梅雨にまつわるエトセトラ

 

私は海近住子(うみちかすみこ)西海アラフィフパート主婦である。

 

いよいよ九州に『梅雨』がやって来たらしい。

いつ来るのかと思っていたら、しれ~っとおいでになったらしい。

 

いらっしゃいませ。

 

しかし梅雨のあいまに晴れたりすると、主婦としてはありがたい。ありがたいのだが

 

なんだ?梅雨梅雨詐欺か?

 

とかすぐに疑ってみたりする。

ご承知の通り、仕事がら太陽が出るとアラフィフの身体が「ツライです」とぼやいてくるからだ。

そのたびに「何言ってんだ!本番はこれからだ!」と青春ドラマのようにアラフィフの頬にビンタをして気合いを入れなおしているのだが、年々そのビンタもソフトになってきた。

私はアラフィフの自分に優しい・・・。

 

さて、梅雨というのは世の中の主婦にとって、なかなか面倒なヤツである。

梅雨だけにやはり雨が悩ましいのだ。

毎日雨が続いたりすると、ま~洗濯物が大変なことになる。

外に干せないから、部屋の中にぶらぶらぶらぶらぶ~らぶら。

いくら部屋干しOKの洗剤で洗っても、たまにどこからともなくフワフワと鼻をくすぐる

 

ぞうきん臭。

 

まじ くっさ。

やっぱり風の通りをよくしないと雑菌が繁殖して臭くなるらしい。

しかし乾かないそばから、次の洗濯物がやって来る➡詰めて詰めて干す➡だから菌が繁殖➡洗濯物がくっさくなる➡洗いなおす➡・・・

 

エンドレス

 

天気になった時に外に干すか、たまにコインランドリーに行ってやっつけていかないと、家の中は洗濯物で寝る場所も無くなる。

かぐわしき『ぞうきん臭』からも逃れられない。

 

主婦は梅雨のあいだ常に洗濯物と、手ごわい『ぞうきん臭』と格闘しているのだ。

 

ところでもう一つ、梅雨といえば気になるものがある。

 

食中毒。

特に梅雨時から夏にかけて気になるワードだ。

なんでも食中毒は大きく分けると5種類あるらしく、その食中毒を引き起こす細菌やらウイルスにも種類がいっぱいあるらしいのだ。

有名なところでサルモネラ菌やらO-157、ボツリヌス菌やらノロウイルスなどなど。

最近は渡辺直美が寄生虫『アニキタス』による食中毒を起こしたとかなんとか。

 

なぜ詳しいかというと、今ググったから!

 

ねぇ『食中毒』もっと詳しく知りたくな~い?

いやいや自分でググってよ!(笑)

 

まぁ我が家に関しては食中毒なるものになんぞ屈しない。

食中毒だけじゃなく、その辺の病にはならない自信がある。

 

それは常日頃から我が家の家訓である

 

「病は気から」

で、子ども達と日夜鍛錬してきたからである。

気持ちを強く持てば、病なんざぁ寄っても来ない!

 

「頭が痛い?気のせいじゃぁ!」

「お腹が痛い?気のせいじゃぁ!」

 

おかげ様でO型の血を受け継いだ3人の子ども達は「病は気から」の精神を素直に受け止め、日々精進しているのである。

それに引き換え、A型の旦那はすぐに

 

「腹ん痛か、赤玉ばくれろ」

 

とか言う。

 

はーっ!つまらん!!

これはまずもって精神面を鍛えていかねばなるまい。

 

なので「腹減った」という旦那に「はい」と菓子パンを渡す。

食べた後で

 

「それ、賞味期限3日過ぎとった~ ごめ~ん」

 

 

と、わざと言ってみる。

途端に腹部を両手でおさえ「なんか腹のキュルキュルする」と騒ぎ出す。

 

たったこのくらいでヒンヒン言われても困るのである。

 

言っちゃ~なんだが健康な体の中にもすでに細菌はたくさんいるのだ

教えてあげよう その数・・・・

 

なななんと、100兆個以上!

 

もちろんこの中には善い菌も含まれている。

旦那に関してはまだまだこれからも『精神面強化プログラム』を水面下で進めていかねばなるまいな。

 

さて、今日は仕事が休み。少し早くウエストへ行って値引きシールを物色しよう。

 

そんな私を今日もスーパーウエストは優しく迎えてくれる。

次回「ウエストのおんな第13話」はこちらから