11月も終わりなんですけど。
来週はもう12月なんですけど。
この時期になると私が担当する、大きなプロジェクトが始まる。
1年の締めくくりの非常に大切なプロジェクト。
そう!!
年賀状制作!
そろそろ今年も始めなければならないのだが、どうもこうも気分が乗らない。
かれこれ数年前からこんな調子である。
もうちょっと若い頃は年賀状のデザインを考えるのが楽しみで楽しみで『今年はどんな年賀状にしようか?』と早い時期から取り掛かっていたのだが・・・。
ヤル気のないおばちゃんは、重たいお尻をなかなかあげようとしない。
我が家の年賀状は、この時期本屋さんで売っている『年賀状のデザイン集の本』を買いその中から選んで作るのだが、本に載っているデザインをそのまま使うことはない。
基本として本のデザインを背景に使ったり、気に入ったデザインの一部だけ使ったり。パーツを数種類組み合わせたり、色を変えてしまったりして半分オリジナルな感じで作っている。
見た感じ、そんなに手を入れたようには見えないので、ほぼ私の自己満足の世界である。
しかし私の努力の結晶を誰も気付いてくれないのは・・・
ちょっぴり
悲しい
でもまぁ、なんといっても自己満足の世界なので、私の中で上手く出来たかそうでなかったかだけの問題なのだ。
家族もそこまで興味があるでもなく、いつも「今年はこんなの出来ました~」と出来上がったサンプル年賀状を見せると「ふ~ん」としか返って来ない。
逆を言えば興味のない人達には何の権限もないということで、私の『やりたい放題』に何ら文句は言えない。
え?オイの顔
デカくない?
旦那がサンプル年賀状を見ながら言う。
いえいえ、あなたの顔はそんなもんです。どちらかというとくすんだお肌の色を色白に加工してあげてんだからもっと感謝していただきたい。
そう、我が家の年賀状は顔写真入りである。しかも切り抜き加工。
いい年したおじちゃんとおばちゃん、そしてもうかわいいとはお世辞にもえない年齢になられた3人の子ども達の『顔』が年賀状の中で暴れている。
写真入り年賀状を出すことに賛否両論あるが私は自分が貰うのも嬉しいし、いつだったか『海近家の年賀状は楽しみ』と言われたことがあって、それからは開き直って我が家の写真付き年賀状を毎年送りつけている(笑)
思えばさかのぼること26年前、長男が生まれてからずっと子ども達の写真を真面目に載せていた。
『真面目に』というのは、そのころはまだ今の様にパソコンが家にあるわけではなく、自分で画像を作るとか考えも及ばない時代だったので写真屋さんに作ってもらっていた。
今のように好き勝手に色々と加工ができないので、用意されたサンプルの中から1つ選んで遊び心のない『真面目な』年賀状を作っていたのだ。
子ども達が小さいときは、せめて我が子のカワイイ写真を!奇跡の1枚を!の勢いで10月11月くらいから住子カメラマンによる撮影会が始まる。
もちろん1日で撮影が終わることはなく、それこそガラケー時代なので今のようにスマホでキレイな写メを取ることもできない。
デジタルカメラをいつも持ち歩きながら、突然やって来るシャッターチャンスに備えたものだ。
なにしろ被写体は3~4才。
本能のままに
生きる幼児
目を離すと走って逃げる。「そこに座って」ってお願いしていうことを聞きますか?「動かないで」って言っていうことを聞きますか?
お願いすればするほど彼らは
トランス状態
テンション爆上がりの彼らは雄たけびをあげながら、神々に捧げるダンスを踊りだしてしまう・・・。母のいうことなど聞く耳など、もはや皆無。
これで毎年ヘロヘロになったものだ。ホントに奇跡の1枚が撮れるまで母の挑戦は果てしなく続いたのである。
今現在20才を越えて踊り狂うこともないが、写メを撮られることは苦手のようだ。
それでも母、妻のいうことは絶対なので、旦那も息子も顔をゆがませながら写メを撮られている。
娘はおかげさまで自撮り大好きなのでそれを貰う予定。長男はもう何年も家にいないので、この人物だけは私が長男を模したキャラクターを制作して登場させている。
私~?
ガッツり自撮りである。しかもそれこそ奇跡の1枚が撮れるまで撮りまくる。集合写真にしないのは私の『1番』が撮れるまで諦めないから(笑)
家族みんなで写ろうものなら、時間がかかり過ぎて3才児じゃなくてもかんしゃく玉が爆発すると思う。
そんな50才のアラフィフが自撮り。まぁ1年に1度の年賀状のため。かなりイタイけどそこは
見逃して
さて。もうそろそろ作り始めないとまた年内完成が危うい。その前にプリンターが壊れてそのままだし、パソコンもどうやら寿命がカウントダウン。
母による海近家メンズのグラビア撮影もまだまだこれから。
あああああ~
しかし、やはりヤル気のないおばちゃんのお尻は・・・ヘビー級に重い。
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※前回の『ウエ女』は・・・こちらからどうぞ↓↓↓