子どもは麺類が好き
普通そうじゃないですか?
ちゅるんちゅるんとした食べやすさで、離乳食なんかにも与えていた気がする。
それがうちの子ども達は小さな頃からその『麺類』にあまりなびかなかった。
大人になってからのその後は、長男、娘はわりと好き嫌いなく何でも食べれるようなので、そんなことはないが、やはり偏食王子の次男は24才になっても王子っぷりは健在である。
まず『焼きそば』がダメで、UFOや一平ちゃんは食べるくせに、私が作った『焼きそば』は麺を2~3本摘まむ程度である。
しかし、彼に『偏食』の血を分けてしまった私も、実はその気持ちが十分に分かる。
だって野菜がいっぱい入ってるもん
理由としては、ただこの1点である。彼にとっての『焼きそば』は『野菜炒め』と同等のものなのだ。
学校の給食や前職の食堂で出た食事では、残すわけにはいかないので鍛え上げた『喉』で苦手な野菜も食べてきた。(厳密には流し込んできた)
が、自宅の食事となるとわざわざ苦手なものを食べなくてもよいのだ。無理に食べなくても休み時間中残って食べなくてもいいし、母に小言を言われても先生から怒られることはないのだから。
晩ごはんに自分の食べるものが無いと判断した時の次男は、冷蔵庫の中を物色して見つけたウインナーを5~6本チリチリとフライパンで炒めて、どんぶり飯に乗せて食べる。
ウインナーさえない時は、冷食をチンチンさせ、冷食ディナーを作り上げる。
あてつけかっっ!!
でもぜ~んぜん気にしません。自分から動く男子、我が家では推奨しております!
そうは言っても前は食べれなかったチャンポンは食べれるようになったし、毎日狂ったようにレタスを食べるし、24歳にしてちょっとだけ野菜に目覚めた次男である。
幼少期を思うと信じられない変貌振り!
しかしなぜチャンポンは食べれて焼きそばは食べれないのか。
それは、チャンポンの野菜はスープで煮込んで軟らかいから。焼きそばの野菜はシャキシャキ感が残っているから。このシャキシャキ感が彼をダメにするらしい。
これはチャンポンの作り方にもよるのだが、『偏食』という意思疎通が出来ている私と次男の好みはピッタンコなので、私が作るチャンポンは次男仕様のクタクタ野菜チャンポンなのだ。
だから野菜たっぷりチャンポンも食べることができるという訳。
さて、『麺類』の話に戻るが、外食となると話は変わる。
特に『うどん』はあるうどん屋さんが海近家のゴリ推しで、私はそのうどん屋さんの肉うどんしか食べないし、次男もこのうどん屋さんはひいきにしている。
ずっと前のテレビ番組でタモリだったか武田鉄矢だったかが言っていた。
九州のうどんに
『コシ』を求めるな!
言われる通り、九州のうどんに『コシ』はない。
シコシコとしたのコシの強いうどんしか食べたことのない人には、きっとビックリの軟らかさだろう。
ましてや我が家がゴリ推しのうどん屋さんには、初めからコシのない麺なのにその中で『硬めん・中めん・軟めん』とチョイスができる。
我が家はもちろん『軟めん』をセレクト!
ヤワヤワの上を行くヤワヤワを追求するのだ。軟らかい麺はスープをじゅんがじゅんが吸い込む。
どんぶりの中でスープを極限まで吸い込んだ麺が、あたかもドンドンと湧き出て来るかのように食べても食べても量が減らない。
私がこのうどん屋さんが好きな理由は、味もさることながら湧き出るうどんでおなかがいっぱいになるところである。他のうどん屋さんでここまでお腹いっぱいになることはない。
なのになんで食べログで★が3しかついてないのかが不思議でならない。
ふとここまで力説して気が付いた。
これって
西海市のうどん屋さんじゃない
Oh No! ついついエキサイティングして、市外のうどん屋さんを推してしまった・・・。
ととととと・・・とにかく、我が家の次男坊の『ベロ』は食べ物を受け入れる基準が非常に厳しく、ハードルが低いと思われる麺料理でさえ、彼のジャッジに泣くメニューも数多い。
そんな偏食王子のルーツをたどると私に行き着くところ、反省をせざるを得ない。
その反省を兼ねてこれからの海近家の麺料理は『焼きそば』と『チャンポン』のローテーションに決定。
徐々に焼きそばのシャキシャキ野菜もチャンポンのシャキシャキ野菜も食べれる大人の『ベロ』になってもらおう。(もうすでに24才・・・)
そしてたまには遠征も必要ということで、肉うどん遠征・・・。
やっぱ強くなるためには
遠征も大事!(笑)
※前回の『ウエ女』は何だったかな?そんなあなたはこちらから覗いてくださいませ~!