皆さんこんにちは!
夏も近づき、すくすく伸び盛りの子どもの皆さん、身長何センチ伸びましたか~?
2021年6月27日(日)、大瀬戸町にオープンしたてのジスコホテル西海で「こども食堂」が開かれました。
こども食堂ってたまにニュースで見るけど一体どういうところなの?
どんな人がどんなものを食べているの?
僕も私も行っていいの?
ということで、さっそくGo&リサーチしてみましたよー!
日曜日、大瀬戸町のホテルで「こども食堂」
「こども食堂」開始は11時30分。
開始時間が近づいてくると、ジスコホテル西海には子どもたちやご家族の皆さんが続々とやってきました。
まだオープン間もないホテルの中はとてもきれいです。
アルコールに体温測定、並ぶ位置のマークなどコロナ対策もしっかりしています。
飲食をともにすることによる感染防止のため、コロナ流行中時期の「こども食堂」はテイクアウト形式です。
こども食堂ってどんなところ?
地域の中には、様々な事情から日々「家族や誰かと一緒においしいごはんをお腹いっぱい食べる」ということができない子どもたちがいます。
こども食堂とは、そうした子どもたちを対象に
・無料で食べられるごはん
・ごはんを誰かと共に食べる機会(「共食」といいます)
を、提供するという目的で開かれる食堂です。
もともとは経済的に厳しい家庭の子どもへの食事支援という意味合いが強いのですが、『共食の機会をつくる』『地域の子ども同士や見守る大人たちとのつながりの場を設ける』という目的もあります。
お客さん側にはハードルや難しいことは何もありません。ただ食堂に行くだけで参加できます。
こども食堂、オープンです!
ホテルのレストラン前には、今日の食堂を楽しみに来たお客さんたち。
「初めてだからドキドキするけど、うれしい」と語るお母さんもいらっしゃいました。
子どもたちだけで来ている子や、家族で来ている人もたくさんです。
テイクアウトなので、袋にお弁当と汁物、デザートを詰めてくれます。お弁当配布作業はボランティアの方々が行っています。
子どもは中学生まで無料、上の年齢のご家族は100円です。
お客さんも従業員さん・ボランティアの方々もにこやかに穏やかな雰囲気の中、受け渡しをしていました。
お子様ランチみたい!おいしそうなお弁当にお客さんたちの反応も◎
「いっぱい! かわいいデザートもついてる」
「なんかおいしそう」
「お弁当がもらえてうれしかった」
お弁当を受け取ったお客さんたちからはそんな声が上がりました。この日配られたお弁当の内容はこちら。(写真は二人分)
チャーハンまたはピラフが選べて、大きなウインナーと唐揚げといったおかずに加えてかわいいフルーツゼリー! お子様ランチみたいで、食べる前からワクワクするラインナップです!
主催のジスコグループ・島さんに、こども食堂開催に至る思いを伺いました
「『こども食堂』は、ジスコ不動産・ジスコホテルの社長が、子どもの貧困が社会問題になっていると報道で知り、温かい食事を子どもたちに提供できればとの思いから始まった取り組みです。
ホテルなら料理・設備が整っているのですぐ始められますし、各地域でやっていこうと諫早、大村、雲仙、島原で開催しています。休みの日にお腹いっぱい食べられないお子さんに食べてもらいたいです。
気軽に来られるご家族も大歓迎です。
コロナの前はみんなで座って食べられて、将棋、囲碁、オセロなどの遊びをしたりしていたんですよ」
島さんは、特に困っている子どもたちだけが来る場ではなく、どのお子さんもウェルカムだとおっしゃっていました。
お弁当を受け取ったお子さんから「ここでお友達と会えてうれしかった」という声もあり、このジスコホテル西海を拠点に、地域のつながりが生まれる場となっています。
ジスコホテル西海のこども食堂は、毎月1回、最終日曜日に開催されます。
こども食堂 今後の予定
毎月最終日曜日 11:30~13:30
ジスコホテル西海
〒857-2302長崎県西海市大瀬戸町瀬戸樫浦郷2502-11
※アレルギー対策は行っておりません。
※今後の予定は、こちらのQRコードでLINE友達登録すると情報が届きます。
画像:Jisco Groupホームページ(http://jisco-group.net/kodomo/index.html)より転載