ところで、
昨日は『ホワイトデー』世の殿方はちゃんとお返しをしただろうか?
我が家のメンズはどうしたのかというと、次男は職場でバレンタインにもらった分のお返しをぶら下げて出勤したが、旦那はそのたぐいの会話もなく仕事に行った。
もちろん姉や妹、義理母や義理妹にいただいた分のお返しは、私がきっちりと用意して私がお返しする。なのでこちらのお返しに関しては本当にノータッチである。
私が知りたいのは職場でいただいたかどうかなのだが、1ヶ月も前の話しで旦那が持って帰ってきたのかすら記憶がない。
まぁ何も言わなかったので、よしとするか。
最近ではホワイトデーのお返しは大変だから、バレンタイン拒否というメンズもいるとか。確かに『バレンタインの3倍返し』などと聞いたことがある。
義理で貰ったチョコに3倍返しなんて、メンズの立場だったら私も拒否る。(笑)
女子の立場だったら、3倍返しが楽しみでたまらない。(笑)
そんなもんである。
さて、我が家では2月14日に我が家に届いたり貰ったりした旦那宛てのチョコ達は、まずもって『住子』という
『関所』を通らねばならない。
姉や妹、義理母や義理妹からもらったチョコは、『宛名』が旦那になっていても、有無を言わさず『私』が開封。
ベリッ!バリッ!
息子に貰ったものは、残念だがそのまま息子に渡すが、旦那が貰ったものはイコール私が貰ったもの。
『お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの』
ジャイアンか!!
しかしこのジャイアンの名言にはすごく感動する秘話がある。ぜひグーグル先生にお聞きして欲しい。
そうすると、私の『お前のものは俺のもの、俺のものも俺のもの』というこの言動が理解していただけるのではないかと思う。
『夫婦なんだから、何でも分かち合いましょう』
『あなたの苦しみも私のもの』
『あなたの悲しみも私のもの』
『もちろんあなたの喜びも私のもの』
・・・・・・・・・
『だから、あなたが貰ったものも私のもの』
ってことで
『このチョコも私のもの!』
ベリッ!バリッ!
うまーーーーっ!!!
旦那が帰ってくる頃にはクシャクシャに丸まった包装紙と、お気持ち程度に残った、お上品なチョコがテーブルに置かれている。
そして「チョコ食べとったけん」の事後報告。
旦那はもう馴れっこなので、そのお気持ち程度に残された数個のチョコをヒョイと口に運び、終了~。
毎年バレンタインはそんな感じで終わるので、ホワイトデーのお返しはその分私が頭を散々悩ませて選ぶのである。(いやバレンタインも私が頭悩ませるけどね)
今年は特に買いに行く時間がなく、いっそのこと『Amazonで注文してやろうか!』の勢いだったが、何気に次男が「ちょっと買い物に行きたかけん土曜日に行こうで」と。
これ、デートのお誘いじゃん?
かわいい息子からのお誘い❤ 母、実は色々やる事多すぎて買い物いく時間ないんだけど、どうにかやり繰りするわ!
行きましょう!
ついでにホワイトデーのお返しもその時に買えるし、もうAmazonに注文しなくていいわ。
そしてかわいい息子とお出かけすることになったのだ。
まぁ わかってはいるのだ。彼の考えていることなんてすっかりお見通しなのだ。普段なら声なんて掛かるはずもないのだから。
でも母に一緒に「買い物行こう」とか言ってくるなんて下心見え見えでもかわいいじゃないか!
そして彼の思惑通りに現地までの運転手&自分の欲しいもの買って貰うお財布係に任命された母である。
おかげ様で次男と一緒となると待たせるわけにもいかないので、セール商品をアレコレ吟味して店中徘徊する事もなく「目的と違う物を買ってしまった!」という失態も無かった。
そして私は次男が「あの店に行く」と言った店に連れて行き、「これが欲しい」という服を買い、「腹が減った」というので軽食を食べさせ、「帰るぞ」と言われて、帰宅する。
次男から課せられた任務を全て無事遂行したのだ。
家に着いて、ホワイトデーのお返しが買えた満足感と心地よい疲労感に包まれながら、ゆるりとソファーにもたれて財布の中身をチェックした。
んなはぁぁぁ!
わかっちゃいたけど、やられたなぁ・・・。
次男とのデートに出費がかさみ、涙で前が見えない住子であった。