どうやら前回の出張以来、嫁の機嫌が良い。

これは間違いない。僕の東京土産のセンスが抜群に良かったからに違いない。(以下参照)

【東京ばな奈はもう嫌なの(夫編)】〜西海の女が本当に欲しい東京土産〜

『ヴィタメール』+『花のババロア』に感謝である。

あの日以来僕の家庭内のカースト制は徐々に崩れ始めている。女というのは単純なものだ。少し餌付けをするとすぐに尻尾を振ってついてくる。

*『従来の家庭内カースト制度』

夫婦関係は『御恩と奉公』なのかもしれない。

 

僕から嫁へは貢物。嫁から僕へは家事全般。そんなところだろう。思い返してみれば、家庭内での立場が逆転したのはいつからだろう。

ああそうだ。娘が生まれてからだ。2845グラムのちょうど良いサイズの娘を抱き上げたあの瞬間から可愛かった嫁はハイエナと化した。財布も心も言動も今や全て嫁に握られている。

 

(出典alienapundit.wordpress.com)

そしていつハイエナが頸動脈を「ッカ!!!」と噛みつくか僕の行動次第。

そんな事を考えながら西海市役所通りのファミマの駐車場でタバコを吸っている。まるでこの町には「北朝鮮のミサイル問題が架空なんじゃないか。」と思うくらい平和だ。

 

ここ最近の趣味は寝る前ネットサーフィンすること。次の出張の時に買う東京土産を調べ上げるのだ。

僕が次ターゲットにしているのはこれだ。

 

【東京ひよ子】

【HP】

http://www.tokyo-hiyoko.co.jp/http://www.tokyo-hiyoko.co.jp/

嫁は白餡が大好きだ。しかもなんというこの愛おしいフォルム。そしてこちらを見上げてくるなんとも言えない首の角度。

嫁は可愛くて食べられないんじゃないか。確実にノックアウト。

まあ良い。喜ぶことは僕の方程式上間違いない。

とりあえず今は家に帰って風呂掃除をしよう。いつもよりピカピカに。排水溝も忘れちゃいけない。髪の毛1本が僕の命取りなのだ。

 

こうして僕は次の出張を待つのであった。

(〜嫁sideに続く〜)