2021年3月20日、福岡から西海市にやってきたG’s ACADEMY CAMP。全2日間の講義のレポート、その2です!
1日目の講義でプロフェッショナルの先生・スタッフが提供する高度なカリキュラムで、一日みっちり学んだ受講生たち。
本気で学ぶこのキャンププログラム、一日目が終わったからといって一息……とはいきません!
受講生の皆さんは、翌日午前11時までに『オリジナルのジャンケンアプリを作ってくる』という課題が課せられています!
「プログラミングを覚えた今日、夢中になって本気でやらないと、一生やらない」というG’s後藤さんの言葉に促され、受講生の皆さんの物作り魂が呼び覚まされたようです。
その日の講座後、会場に残って・自宅に戻って・仲間たちと一緒に泊まって、もくもくと開発を続ける受講生たち。
そして2/21、朝9時の開場とともに続々と受講生の皆さんが来場し、続きを作り始めていました。
講師のたろ先生、メンターの篠原さん(通称しのさん)、小長野さん(通称こなさん)、小針さん(通称きゅんさん)、運営の後藤さんも受講生たちをサポートして周ります。
11時まではひたすら最終仕上げに没頭する皆さん。
質問がひっきりなしに飛び、画面を見ながら画像の調整やコード修正を行っています。
オリジナルアプリ発表の時間です!
そして11時。
受講生が一人ずつ前に出て、じゃんけんアプリを披露します。ただのジャンケンアプリ……ではなく、一人ひとりのオリジナリティが見ものです!
これジャンケンアプリ……だよね?
「シューティングジャンケンアプリです」
レベルの高い動きに受講者一同驚愕。ジャンケンの手が攻めてくる……!!そしてそれを狙い撃ち!!
斬新なジャンケンアプリです。
そして続く受講生たちも個性爆発。
ルーレットでジャンケンの手が回るアプリ(ルーレットの動きが実は難しい!)に、
「飼っているヤギのメーたろうのかわいさをアピールしたかった」というジャンケンアプリも。
同じ講義を受け、同じテーマの開発でありながら人によってこうもできるものが違うとは、おもしろいですね。
発表の間も、受講生たちからは「カウントダウンの処理はどうやっているのか」「そのボタンを押しこむ動きはどうやって作ったのか」等の技術的な質問が行きかいます。
この短い開発時間の中では、想定する動きを作り切れなかった受講生もいましたが、そのアプローチや「こういう箇所で詰まってしまった」というプレゼンテーションからは、とても昨日初めてプログラミングを学んだ人とは思えません。
午後はまた講義!そして、最後にはまた課題が……!!
本当に1日で全員ジャンケンアプリを開発した受講生の皆さん。
ランチで一息ついて、午後はより実践的なデータベースやAPIについて学びます。
APIとは、すでに開発済みで公開されている機能をほかのアプリから利用できるような仕組みのことです。APIを例えていうなら『出来合いのお惣菜』といったところです。自分で夕飯(アプリ)のメニューすべてを作らなくても、もうできているお惣菜(API)を使えば便利ですよね!
さて受講生たちはよりハイレベルな講義に頭をフル回転!
講義の終わった夕方には、またまた次の課題が出されました。
「APIを使ったオリジナルアプリを開発すること」
3週間後の3月14日、再び集まって開発したアプリを発表するデモDayを開催します。次はどんなおもしろいアプリが出てくるのでしょうか!?
今回運営を務めてくださったG’s ACADEMYの後藤さんは、この2日間を振り返り
「初めてプログラミングに触れた方がほとんどの中で、今日知り合ったばかりの人の家に泊まって作業している方や、遅くまで自宅で試行錯誤しながらエラーと格闘し、Slackに質問を投稿してくださったり、課題に本気で取り組まれていたのをみて、皆さんのプログラミングへの熱量を感じずにはいられませんでした。
課題発表会では会場にいた全員が一体となってプログラミングを楽しんでいた感じがして、とても盛り上がったと思います」
とコメントしてくださいました。確かに、アプリ開発の壁を共に乗り越えた会場には、確実に”一体感”がありました。
受講生たちの作ったアプリが楽しみです。デモDayの内容はこちらで紹介します!