スーパーラッキーウルトラスペシャル週間でwin-win-win♪
私は海近住子(うみちかすみこ)西海アラフィフパート主婦である。
ふふふふふふふふん♪
なぜご機嫌なのかというと、
大きな声では言えないが・・・
いないのだ。
それも1週間。
これを喜ばずして、何とする!
旦那が出張で1週間もお留守になるのだ。これは世の奥様方、羨ましいであろう。
旦那がいないということは、晩ご飯を考えなくてもいいということで、料理がすこぶる苦手な私にとって、スーパーラッキーウルトラスペシャル週間になる。
たまに『day』のときがあるが、今回は『week』なのだ!
いぇ~~~~~~~~~~い!
晩ご飯は、いわば旦那のために作るようなもので、その当の本人がいないのなら、わざわざ作らなくてもよいのだ!
自分なんて何かつまむぐらいでいい。
食べ物にそれほど執着心は無いのだ。
「この喜びを誰に1番に伝えますか?」と言われたら、
「応援してくださったみなさんに!」
とついアスリートのような受け答えをしてしまいそうだが、それくらいにHappyを分かち合いたい気分なのだ。
しかし旦那はいなくても次男坊がいる・・・。
無問題!(もうまんたい!)
それがまたこの次男坊がとても良い子で「何食べたい?」と聞くと
100パーセント 「カレーライス」という。
いつ何時質問しても「カレーライス」という。
「365日のうち、360日カレーライスでいい」という。
なんていい子なの!
母の料理上手を完璧に理解している。さすが同じ中間子同士、分かり合える。
偏食? いやいや母思いの彼の優しさに違いない!
20歳にもなるmen’sがオールデイ・オールタイムのカレーライスモンスターな訳がない・・・。
そんな彼のために カレーライスを作ろう。
明日の昼も食べられるようにたくさん作ろう。
明日の夜まで食べられるように、鍋いっぱい作ろう。
数日間、楽できるように山盛り作ろう。
鍋に『たぷんたぷん量』を給食のおばちゃんの勢いで作る。
毎日の献立てに苦労して、ウエストジプシーをしないで済むなんて夢のようだ。
暑い中、仕事を終えて家に帰り、休む間もなく晩ご飯の支度に取り掛からなくてもいいのだ。
というか、家に着いてそのまま『夕寝』してから支度に取り掛かっても十分に間に合う。
いや~、カレーライス最高!
色々な妄想と良からぬ思い、悪魔のささやきを隠し味に、私の愛情たっぷりカレーライスが仕上がる。
そんな母思いの彼が近頃カレーライスにのせるトッピングを要求してくるようになった。
「ねぇねぇお母さん、カレーにのせる『から揚げ』的なサムシングはないと?」
いや『サムシング』言うてますけど、『から揚げ』って名前出しとるがな。
うむ、たった1人分のから揚げを暑っつい中揚げるのは是が非でも回避したい。
それ以前に脳みそはカレー作りのみのシフトになっているため、から揚げまでやってしまうとまたブレーカーが落ちてしまう。
このスペシャルweek中は『ごはん工場の晩ごはんおかず製造ライン』が極端に縮小されているためである。
それ以上の仕事をするとブレーカーが落ちてしまう。
その後の作業に影響をきたしてしまうのは実に辛い。
そんな時はやはり、救いのウエストである。
惣菜コーナーに行くと、ちゃんと用意してあるのだ。
1個40円のから揚げ
これを5個ほどお買い上げすれば、もう彼の理想とするディナーが完成するのだ。
私も幸せ。次男坊も幸せ。ウエストもきっと幸せのwin-win-winな関係である。
何も知らない旦那も幸せだから、win-win-win-winにしとこう(笑)
あぁ このまま夢を見続けたい。
そんな私を今日もスーパーウエストは優しく受け入れてくれる。