11月に突入。

 

朝、寒くてこっそりエアコンの暖房をスイッチオンしている私である。

ウエストのおんな ナイショ

『あたたかい』というのは何故こんなにも人の心を優しくしてくれるのだろう。

 

昨日、旦那が燃えるゴミを出してくれなかったことなんて、ちょっと残念だっただけで、仕事から帰ってきたらとっちめてやろうなど、これっぽっちも思わない。

 

『あたたかい』とは、住子の心を穏やかにしてくれる。

 

さて!

 

寒くなったからなのか、年をとったからなのか。

 

最近よくコケる。

 

むやみやたらにコケる。寒くなってきたから体がこわばってるんだわね。きっと!そう言っている私の隣りで次男が

 

『妖怪 更年鬼』も年取ったな!

ウエストのおんな、バカにする

などと大声で笑う。まあね、私もアラフィフである。

 

来年が来たらすぐに大台に乗ってしまうくらいなので、実は寒さで体がこわばるからとかの理由よりも、年を取って20代30代の頃のようには体が動かなくなったと潔く言った方がよいかもしれない。

 

若い頃は、年上のお姉さま方が『体が言うことを聞かない』だとか『足が上がらずちょっとの段差で転ぶ』だとか『距離感がわからず物にぶつかる』だとか、挙句、『もう痩せるの無理!』だとか、『昨日何食べたか覚えてない』だとか・・・。

 

『この人達は宇宙の話をしているんでしょうか? ワタクシ少々仰っている意味が理解できないのですが』とか思っていた。

ウエストのおんな、ワカリマセン

体はバンバン動くし、寝なくても次の日普通に仕事できた。足だってバンバン上がるし、階段2段飛びでのぼってた。

 

距離感だって、狭~い隙間をぶつからないでスッと通り抜けられたし、『痩せよう!』と思えばちょっとの努力でダイエットも成功してた。

 

が!

 

お姉さま方ごめんなさい。 今、仰っていたことが非常に良く理解できます。(泣)

 

住子49才!

『コケまくり』の『ぶつかりまくり』の『記憶喪失』の『出っ腹』にキチンと仕上がっております。

ウエストのおんな、出っ腹

『記憶』なんて昨日どころか、さっきの記憶がすでに無い。『3歩あるけば忘れる』とかいうが私の場合まさにそうである。

 

何かを取ろうとして冷蔵庫を開けるのだが、開けた瞬間に何を取ろうとしていたか忘れている。

 

我ながら、少々不安・・・・・。

 

そしてそして、記憶が無くなる症状と併発している『コケる』という厄介な病い。

 

何でもないところで足首をクネっとして、「おっとっと!」となるのはまだまだ許容範囲。

 

ここのところの『コケる』は

 

マジゴケ

ウエストのおんな、コケる

本気の全力のコケ!

 

救いといえば、その『全力のコケ』は今のところ海近家内でしか披露していないことである。

 

しいて言えば、いつだったか雪の日に職場の事務所の入口で派手にコケた記憶がある・・・。国道沿いの事務所なので、目の前の道路を走る車は雪のせいでノロノロ渋滞。

 

私のすっこ転んだ光景を絶対に横目で見て行ったはず。

 

そう。運転手さん達はドライブスルーのように、私の『全力のコケ』をお持ち帰りになったのだ。

 

きっとその日の夕食のおかずに、『朝からド派手にコケていたおばちゃんがいた』というおかずが1品が加えられたことだろう。

 

みなさんの食卓を彩ることができれば、私も幸せである。

 

しかし他人にコケる姿を見られるのはやはりおばちゃんでも恥ずい。

 

さて最近の『住子のコケ記録』には、リビングで畳んであった洗濯物に足がひっかかり、自分でもビックリの回転を加えながら、体の左半分で着地するというコケ方をした。

 

それはそれはとんでもなく大きな音と共に、旦那と次男の目の前でコケた。

 

なのにこんな時の身内は非常に冷たい。

ウエストのおんな、怒る

次男は完全に無視。旦那も「何しよると?」と声は掛けたが、動きはせず。

 

あれだけデカい音がしたにも関わらず

 

「大丈夫?」ではなく

「何しよると?」である。

 

「ふえ~~~~コケたんじゃ~~!見ればわかるじゃろ~~!」

 

と足をさすりながら痛がっても相手をしてくれないので、しょうがなく、いつものように何もなかったようにすっくと立ちあがり、家事の続きをやるのである。

 

つい数日前には、ウッドデッキで洗濯物を干していたら、フリーのニャンコが足にまとわりついてきたので、それを避けようとしてバランスを崩し、5~60センチの高さから横向きにダイブ。

ウエストのおんな、フリーのニャンコ

1m程先まで飛んでコンクリートの地面にこれまた体の左側で着地。

 

フィギアスケートの紀平梨花選手にも負けないジャンプと回転で高得点が取れるかと思ったが、少々着地が上手くいかなかった。

 

お尻やら腕やら膝やら太ももやら、いろんな所を打ったらしく体のあちこちが痛い。

 

休みの日で旦那は家にいたにも関わらず、家の外での一連の事故だったため旦那の目にも耳にも入らなかったという不運。

 

あまりの痛さにしばらくそのまま座り込んで悶絶していたが、やぱり誰にも気付いてもらえなかったので、すっくと立ちあがり何もなかったように部屋へ戻った。

 

【まとめ】おばちゃんになると、『どんなに派手にコケても誰も相手にしてくれない』というところに落ち着いた。

 

ですよね~・・・。 今に見とけ~!今度旦那が全力でコケても私は地蔵のように微動だにせんからな!!

 

フンッ!!

ウエストのおんな、フンッ

 

※前回の『ウエ女』は【ランニングマン】のお話ですよ!こちらからどうぞ!