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【ウエストのおんな<雨音のやさしい調べ>第1話】~これからの時期のお弁当事情~

なんと6月に突入!しかも長崎は梅雨入りしたっぽい。それも去年より23日も早いってどういうことだ!今から室内干しの洗濯物がヒラヒラする中での生活が始まるのかと思うと『ど~んより』な私は海近住子(うみちかすみこ)西彼のアラフィフパート主婦である。

 

梅雨と言えば、気になるのが食中毒とかのポンポンおなか事情。

 

末娘が高校を卒業し、長年のお弁当作りからやっと解放され、梅雨から夏の時期に掛けてのとてもとても気になる『お弁当による食中毒の恐怖』ともサヨナラして、とても優雅にモーニングコーヒーをいただいていたのに

どうってことはない!(怒)

 

娘が我が家を巣立ったのと入れ替えに次男坊が県外からどんぶらこ~どんぶらこ~と帰って来た。

 

そして2ヶ月間ほどの心身のリフレッシュ期間をタップリと堪能されたあと、どうにか再就職を果たされました。

 

就職はとても喜ばしい、しかし私にとっては手放しで喜べない諸事情がチラホラと見え隠れ。

 

おかげ様で家から通える職場なので、良かったのか悪かったのか卒業したはずの『お弁当作り』が・・・

 

祝 復活!!(泣)

そんなこんなでなんと弁当作りが『祝・復活』してこの6月で早や1年。もう1年間もお弁当を作っていたという事実。

 

やだ! 私ってやればできる子!

 

しかしもう皆さんご存知でしょうが、ワタクシ朝はギリギリまで寝ていたいおおらかなO型なので、弁当作りに時間がかかるのはイヤだし、手間がかかるのはもっとイヤ。

 

それに悲劇的に料理が苦手な主婦歴23年『海近住子』であるわけで、これからの時期の『お弁当による食中毒の恐怖』にまた「あーだこーだ」と気をつけなくてはならないという面倒臭さに更にげんなり。

 

心がパッキパキに折れまくりだ。

 

私のヤル気メーター

針の向きはほぼほぼゼロ。

 

梅雨時期や夏場は、お弁当箱に詰めるものはちゃんと冷ましてから入れるだとか、傷みやすいものは避けるだとか。

 

そんな「あーだこーだ」に私の脳みそは防御反応を起こしたのか、脳みその中の『気を遣う』という機能がどうもどこかに行っちゃったらしく、色んな「あーだこーだ」のスイッチが見当たらない。

『気を遣う』という機能が欠落した脳みそは、梅雨の時期でもしっかり温かさの残ったおかずをテキトーに弁当箱につめてさっさと弁当を完成させる。

 

「これ、十分に熱が冷めてないまま詰めちゃったけど大丈夫かしら?」とか考えません。

 

だって脳みその中の『気を遣う』機能がどっか行っちゃってるから。

 

熱いまんま入れちゃったけど『まぁ大丈夫やろ!』

 

そのくらいなものである。

 

その軽~い考えには、やはり子ども達の幼い頃からの日々の鍛錬が実を結んだ結果であり、常に厳しい環境の中でも我が家の子ども達はちゃんと順応してきたという実績があるからだ。

 

賞味期限がちょっと過ぎたくらいでガタガタ言ってるようでは、海近家では暮らしていけない。

 

唯一、すぐ『赤玉』のお世話になろうとするヤツが若干一名いるが、それは義母の鍛え方がイマイチ足りてなかったということだろう。

そうなると、なかなか我が家の子ども達の域に達するには本人の努力も必要となるので少々厳しいものとなるが日々精進していただきたい。

 

とはいっても私も鬼じゃないので、お弁当に添える保冷剤でもぼちぼち準備しておこうと思う。

 

我が家の冷凍庫をのぞくと、まぁまぁ! デカイのから小さいのまで、ざっくざっく出て来るわ出て来るわ大量の保冷剤の山。

 

ヤダ 冷凍庫の半分、保冷剤じゃん。

捨てるには忍びなくて、ついつい取っておいてしまう保冷剤。しかしここまで溜まるとさすがに邪魔。

 

「いつ使うと? 何に使うと?」

 

溜まりに溜まった保冷剤を見ながら旦那の一言。

 

もう! それは『いつか使う』し『何かに使う』んだよ!

 

でも確かに保冷剤は大量にはいらない。これじゃ冷凍庫にお弁当用の冷食も入らない。緊急事態だ!

 

冷食だって冷凍庫へストックしたいし!

なんならアイスだってストックしたい!

私は身を切る思いで、使わない保冷剤とサヨナラした。

 

おかげで気持ちよく『すっからかん』になった我が家の冷凍庫。でも『すっからかん』ってなんか淋しい・・・。

 

じゃぁ! 早速ウエストにアイスと冷食の調達に参りますか!

 

冷食とアイスで満たされた冷凍庫にご満悦の私は、少しだけお弁当を真面目に作ってみようかとか思つた。

 

そう、私は心の広いおおらかなO型だから。

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