こんにちは、ばりぐっど編集部のめーたんです。
最近、秋晴れの心地いい日が続いていますね!週末になると、あちらこちらで運動会やスポーツの試合が行われています。
外で過ごすことが楽しい季節に、西海市立大串小学校(吉田由美子校長)6年生14名を対象とした「大村湾クルーズ体験学習」が開催されました!
大串校区地区で例年実施されていた通学合宿が新型コロナウイルス感染症防止対策のため中止となり、その代替として大串校区公民館主催で行われたものです。
ということで、今回は9月26日(土)に行われた「大串校区公民館体験学習・大村湾クルーズ」を取材してきました!
Contents
現地に集合!
ここは西彼町漁協の本所裏です。集合時間8時30分までに大串小学校6年の児童14名と吉田由美子校長を含む3名の先生方が集結しました!
マスクをしていても、子どもたちが今日のクルージングを楽しみにしている様子が伝わります。
開会式
大串校区公民館長の森口泰德さんは児童たちに「海から自分たちのふるさとを見る機会はないでしょう。安全に気をつけて今日一日を楽しんでください」とお話しされました。
大村湾クルーズのコースを説明してくださったのは、田原英雄さんです。
今回のコースは、
西彼町漁協→網代→スーパーウエスト付近→鳥加→持木荘付近→金山→オランダ村付近→四本堂→裸島→西海橋(伊ノ浦)→弁天島折り返し→八木原→西彼町漁協
海から眺める町の景色はどんな感じでしょうね!
出航準備はOK!?
救命胴衣を身につけて準備完了!
6年生の児童たちは3つのグループに分かれて、それぞれの漁船に乗り込みます。
みんな乗り込みましたね!
ワクワクしているみなさんの雰囲気が伝わってきます!
私は、こちらの船に一緒に乗せてもらいました!田原さんは最年長の船長さんです!
さぁ、出発だ!
潮風が気持ちいい!クラスメイトが乗った船に大きく手を振り、みんな笑顔で出発しました!
しばらく進むと、船長の田原さんが昔の言い伝えや体験したことをお話してくださいました!
源平合戦で平家が逃れてきたという落人伝説、西彼町には金山があり金を掘っていたことなど、興味深いお話ばかり!
こちらは玉子島と呼ばれている小さな島で、玉子姫の伝説があるそうです。
田原さんは小さいころ、この付近へよく櫓を漕いで魚を釣りに来ていて、その当時おじいさんから「声がしたら絶対に振り向くなよ」と言われていたそうです。
森口さんにお話を伺いました
大串校区公民館長の森口泰德さんです。
「今年は大串小6年生のみなさんが通学合宿ができなかったので、何か思い出に残ることをさせてあげたいと、各区長さんたちが企画をしてくださり、今回のクルージング体験をやろうということになりました。今日はみなさんに楽しく過ごしてもらえると嬉しいです」
大村湾をクルージング!
海から眺める、いつもとは違う景色に「あ、OOさんの家はこの辺かな?学校が見えてきた!」など、声が上がっていましたよ!
普段行くことができない、オランダ村の奥にある施設です。昔は人がたくさん来て賑やかだったそうです。
こちら側は、今も利用されている施設です。
四本堂公園です。公園から眺める景色は格別!ですが、海から眺める公園はどうでしょうか。。。?
いよいよクライマックス!西海橋の下を通過します!
頭上に迫る巨大な橋が迫力満点、さすが「東洋一のアーチ橋」です。
その辺の遊園地のアトラクションよりも最高に楽しめます!
そして小さな渦潮がありました!こんなに間近に見れらるなんて!
ぐるっとクルージングを満喫し、西彼町漁協へ戻ります。
無事に帰港!
あっという間の楽しいクルージング体験!児童のみなさんや先生方もとても楽しんでいましたよ!
同じ船に乗っていた6年生に感想を聞いたところ、「あまり船に乗ることがなかったのでとてもいい経験でした!」「船がスピードを出して進んだり波で船が揺れて楽しかったです」と、目をキラキラさせて笑顔で話してくれました。
あとがき
自分たちが住む町を海から見るという経験は、普段はできないとても貴重な体験です。さらに、地域の人たちにお話を聞きながら見学できるなんて、本当に素晴らしい体験だと思いました!
何より、地域に伝わるお話や、自然のことを子どもたちへ伝えていくことは、大人の役割。子どもたちは自分たちが暮らす町を知ることで、土地や人を大切に思う心が育つのではないでしょうか。
6年生にとって今年は小学校最後の1年。これから運動会や修学旅行など、楽しい行事が続きます。今しかできないたくさんの思い出を作ってくださいね!