こんにちは。
梅雨が明け、一気に夏本番のカンカン照りの日々がやってきましたね!
夏休みを迎えた子供たちも、楽しい夏休みにワクワクしているのではないでしょうか♪
夏といえば海!今年の海の日は7月22日ということで、
夏休みには家族や友達と海に行く人も多くなるこの季節。
本格的な海水浴シーズンに先がけて、定期的に行っている雪浦海浜公園のビーチクリーン活動があるとのことで、参加させていただきました。
取材に伺ったのは、まだ梅雨が開ける前の6月13日(日)の午前9時。
この日は、海上保安庁「未来に残そう青い海」ビーチクリーン(主催 長崎海上保安部 NPO法人長崎ビーチサービス)ということで、 集合場所に着いた時には、すでにかなりの参加者の方々の姿がありました。
その数、約80名!!
ゆきのうらビーチストアさんはじめ、海上保安庁や関係者の方々のお声がけにより沢山の地域の方や地元青年部の方々、サーファー仲間と参加する方など
大人から小さい子供たちまで、多くの方が集まっていました。
「海ごみゼロ」を目指して!
始めにゆきのうらビーチストア草原さん、海上保安庁の方々からのご挨拶と説明があり、早速ビーチへ移動してクリーン活動スタートです!
約40分程度、それぞれ袋を片手に、漂着した海ごみや流木などを寄せ集めていきます。
波の音を聞きながら、みなさん真剣に取り組んでいましたよ。
遠目ではわからない小さいなものや埋まったものなど、あっという間に沢山のごみが集められました。
開始前に比べ、活動後は見違えるほどキレイな砂浜に戻り、とても清々しい気持ちになると同時に、定期的にビーチクリーンを行っていてもなお、これだけの海ごみが集まってしまう現状に触れ、環境について改めて考えさせられる時間となりました。
ゆきのうらビーチストア店主 草原さんに伺いました!
大瀬戸町にて「ゆきのうらビーチストア」を営んでいる草原 美紀(そうばる みき)さん。
今回のビーチクリーンはもとより、これまでもNPOでの活動時からビーチクリーン活動を定期的に継続してされているのだそうです。
これだけ、定期的にクリーン活動をしていても、日々の中で浜に流れ着くごみはなかなか減らず、台風などが発生するとさらにその量は増えるのだとか。
それでも、雪浦の海がきれいに保たれているのは、「これまで継続してメンテナンスしてきたこそ」と話す草原さん。
この活動を「いかに継続してボランティアで続けていくかが大事なこと」だと言います。
そのため、ビーチクリーン活動では「あえて大変なことはしない」ことにしているのだそうです。
参加される方が、大変な思いをしながら参加するのではなく、
「心から海が好き」と言う純粋な海への感謝の気持ちで参加してもらえることが大切なんですね。
その他、ビーチクリーン活動以外にも雪浦でサーフィンを楽しむ市内外の方からお預かりした寄付金を大瀬戸夏まつり実行委員会へお届けしたり、海と日本プロジェクトの推進パートナーになるなど、大好きなビーチを守るためにご夫婦で精力的に活動されています。
草原さんは、「掃除をしなきゃ」と思うのではなくて、訪れる人が
海を楽しんでもらって、西海市を楽しんでもらって、その「恩返し」としてちょっと掃除をしようかなと思ってもらえたらとお話しされていました。
最後に
プラスチックごみなどの海洋ごみの問題は、SDGsの目標にも掲げられるほど、深刻な問題になっています。
草原さんたちが取り組むビーチクリーン活動のテーマに「いつまでも子供たちが裸足で歩ける砂浜を」というテーマを掲げているそうです。
きれいな海を見ながら過ごせる贅沢な日々を、未来に残すためにも、今、ここで暮らす私たちが、将来を担う子供たちのためにできることから取り組んでいくことが大事ですよね。
ビーチクリーン開催に関する情報などは
ゆきのうらビーチストアのSNSやホームページをご覧ください。