる貴重なお話を聞かせていただきました。
どうぞ、お楽しみに♪
ここで速報です!!
12月7日、記事の打ち合わせのためにお店にうかがったところ、テレビの取材が来ていました!
さすが、市内外から注目を浴びる名店!
この取材内容は、12月10日・月曜日のKTNプライムニュースで放送予定ということ。
お見逃しなく!!