仕事帰り、いつものようにウエストで買い物して外に出ると「おってと! 辺りはすっかり真っ暗じゃないか!」と、いう季節になりました。
ワタクシ、西彼在住のアラフィフパート主婦『海近住子』と申します。
暖炉
冬になったら・・・暖炉。
いいなぁ・・・暖炉。
なんか流行ってるよね? 暖炉。
この前見たテレビ、ヒロミが自宅を自力でリフォームするやつ。
その番組で、ヒロミったらものすごくカッコイイ暖炉を購入してた!なんと燃料はバイオエタノールだと!
時代は『クリーンエネルギー』よね〜
最近はオーソドックスな物に加え、とてもスタイリッシュな暖炉もたくさんあってなかなかな感じで憧れているのだ。
しかし私の中で想像する暖炉は、オシャンティーなものではなく、ただただまきをくべるタイプである。
やはり 暖炉といえばレンガで作った暖炉でしょう。
そういえば、暖炉で思い出した!
ウン十年も前の話しである。結婚して間もない頃だったろうか。
旦那が私に話した夢があった。
『将来子ども達がそれぞれ独立して、ゆっくりと時間を使えるようになったら、二人で余生を過ごす小さな家を、誰も来ないようなもっと山の奥にたてましょう。
家には暖炉を作って、冬には暖炉の前でロッキングチェアーに腰かけて、コーヒーを飲みながら椅子をキーコキーコ揺らして話しでもしましょう』
【本当はこんな標準語ではなく、もっとなまった西彼弁でガンガン言っていたが彼のイメージ的なものを考慮して、あえてここでは美しく表現してみた】
ステキ♡
当時の私はきっと心が純粋でキレイだったのだろう。
その言葉を素直に受け取り、素直に喜んだ。
でもね、あれから年を重ねて今現在。
ココロも体も純粋だった頃よりだいぶたくましく成長し、すっかり素直ではなくなったようだ。
きっと陰で『鬼嫁』と呼ばれているに違いない。
そんな鬼嫁がよくよく考えてみると、『誰も来ないような山の奥』って一体どんなところだよ?って話になる。
モンモンと妄想するに、きっと以前、綾野剛が主演していた『フランケンシュタインの恋』というドラマで、『怪物』が住んでいたすごい山の中の森の奥みたいな感じではなかろうか。
いや~、今住んでる場所も、私から言わせればもったいないくらいの『山ん中』ですよ。
マジでマジの山ん中を考えているのだろうか?
これだけ「山に住むのは不便だ!」って言ってるのに・・・
彼の美学がわからねー
やばーい
いい歳になった二人が、誰も来ないような山奥でひっそり暮らそうという、とんでもないチャレンジですよ?
その歳になってからの山ごもりはぜひとも遠慮したいものだ。
なんであの頃「いやんステキな話♡」とか思ってお目目キラキラさせてたのか自分のことながらナゾ。
若気の至り~ ひっひっひ
その『ひとこと』につきますな。
理想だけで全てを考えていたあの頃の自分を思うと、なんとも成長したものだ。
まぁ、ほんとのところは歳を取ったら山から下山して、バスに乗れるところで生活をしたいのが大本命なんだけど。
ウエスト周辺なら、ほんと最高なんだけどー!
いつまでも車を運転できるとは限らないしね。
あ、こわっ!
急に現実見てしまった!
な、なんかもっと真面目に将来を考えないといけないような雲行きになってしまった。
人生行き当たりばったりの私には、ちとアタマが痛い・・・。
とにかく!
そうね色々もろもろ、立派に成長した鬼嫁は、大きく深~く、仏様のような広いココロで訳のわからないその旦那の夢とやらをあたたかく見守ってやることにしてやろうじゃないか!
さすが鬼嫁といいながら、素晴らしい嫁じゃ~ないか!!
で、旦那サン!
その山ん中の奥の奥に小さい家建てて、暖炉の前でロッキングチェアをキーコキーコしながらコーヒーを飲む夢って、なんてゆうか、どのくらい、その頭の中で考えてるのかな~?って。
え?何?
「そがんと言うた覚えない」 ・・・・?
ははん、なるほどなるほど。
言った覚えがない・・・あーね。
・・・・・・・
鬼嫁 降臨
ただ今より、ワタクシのココロは都合により縮小いたします。
ちくしょーー アルコール飲めない人だけど、もう飲むしかないわね!
缶チューハイ買いに