仕事帰り、いつものようにウエストで買い物して外に出ると、「明るい!」確実に陽が長くなってる!
ワタクシ、西彼在住のアラフィフパート主婦『海近住子』と申します。
我が家の姫、1月生まれ 先月19歳になった。
うすうす気づいてはいたが、来年・・・
成人式らしい。
自宅のポストには毎日のようにあちらこちらから振り袖のパンフレットなどのご案内が届く。
しかし当のご本人は私の実家に居候している身なので、そのご案内を目にすることはない。残念!
でもね職場のお姉さまの話しによると、最近の振り袖のレンタルは成人式の2年前から予約するものなんだそう。
ねぇ2年前って 早すぎじゃね?
うちなんかすでに1年切ってしまったし。
しかしそのくらいの意気込みで行かないと自分の好きな振り袖をゲットできないそうだ。
え~ なんか面倒くさい・・・。
そういえば海近家はすでに成人式という儀式は経験済みである。ただ経験したのは男子なので、やや盛り上がりに欠けた感じであった。
1月4日 西海市の成人式に向かう長男を「行ってら~」と玄関先でお見送り。写真すら撮らず。
次男に関しては、当時の職場の仕事始めと西海市の成人式が見事に重なり、式に出席すら出来ず。どうせ式に出ないのならとスーツも買ってもらえず。
「オイには成人式はない!」
と少々ご立腹の様子で福岡に戻って行ったのを覚えている。
なんだか今思うと一生に一度の成人式なのに、軽~く流しちゃってごめ~んみたいな。もうちょっとお祝いムード出してあげればよかったなぁ。
でもね、母の私だって28年前の成人式には出席していないのだわ。
なぜかって?
そこは話すと長くなるので割愛させていただこう。
さてさて、いよいよ娘が成人の日を迎えるにあたって、我が家も何かしらのアクションをボチボチしなくてはいかんのではないかとちょっとだけ思い始めたつい先日。
娘の小中学校の時の同級生がいよいよ振り袖を選びに行ったという話を小耳にはさんだ。
ええっ!そんな事を聞いてしまったら、なんだかソワソワ。
にわかに海近家がざわついた。
すぐさま娘にLINE。
母:ねえねえ Aちゃんって振り袖借りに行ったらしかよ
娘:あ、マジ?
ここでたぶん普通の母娘なら一生に一度の晴れの成人式、きっと振り袖選びには一緒に店舗へおもむくのであろう。
あれこれキレイな振り袖を選んでいる娘を見ながら「あぁ二十歳かぁ、長いようで短かかったなぁ。あんなに小っちゃかったのに、立派な大人になっちゃって・・・。」とかこれまでの想い出が走馬灯にように流れちゃったりするのだろう。
私? 行きませ~ん。
すべて娘に丸投げ~。
母:あんたもそろそろ振り袖見に行ってくれん?
娘:ん~ そだね~。
母:行ってよね!巻で!巻で!
娘:そだね~。
母:カーリング女子か!
娘:そだね~。
たぶん「もうちょっと娘の成人式に興味を持て!」と言われるだろう。「一緒に着物選びしてあげて」とも言われるかもしれない。
でもね 特殊なの。
娘のファッションセンス。
私がいうのもなんだがそれはそれは唯一無二のもので、素晴らしくオリジナリティーに溢れている。
だからその送られてくるパンフレットに載っているような『普通』の振り袖は絶対にイヤなんだと常々聞かされていたのだ。
ならばそれこそ一生に一度の晴れの日に、自分が着たい振り袖を選んで着ればいい。それがあ~んな着物やこ~んな着物でも、母は何も言わん。自分がこれだと思う着物を選べばいい。
あまりに度肝を抜くようなものは「え?」となるが、少々の融通は効くように心の鍛錬はしてきたつもりだ。
おおざっぱなO型ともいわれるが、おおらかで大きくて広い心を持つO型なのだ。
私って なんていい母なの(泣)
とか言ってると、実はもう一歩先ゆく人は、ネットで着物をレンタルするそうな!そのようなサイトがあるらしい。
はぁ~。時代の流れですな!私の時代からは考えられない状況であります。
早速それも娘にLINEでお知らせ。するとほどなく「らいんっ♪」っと着信。
娘:ね~ね~ネットでバリかわいい着物見つけた~見て見て~
娘:画像を送ってくる
母:あ~ かわいいね~(汗)
娘:やろやろ? これにしようかな~
母:ね~ね~ でもこれ『身長165センチ~』って書いとるよ。あんたにはデカイ。
娘:ちっ!
まぁ そんな問題もクリアしつつ来年の本番までにはなんとか準備を整えねばと思う今日この頃であった。
みなさん!成人式の振り袖レンタル予約は2年前からするんですってよ!
さて、そんなところで来年の1月4日のお祝い用に
ウエストでオードブルの予約でも入れとこうかね!
それは早すぎだよっ!
お後がよろしいようで。
※次回より『春バージョン』が始まります!
《ウエストのおんな~やんわりと春風~第1話》こちらよりどうぞ