こんにちは、ばりぐっど編集部です。
先週から始まった雪浦ウィーク特集。
第2回は、『雪浦ウィークと共に育つ地域の子どもたち』についてお送りします。
雪浦ウィークは、大人だけが企画・運営しているものではありません。
地域の子どもたちも、積極的にかかわっています!
Contents
笑顔が輝く!雪浦ウィークでの子どもたちの活躍
街かどライブ
雪浦ウィーク中、雪浦小学校の子どもたちが街かどライブを繰り広げます。
昨年の様子より、
低学年のかわいいコーラス隊。
中学年の素敵なリコーダー。
高学年の貫禄のフォルクローレ。
子どもたちによる、来訪者への心のこもったおもてなしです。
一生懸命練習した子どもたちのライブ、ぜひご注目ください!
スタンプラリー
雪浦小学校の授業の中で、「雪浦ウィークを盛り上げたい!」と子どもたちが考案して始まったスタンプラリー。今年で7年目になります。
毎年スタンプを集めると、先着で記念品がもらえる特典付きです。昨年は、子ども達の俳句が書かれたしおりでした。今年の内容が楽しみですね♪
スタンプラリー台紙は、総合案内所(雪浦地区公民館)でもらえます。
ぜひチャレンジしてください!
雪浦で育った子どもたちが大人になり、かかわり続ける雪浦ウィーク
雪浦ウィーク開始の20年前、幼かった地域の子どもたちも今は大人に。
その経過を経て、雪浦ウィークにかかわり続ける地元出身の方々をご紹介します。
雪浦撮影隊の坂本力(さかもと ちから)さん
「雪浦撮影隊」は、雪浦で育った現在20代の若者たちで結成されており、故郷の素晴らしさを映像で発信しています。
隊長と監督を務めている坂本さんに、お話をうかがいました。
「小学生の時に、同級生の保護者の作品展を見に行ったことが、雪浦ウィークとの初めてのかかわりです」と坂本さん。
また小学校で、『つがねの時間』という地域のことを学ぶ総合学習の中で、雪浦ウィーク期間中にバスで音浴博物館へ行ったこともあったそうです。
10代後半、進学のため雪浦を離れ、放送局でアルバイトをしていた時のこと。
大瀬戸町の他地区に撮影に来たとき、「故郷である雪浦の魅力を撮影したい!」と思ったのをきっかけに、家族に見せるくらいの簡単な動画撮影をひとりで始めました。
しかし「もっと多くの人に雪浦を知ってほしい」と思い、地元の同級生と雪浦撮影隊を結成。
雪浦撮影隊として初めて撮影したのは、第16回の雪浦ウィークでした。
その後、地域の伝統行事「雪浦くんち」や「ホゲットウ石鍋遺跡」など、さまざまな作品を作り続けています。
雪浦を舞台にしたCM制作では「NCCふるさとCM大賞」で、2016年「ユニーク賞」、2017年「審査員特別賞」を受賞。
現在、教育のお仕事をされている坂本さん。
「小学校で地域に関することを学んだ経験が、少なからず地元への愛着の強さに影響していると思います。雪浦小学校はこれからも残り続けて欲しいですね」
と母校への思いを語っていました。
「小さな町だけれど、雪浦ウィークは多くの人が訪れ、雪浦への移住者も増えています。それだけ魅力ある町。自分も大人になり、いろいろな場所を見てきたからこそ、あらためて雪浦の風景の良さや素晴らしさを感じています。映像を通して広く伝えたいです」
と、深い地元愛とさらなる制作への意欲をみせました。
雪浦撮影隊は、今年の雪浦ウィークの撮影はもちろん、森田屋にて『雪浦くんちドキュメンタリー・豊年太鼓〜心豊かになる太鼓〜』の上映会を行います。
ぜひご観覧ください!
雪浦撮影隊の情報はこちら↓
マップデザイン担当、杉本美咲(すぎもと みさき)さん
今年の雪浦ウィークマップのデザインを手がける杉本さん。
雪浦ウィークが開始されたのは、彼女が10代の頃。
「当時は通学で雪浦を離れていました。それでも、雪浦ウィークのことは耳にしていました」
幼い頃から絵を描いたり、アートにふれたりすることが好きで、進学先もデザイン科。雪浦ウィークのことはずっと気になっており、社会人になり初めて出店しました。
絵画を中心に出品し、「自分の作品を気に入って買ってもらえるんだ!」
と感動に近い感覚を抱いたといいます。
その後、創作の幅を広げ、染物や布小物などを出品。
今年はemau(エマウ)という店舗名で、トートバッグや子ども服なども出品予定。
初めてマップのデザインをするにあたっては、
「20周年ということもあり、今までの雪浦ウィークのテイストを壊さず、でも新しさもあるデザインにしなければというプレッシャーがありました」
と語る杉本さん。
こちらが発行されたばかりの新しい雪浦ウィークのマップです!
杉本さんの思いがこもった、手描きのようなあたたかみを感じるデザインに仕上がっています♪
「雪浦ウィークは出店者や関わっている人が多いため、情報に間違いがないかをチェックするのが大変でした」
実行委員会事務局と、夜遅くまで連絡をとりあったこともあったそうです。
マップの裏面には店舗をはじめ情報がびっしり。
雪浦ウィークが盛りだくさんの内容である証ですね!
「私が感じる雪浦ウィークの楽しさ、あたたかさ、雪浦の空気感を、マップを通して少しでも多くの方に感じていただけたらと思います」
という杉本さんの思いがこもったマップです。
市内では市役所、観光協会、外海夕陽ヶ丘、みかんドームなどに設置。アルカス佐世保、時津図書館など市外にも置いています。
インターネットからダウンロードも可能→ゆきのうらnetより
ぜひ手にとってご覧ください!
雪浦ウィーク特集第3回と第4回は、マップに掲載されている店舗をご紹介します。
お楽しみに!