15日、西海橋公園『西海の丘』でおこなわれたイベントで一日遊び倒した住子。前日の雨で天気が非常に心配であったが、そこはさすが!キチンと晴れるんだなぁ・・・。秋とは思えぬ『蒸し暑さ』に脇汗パットが大活躍した海近住子である。
9月ももう20日を過ぎているのに、昼間は暑い・・・。いや、もしかしたら世の中は涼しいのかもしれない。
暑いのは、私の職場ですがな!
それはもうこの仕事をするにあたって『暑さ』は切り離せないものなのである。言うなれば宿命。パートを始めた5年前からキッチリ受け止めているはずなのに年齢と共に素直に受け止められなくなった48歳の私がいる。
しかし仕事をするハウスの中は非常に暑いが、外は普通に秋の気配を感じられる。周りには栗の木があって、この季節になるといがぐりがコロコロと落ちて転がっているのだ。
秋だわ~
実は山の上に住んでいる私の家周辺にも山栗の木があり、毎年義母が落ちた栗を拾って茹でたものを持って来てくれるのだ。茹でた栗というものを結婚するまで食べたことが無かった私は、栗はすべて『天津甘栗』だと思っていた。
私の中で栗とは『甘くて香ばしくて美味しい!』そうインプットされていた。なので西彼に来て初めて茹でた栗を食した時のショックはそれは相当なものであった。
味が無いんじゃーーー(泣)
味どこ行ったんじゃーー(泣)
繰り返し言うが栗というものは全て『天津甘栗』だと思っていたので、お口はもうその準備をしていたのだ。にもかかわらず、その栗は湯でてあるので水分もいい感じに栗の中へ吸収されており、ウエット感マシマシの状態である。
それを『天津甘栗』受け入れ態勢完了のお口の中へ入れたもんだから・・・
味が無いんじゃーーー(泣)
味が行方不明じゃー(泣)
となった訳である。
今は茹でた栗もほんのり素朴な甘みを感じて美味しくいただいている。
年を重ねると、何でも寛容に受け入れられるようになるもんなのね~。(納得)
そうそう栗と言えば、【モンブラン】!!
何を隠そう、わたしは【モンブラン】が大の好物なのだ。だから栗が出回るこの季節はコンビニでもケーキ屋でも期間限定で秋のスイーツが並び、もれなく愛しの【モンブラン】も店頭で私が来るのを待っているはずなのである。
待っててね!モンブラン!
こうなると財布のヒモが緩むどころかパカンと全開になる。
まぁそこはキチンと証拠隠滅してとけば、誰も傷つかず、みんなハッピー・・・。(笑)
ケーキで思い出したことがある。25年以上前のまだ独身だった頃の話し。旦那は西彼町にあるオランダ村のイタリアンレストランで働いていた。
料理が致命的で壊滅的に苦手な私と、料理が天才的?????に上手な旦那。これは運命の巡り合わせですかね?それとも神様の嫌がらせですかね?(笑)
そんなある日のデートに『これズコットって言うケーキばい』と、ケーキを作って持って来てくれたことがあった。
『ケーキも作れるんか!まるで意識高い系女子やな!』
旦那にジェラシーを抱きつつ、その聞いたことのあるような無いような名前の『ズコット』というケーキをいただいたのだ。
パックんちょ!
自信満々にこちらの様子を伺う旦那に何と言ったらよいのか、私のお口の中と頭の中でお互いの情報が錯そうする。
そう、茹でた栗の話しと一緒で、私のお口は甘~いケーキの受け入れ態勢を整えていたのだが、一口食べると
「ぬ?」
「なんか違うような・・・」
これはどう表現したらいいのだろうか。
「すごーい! おいしー!」という言葉を期待していた旦那は、私からその言葉が出ないことに違和感を覚えたのか、自分もパックんちょ。
「な!」
「砂糖と塩間違えた・・・」
そうなのよ~!なんかしょっぱかったんだよね~。甘いケーキのお口になってたのが予想外のしょっぱさで、お口と脳みそが「あ?え?どして?何で?」とオロオロ。
きっと旦那のお口と脳みそは私以上にオロオロだったと思う(笑)
塩味のかなり効いたズコット。旦那は後にも先にもこの事件以来ケーキを作ることはない。
でもさ~ 最近何かと『塩』って流行ってるじゃん。ホラこの前ドライブに行ったとき食べたプリンも『塩プリン』だったしね。
巷では何年か前から『塩』ブーム。塩麴とか塩だれとか塩焼きそばとか。
だから『塩ズコットもアリ』じゃない?(無理矢理)
すごいわ~!25年以上も前にすでに『塩ブーム』に乗ってたなんて!!
世の中やっと追いついたね~
さすが最先端を行く男!
どうでしょう、ウエストの責任者様、ブームに乗ってウエストのパンコーナーで最先端を行く旦那の『塩キツめに効かせてみました塩ズコット』販売してみませんか?