12月になり、一年の締めくくりで何かと忙しくなりました。
そんな中、12月中に終わらせたいもののひとつが「年賀状」です。コロナ禍で会えない分、地元へ戻れない人が年賀状で挨拶することが増えているそうですよ。
先日「西海市手話サークル虹」で笑い文字講座がありましたので、ベーヤンも体験してきました。
同サークルの日坂由紀子さんが「笑い文字普及協会」の上級講師と言う事で、交流も含めての講座です。
先ずは「ありがとう」の文字を書く
なかなか声にできない言葉ですが、文字に書いたり、手話だと意外に照れずに伝えられます。
普段書いている文字に、笑い文字特有のアドバイスをいただくと皆さん可愛いまん丸文字に♡
さらに丸を顔に見立てて口、目、鼻…を描き入れます。
描いていて思わずこちらの顔がほころぶ可愛い笑顔。
ありがとう
ありがとう
ありがとう
笑い顔をいくつも描いていると、
心が暖かく自然に優しい気持ちになりました。
「笑い文字は書いたら渡す」のが目的だそうで、感謝と喜びを循環
西海市の飲食店や公共施設に行くと、日坂さんの笑い文字がさりげなく飾られています。「ありがとう美味しかった。ありがとうお世話になりました」の気持ちを込めて置いておくと、次に行くと飾ってくれているそうです。
日坂由紀子さんの言う「書いて半分、渡して完成」の意味がわかりました。
綺麗に描くことが目的ではなく、気持ちを伝えることが大切なので、こうして広がっていくのですね。
日坂さんの夢は、ろうあ者の方にも笑い文字を体験してもらう事。
手話も笑い文字も、心や想いを伝えるという手段なのでいつかきっとその機会もあることでしょう。
「私も日坂さんに教えてもらいたい!」という方はこちらからお願い出来ますよ!こどもでも書ける楽しい講座です。
今回はさらに、「ありがとう」の「あ」と「う」が何と来年度の干支「とら」になる書き方も教えていただきました。
これは早速使える技です!
今年の年賀状には、どなたからか笑い文字の年賀状が届くかも知れませんね。
みんなこんなに可愛い笑い文字が書けるようになり、笑い文字という手話もひとつ覚えました。
今年も記事を読んでくださりありがとうございました。
来年とら年は皆さまにとって良い年になりますように(*´꒳`*)
西海市 手話サークル虹🌈
会長 : 山本安幸さん
会員数 :16名
設立 : 平成28年5月21日
活動内容 : 手話学習、聴覚障がい者の福祉に関する研修と啓発、ろうあ者の方との交流、各サークルとの連携など