みなさん、こんにちは!
ばりぐっど編集部の嘉弥谷(よしみや)です!
早いもので、今年も残すところあと約2ヶ月となりました。
あちらこちらで2020年のカレンダーを目にするようになり、今年のカウントダウンが始まっているように感じている今日この頃です。
今回、西彼町『あんあん堂』の2020年カレンダーが完成したと小耳に挟んだので、さっそく行ってきました!
来年は、庚子(かのえね)ねずみ年ですね。
どんなカレンダーが登場するのかワクワク楽しみです!
↓『あんあん堂』について詳しくはこちら↓
迎えてくれたのは、『あんあん堂』安藤 亜紀さん。
安藤さんのお仕事に関する思いをお聞きしました!
2020年版のカレンダーができたとのことですが、さっそく見せてください!
「かわいいーーーー!!!!」
ねずみくん(名称:仮)が、今にも歌ったり、踊ったり楽しく動き出しそうです!
今回は、『卓上+壁掛けタイプ』が登場。後ろの留め具次第でどちらでも使えます!
オフィスなどで使われる方は卓上に。
ご自宅では壁掛けに。
可愛すぎるイラストがたっくさん!!
毎回、魅入ってしまうほど細かい筆使い、カラーが印象的な『あんあん堂』の作品。
カレンダーにも細かく描かれていますが、いつもデザインのアイデアはどのように生み出されているのでしょうか?
1.広告などの裏紙に思いついたものを色々描く。
2.いったん閉じて寝る。
3.しばらく見ない日を経て、
4.「この絵とこの絵の組み合わせ面白い!」
5.決めたポーズから更に細かく描く!
6.また閉じて寝る。
7.描きたいものが固まってくる。
8.どんどん詰めていく。
9.自分が「納まる」ときがくる。
(そういう絵になった時に自分の中でOKになる)
10.その後、器(画用紙)に描く。
こんな感じで、集中する時間とオフの時間を作り、遊びの時間を作ったりして楽しんで作業できるようにしています!
この流れを経て、あの魅力的な絵が出来上がるんですね。
突っ走って迷路に迷い込んでしまう傾向がある私…
「いったん閉じて寝る」一度自分を落ち着かせてから、次へ進む!
ぜひ、見習わせていただきます!
いつからカレンダーを作り始めたのですか?
カレンダーを初めて描いたのは約14年前で、約4年間制作していました。
しばらくお休みしていたのですが、周りの方から「カレンダー作らないんですか?」というお声をいただき昨年から、カレンダー制作を再開しました。
陶芸家である安藤さんが、なぜカレンダーを作ろうと思ったのですか?
-イラストからのお仕事にも挑戦してみたい!-
普段は器の丸い面や側面に絵を描いていますが、以前、のれん用の布に絵を描いたことがあって、平面に描く感覚がすごく新鮮でした。
平面と立体的なものでは描き方が違うので、視点が変わって今まで思いつかないことをひらめいたり、アイデアがどんどん出てくるんです!
紙と器に描くときでは、絵の具の違い、書き方の違い、絵の具の盛り方も異なり、大変な部分もありますが、いろんなやり方があることを知ることができ、イキイキしている自分がいてすごく楽しいんです!
これからも器にとどまることなく、他の素材に挑戦していきたいです!
と、すごく楽しそうに話してくださいました。
楽しんでお仕事をされている一方で、まだまだたくさん挑戦したい!!という気持ちが伝わり、私も『やる気』をいただきました!
これまでにたくさんの魅力的な作品を生み出してきた安藤さん。
どんなことをしたらこんなにアイデアが生まれてくるのか気になります!!
安藤さんが習慣にしていることを教えてください!
陶芸をするには体力が必要です。
1.体力作りの為に運動をするようになりました。
(運動をすることで集中力も増します!)
(明るく前向きな気持ちになります!)
2. 眠いときには描かない!
(10分でも、15分でも寝るようにする)
(眠いときには、頑張って続けない)
私は運動が苦手で、初めても中々続かないのですが、お話を聞いていると、自分のためにやらないといけない気がしてきました^^;
最後に!
2020年カレンダーはどこで購入できますか?
現在、3ヶ所でご購入いただけます。
・西彼杵郡長与町 風の森まなびの『和食器の店 陶千房(とうせんぼう)』
・長崎市寺町 『中山美六堂』
・『あんあん堂』自宅
安藤さん、お忙しい中ご協力ありがとうございました!!
【お問い合わせ】
『あんあん堂』
【住所】〒851-3425 長崎県西海市西彼町平山郷1927-1
【TEL】0959-28-1974/090-9098-4506
【Facebook】あんあん堂
【Instagram】#あんあん堂
【Twitter】@anando49