こんにちは、ばりっぐ編集部です。
ばりぐっど✖️saikai spacyで、夏休み期間の子どもたちに実施した『プログラミング☆ラボ』!
day1のLINEみらい財団による「LINE entryボードゲーム」体験レポはいかがでしたか?
遊びながらプログラミングを学ぶ!LINEみらい財団『LINE entry ・ボードゲーム』体験レポ〜プログラミング☆ラボday1〜
本日は、day2『遊びを通してはぐくむ編集思考』の体験レポ。
講師は、一般社団法人山と海の郷さいかい代表・はしもとゆうきさん。
はしもとさんは、元ながさきプレス編集長であり、編集のお仕事もされています。
前回の記事でもふれたように、プログラミング教育は、論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成が目的でもあります。つまり自ら考える力。
はしもとさんは、過去に大人に対しても編集思考のワークショップを実施しています。
ながさきプレス元編集長に聞く!thinc!第4回『地域に根ざす編集者のしごと』~仕事やプロジェクトに活かす「編集思考」~
そもそも編集とは、
「ある目的や意図」を達成するために「必要な材料・素材を集め」「取捨選択・整理・構成すること」
これはプログラミング教育の目的に通ずるものとし、はしもとさんに子ども向けワークショップをお願いしましたよ!
まずは、子どもたちに分かりやすく「編集」ついてのお話。
そして、編集を体験するために、「多くの素材から自分が必要なものを集めて一つの作品を作る」目的で、コラージュ制作を実施!
具体的な制作例を提示しながら、子どもたちの理解と興味を高めます。
はしもとさんが用意してくださった雑誌やパンパンフレットなどの多くの素材に、子どもたちは大興奮!!
「これおもしろい〜!」「これは違うな〜」など、自分が求める素材選びに試行錯誤する子どもたち。優しく見守りながら、その都度とび出す子どもたちの質問に応えるはしもとさん。
見つけた素材を、さらにどのように切り取るかも、編集思考を働かせます。
切りとった複数の素材を、どのように組み合わせるのか。どんどん編集思考の力を高めていきます。
自分のアイデアをカタチにするために、もはやプロの編集者のような真剣な眼差しです。
制作時間が終わったら、それぞれ作品を発表!
「とにかくカッコイイ!」「素材の統一感があるね!」など、子どもたちの作品一つひとつに、はしもとさんからの丁寧にコメントをいただきます。
多くの子が台紙を使う中、台紙を使わない選択をするなどの、その子ならではの発想が輝いていました!
その輝きを丁寧に扱い、子どもが選んだ細かい素材選びの良いポイントを、分かりやすく説明。
台紙を使う場合でも、そのスペースをどのように使うかもさまざま。
「この大胆な余白がいい!」
どんな表現にも肯定的で温かく、ユーモアのあるコメントに、子どもたちもニッコリ。
はしもとさんがコメントする姿に刺激され、次第に子どもたち同士がコメントし合う姿も見られるように。
みんな身を乗り出して、他の子の作品も興味津々に見つめ、注目ポイントを見つけます。まるで、一つのプロジェクトにみんなで意見を言い合う、編集事務所のような雰囲気が漂っていましたよ!
子どもたちはただただ楽しく制作しながらも、編集スキルを確実に体験し、はしもとさんのコメントから理解を深め、まさに遊びを通してはぐくまれる編集思考を体感したのでした!
いかがでしたか?
次回は、day3「プログラミングの世界と思考法」のワークショップ内容をお届けしますよ〜。
お楽しみに!