仕事帰りのルーティーン『スーパーウエスト』で買い物をして店の外に出ると、最近『明るくなった』と気づいた。
今までは店に入るときはまだ明るくても、外に出るときにはビックリするくらい暗くなっていて、買い物をする数十分の間に日がとっぷりと暮れていた。
何だかんだで立春も過ぎて、二十四節気では『春の始まり』。
ふ~ん・・・
もう春なんだねぇ~
どおりで明るくなるはずだ。
すっかり夜の運転が苦手になってきてる私にとって、視界が明るくなるのは喜ばしい限りである。
春かぁ・・・
『春』と聞けば何だかソワソワする。いや、うれしい気持ちのソワソワではなく、『このままじゃヤバいんじゃないの?何かしなきゃまずいんじゃないの?』の『ソワソワ』である。
いつぞや懸賞でゲットした腹筋を補助するヤツ。簡単に無理なく腹筋ができますよっていうヤツ。「絶対続かんけん見とけ!」と旦那と次男に陰口を叩かれたヤツ。
オブジェになってます(笑)
今までのダイエットマシーンと肩を並べ、リビングの立派な『オブジェ』の1つとして仲間入りした。
まぁ今までのマシーンとは違って無理やり座椅子的な感じで使ったりしているので、第2の人生を送っている唯一のダイエットグッズである。
まんまと旦那の言う通りになってしまったが、そんなことなど『へ』とも思っていない私は次のマシーンゲットに向けてコッソリと計画が始動している。
とにもかくにも、お腹が『胃』の辺りからポッコリしてきたので、これはいよいよ自分の体から最終勧告を出されたものと理解している。
下腹ポッコリはいつものこと。胸の下からポッコリしたら、そろそろ本気だしてこの腹引っ込めろ!と体からの信号なのだ。
そんな私のポッコリお腹を横目で見ていた旦那が・・・
「このお腹、心配っ!」
と、お肉を摘まんできたので
「お前もな!」
と、言い返してやった。
旦那の場合はお腹ポッコリもそうだが、それより前にもはなしたことのある、『無呼吸症候群』の方が心配。
先日何気に見ていたテレビ番組で『無呼吸症候群』の話をしていたが、やはりそれが原因で重症になると高血圧症、脳卒中、心筋梗塞、狭心症などの病気が起こりやすくなるとのこと。
いやいやいやまだまだ旦那には元気で働いてもらわないと海近家の生活は成り立っていかないので、どうにか改善への道を歩んでほしいものだ。
自分でも気にはなっていたのか、健康診断時に指摘され本格的な検査を1泊検査入院した。
当日、アタマや顔、体におびただしい数の機器を付けられた写メが送られてきたが、結構見た目面白い。
が、
これ・・・
寝れんの?
素朴な疑問である。あれだけジャラジャラと繋がれて普通に寝れるのか?しかし寝ないと『無呼吸』の数値計測はできない。
まぁ心配することもなく無事眠れたようで、後日結果を聞いてきた。
その時は深刻な診断結果ではないみたいだったので、そのまま流してしまっていたが旦那の『無呼吸』はずっと続いていたし、重症化すると脳卒中、心筋梗塞などの病気のリスクが・・・とか言われるとやはり不安が出て来る。
大音量のいびきが急にピタッと止まり、数秒から数十秒、静かな時間が流れる。
フガッンガッ グハッフゴッー
苦しそうに息を吹き返した旦那が、また何事もなかったように大音量でいびきをかき始める。
昔はその姿をジーっと見ていた私だが、『無呼吸』の怖さを知った最近は旦那の息が止まった!と分かったら寝ている体制を変えるように促している(まぁ鼻を摘まむだけなんだけど笑)
息が止まるって怖いよね。もしかしたらそのまま天に召されるってことも絶対ないとは言えない。
こうやって、これまでに何度旦那の命を救ってきたことか!
じゃあ『無呼吸症候群』に対する治療って何?私が見たテレビ番組ではマウスピース・CPAP・外科的手術が紹介されており、やはり目を引いたのは『CPAP』
PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)ではない。ほんのり似てるけど。そして懐かしい。
『CPAP』は鼻にマスクを装着しチューブを伝って気道に空気を送り続け常に気道を開存させておくというものらしい。
その装置、結構仰々しい。
隣りでそんなの付けた人間が寝てたらこっちが落ち着かない。
結局医者からはマウスピースを勧められたようで「マウスピース」「マウスピース」と言ってはいるものの、まだソレを付けた姿を見たことがない。
要するに自分がその気にならないと改善への1歩も踏み出さないということ。
あら!私と同じね
改善しなくてはいけないとわかっている。十分にわかっている。
わかっているけどなかなかその気にならなくて、お腹ポコンを保っている。
さてさて
旦那と私、どちらが先に『その気』になるのやら。どんぐりの背比べ的なバトルが静かに幕を切った。
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