single.php

おかえりなさい!マレーシアで国際交流を体験した中学生たち

8月19日から26日まで、西海市内の中学生7名が「中学生マレーシア交流事業」に参加し、現地で8日間の貴重な体験を重ね、無事に帰ってきました。帰国した当日に大瀬戸コミュニティセンターで行われた報告会では、集まった関係者や保護者、引率者が見守る中、子どもたちは現地での活動や交流の様子を語りました。

中学生マレーシア交流事業とは

西海市国際交流協会が主催し、西海市から財政支援を受けて毎年実施されている、中学生を対象とした国際交流事業です。

大きな目的は、西海市の子どもたちをグローバルな人材として育成すること。外国の文化や人々と触れ合うことで、日本や故郷、自分自身を外からの視点で見つめ直す貴重な機会となり、子どもたちの視野を広げ、国際感覚を育みます。(マレーシア交流事業資料より)

マレーシア訪問団として、引率者3名(西海市国際交流協会から事務局長の渡辺督郎氏と協会員の宮永健次氏、西海中学校の山下紗枝教諭)と、応募者の中から選考された市内の中学生7名(2・3年生)の合計10名が派遣されました。

どんな活動をしてきたの?

画像提供:西海市国際交流協会より

子どもたちは、マラッカ州の公立中高等学校を2日間訪問し、一緒に交流活動をしました。現地ではホームステイを4泊。ホストファミリーにあたたかく迎えられ、マレーシアの日常生活を過ごしました。マレー語、英語、日本語を交えてコミュニケーションをとりながら、現地の生活や文化に触れ、市内の観光地を訪れたり、買い物をしたり、また、結婚式にも参加するなどいろいろな体験をしました。

首都クアラルンプールでは、JICA(国際協力機構)のマレーシア事務所を訪問し、日本のODA(政府開発援助)について学ぶ機会があり、とても貴重な経験をしました。訪問した先々では、事前研修で練習した「ソーラン節」を披露して、現地のみなさんに喜ばれたそうです。

現地で体感したマレーシアと日本の違い

画像提供:参加中学生より

ホストファミリーと過ごした子どもたちは、1日に3回の食事と2回のティータイムがあり、「ティータイムでも普通の食事と同じぐらいの量があった」「手で食事をした」「味付けはとても甘いか辛い味で、ご飯がパラパラしていた」など、食文化の違いを感じたそうです。また、トイレやお風呂事情の違いに戸惑ったこと、現地の生活で実感した日本との生活習慣の違いなどを報告しました。

画像提供:西海市国際交流協会より

現地の中学校では、「チョンカ」というマレーシアの伝統的なゲームをして楽しんだそうです。遊び方を英語で説明され、「英語をあまり聞き取れなかったけれど理解できた」「自分の英語が相手に通じた」「もう少し英語を勉強して行けばよかった」などの感想や、「積極的に話しかけてもらい、友達になれた」「一緒に写真を撮った」と、中学生同士で交流を楽しんだ様子も紹介されました。

当たり前のことが当たり前ではないと学んでほしい

マレーシア交流で子どもたちを引率し、共に8日間を過ごした山下紗枝先生のコメントをご紹介します。

今回のマレーシア交流では、子どもたちとの関わりを通じて多くのことを学びました。7人の子どもたちと過ごす中で、みなとても可愛らしく、まるで担任をしているような気持ちでした!

「帰りたい」と言う子もいましたが、それも良い学びだと感じます。マレーシアに来なければ、「帰りたい場所がある」「温かい家族がいる」という当たり前のことに気づけなかったはずです。最初に子どもたちへ「当たり前のことが当たり前ではないと学んでほしい」と伝えましたが、全員がそれを学んでくれたようです。きっとまたマレーシアに行きたいと思う日が来るでしょう。

この8日間、子どもたちは本当によく頑張りました!苦手な食べ物にも挑戦し、緊張しながらも英語で話しかけ、普段できないことをたくさん経験しました。全員が成長して帰ってきました。7人を見ていて、この子たちはどこへ行っても生き抜く力があると確信しました。これからも挑戦を重ね、大きく羽ばたいてくれることを願っています!

おわりに

帰国報告会では、子どもたちが異文化の中でさまざまな体験をし、五感で感じたマレーシアを自分たちの言葉で語る様子がとても頼もしく、この事業ですばらしい経験をしてきたことが伝わってきました。

「もっと英語を勉強したい」「歴史や宗教のことを学びたい」と新たな目標を見つけた子どもたちもいました。マレーシアで過ごした日々は、子どもたちにとってどれもかけがえのない経験になったことでしょう!

Information

footer.php