さて、私が働いている職場はもう散々と話してきたのでみなさんご存じだと思うが
ビニールハウスの中
である。
野菜的なモノを毎日収穫しているのだ。
夏は死ぬほど暑く、冬は暖房が入るので温かい・・・。
と、思われがちだが私の職場のハウスは冬の暖房も24時間フルで稼働しているわけではなく、朝イチのハウスの中は普通に寒い。
世の中の冬のビニールハウスがみんなそうではないと思うが、うちのハウスの朝イチは
普通に寒い!
唇をガクガク、肩を丸め重い足取りでハウスに入り「普通さハウスの中って温いんじゃないのかよっ!」とひとこと暴言を吐く。
それからやっと仕事モードに入るのである。野菜的なモノを手摘みするので、これからの季節は指先がどうしても冷たく冷える。
なんなら足先も冷たい。冷え性にはホントにこたえる。
しかも割と繊細な作業なので指がかじかんで動かないとイライラする。
ごめんなさい!
寒いだの冷たいだのウダウダ言って・・・。もっともっと寒いところや冷たいものを扱う仕事をされていらっしゃる方々を思うと・・・、こんなことで愚痴ってしまう私を許して!
さて、そんなハウスの中でちょっとした楽しみというのは『ラジオ』である。
家でラジオなんて聞かないし、車でも聞かない。唯一仕事のときだけ限定で聞いている。
それぞれのハウスの中に(大きなハウスが4棟ある)ラジオを置いてもらっているので、FMラジオを聴きながら作業をしているのだ。
時計もないので、作業をしながらでもFMラジオ番組の始まりや終わりで大体の時間がわかる。
そうそう、ラジオといえば中学生のころ、ローカルのAMラジオで毎週日曜日の深夜0時前から『プレゼントアワー』という番組を放送していた。
番組内容が中学生や高校生向けだったため、リスナーは学生。
その番組の中に伝説の大人気コーナーがあった。
『伝言板のコーナー』
あの超有名な同県出身のシンガーソングライターも、自身がパーソナリティーを務める某ラジオ番組にコーナーを設けるほどの伝説っぷりである。
なぜ『伝説の大人気コーナー』だったかというと、今のように携帯がなかった時代、なんとも甘酸っぱいそのコーナーの内容が当時の学生の心を鷲掴みしていたからだ。(と思っている)
現にここにキュンキュンしながら聞いていた人物がいる。
キュンキュンの正体を知りたい方はぜひグーグル先生にお尋ねになってほしい。
あの『プレゼントアワー』を覚えている方がいたら、ぜひ『伝言板のコーナー』について一緒に語り明かしたい。(笑)あのころは良かったよね・・・。
まぁ私もアラフィフになったし、あの頃のようにキュンキュンする番組もないし、キュンキュンすることもなくなったが、この年になってまたラジオを聞くなんて懐かしい限り。
やはりラジオというとパーソナリティのおしゃべりと番組を聞いているリスナーからの投稿などで構成されているが、放送を聞いていると毎日読み上げられるラジオネームがあったりする。ローカル番組ではすっかり常連さんなのだろう。
もっとすごいのは、ローカルで常連さんの人が全国放送でも投稿を取り上げられているということ。
まただ
あ、まただ
え!また!?
1日に4つの違う番組で同じラジオネームの方の投稿が読まれていた日はさすがに驚いた。どれだけ投稿してんの!?
きっと私が懸賞に燃えているように、その人はラジオへの投稿に燃えているんだろう。
きっと私が懸賞に当選してドヤ顔するように、その人は投稿を読まれてドヤ顔するのだろう。
きっと私が懸賞が生活の一部になっているように、その人は投稿することが生活の一部になっているんだろう。
だとすれば、
「今日も投稿がんばれよ」
そう言ってあげるほかに何があろうか?
生活に楽しみを持つということは、毎日に潤いが出るというものだ。小さな幸せを感じることも大切である。
私もいつの日かチャンスがあればラジオ番組に投稿してみようかなぁ。その時のラジオネームはやはり『海近住子』。
あなたは『ラジオ』聞きますか?好きですか?
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※前回の『ウエ女』は・・・こちらからどうぞ↓↓↓