みなさん、こんにちは。
「みかんばりぐっどくん」です!
西海市みかんシリーズ『西海みかん大解剖』も、後半戦に突入しています。
前回までの品種の紹介やみかん心理学とは、また異なったコンテンツでお届けしていきますよ〜♪
様々な品種のみかんが栽培されている西海市。
季節になると目にすることはあっても、なかなか生産者さんたちのお話を聞く機会が少なく、まだまだ知らないこともたくさん。
そこで今回は、数ある西海市の美味しいみかん農家さんの中から、西海町でみかん農家をされている、中里さん宅にインタビュー!
お話をうかがったのは、お孫さんに囲まれてニッコリ笑顔の家主の中里 悟(ナカザト サトル)さん。
中里さんのみかん畑、とっても広いですね。
これだけの広さのみかん畑を何人くらいの人手でみかんを作っているのか、
栽培にはどんな工夫がされているのか気になります!
それでは早速、お話を伺っていきましょう。
ご家族だけで栽培を行っているのですか?
基本的には家族でやっています。
でも、摘果や収穫、選別など人出が必要な時は、人を雇っていますよ。
美味しいみかんはご家族のみなさんが一致団結することで作られているんですね!
実際みかんの収穫は11月くらいから始まるイメージですが、その他の季節は何をしているのでしょうか?
春から夏は剪定作業、夏から秋は摘果やマルチ貼りですが、ほぼ年中肥料や薬剤撒布といった仕事があるんですよ。メインで作っている『させぼ』の収穫が始まる11月から、さぁ忙しくなるぞ〜と気合が一段と入りますね!
年中みかん畑と向き合う日々。
収穫時期じゃない時の農家さんの努力が美味しいみかんを育てるんですね〜
出荷シーズンには、お孫さんもお手伝いしてようですね!?
はい、助かってます(笑)
子どもたちにとっても、学校では学べない体験が出来るのもあって、楽しそうですよ♪
お孫さんのかわいい笑顔が、じーじ達のパワーにもなりますよね♪
とはいえ、栽培では色々ご苦労もあるかと思います。
特に気を使っている作業はどういったことなのでしょうか?
全て大切な作業で、どれかひとつでも上手くいかないと良い物は出来ないんですよね。
各時期に気をつけることがあり、例えば収穫時はひとつずつ手作業での収穫になります。その際、はさみでみかんを傷つけないように細心の注意を払っています。
なるほど!ではさらに、美味しいみかんを作るためにしている、特別な工夫はありますか?
先程も言ったとおり、全てにおいて気を使ってやっていますけれども、しいて言うなら追肥にはこだわっています!今までの成功例、失敗例の経験を生かしながら、複数の肥料を配合し、慎重に散布しています。
オリジナルブレンドの肥料ですね!
そのみかん作りへの熱い想い、聞かせてください!!
とにかく、西海のみかんをもっともっと多くの人に食べてもらいたいです。あと、こんなに良い物を作り続けられること自体に、私は幸せだなと思っています。
最後に、ばりぐっど読者に対してメッセージがあればお願いします!
みかん作りに適した土壌に恵まれている西海市のみかんは、本当に美味しいです。どこに出しても恥ずかしくありません。
他にも良い農作物は沢山ありますが、みかん農家が先頭に立って西海市の農業をもっと盛り上げていきたいです!
中里さんのみかん作りへの強い想いが、果実のようにぎゅきゅっと詰まったインタビューとなりました。
中里さん、ありがとうございました!!
皆さん、いかがでしたか。
みかんを食すとき、作り手の想いに触れながらいただくと、その味わいがぐっと深いものに感じられると思います。
さてさて!
次回の『西海みかん大解剖』では、どんなトピックが飛び出すのか!?
どうぞ、お楽しみに〜♪
前回の記事はこちら!!