先日、とうとうエアコンの暖房を解禁した。

 

いつもは私が我慢できずにエアコンの暖房スイッチをポチりと入れるのだが、今年は旦那が自らポチった。

ウエストのおんな

私よりも早く『我慢』の限界が来たらしい。

 

しかし1度でも温かい心地よさを覚えてしまうと、もう体はソレを求めてしまう。

 

その日から我が家の電気代に『暖房費』が加算されることとなった。

 

ぴえん

 

まぁその前に義母の部屋と次男の部屋の室外機は、早い時期からブンブンと音が鳴っていたが・・・。

ウエストのおんな、室外機

リビングで過ごす私と旦那2人が『暖房費』削減の為に頑張っていたというだけである。

 

電気代を払う人間と払わない人間の違いがここに表れるのである。小さな家庭内でも複雑?な人間模様が見れるのだ。

 

こんな時、ちょっと虚しさを感じる。

 

仕事が休みで1人家にいる時、冷房も暖房も自分の限界までつい頑張って「行けるとこまで行ってみよう!」とか変なチャレンジをやってしまう。

 

根っからの『貧乏性』が『我慢大会』を開催してしまうのだ。

 

一生その選手にエントリーされている私は、参加せざる得ない。

 

なんなら『海近チーム』のリーダー的役割を担っているので(勝手に担っている)、旦那が暑いだの寒いだのと駄々をこねても、容易にエアコンのスイッチは入れさせない。

 

しかし、そんなリーダーの私もプツっと『我慢』の緒が切れると、そこからの変わり身が新幹線並みに早い。

 

やっぱ

さみぃのはダメだな

ウエストのおんな

などと言いながら、いの一番に暖房のスイッチをポチる。年を取るごとに我慢の限界が来るのも早くなった。

 

おや?

 

結局、自分の『老い』の話に行き着いてしまう。

 

話をかえよう・・・。先日娘と『プチリゾートでお疲れ様会』をやった時、母娘で色んな話をした。

 

娘は姉妹がいない分、母である私に色んな話をしてくれるが、その中でお互いの性格の違いについての話で盛り上がった。

 

娘は自分の生活の為に色んなバイトを掛け持ちしたりして頑張っている。居酒屋であったり、ショップの店員であったり。

 

バイトとなると、やはりサービス業が多くなるし、お客さんと直接対面する仕事がほぼだと思う。

ウエストのおんな

娘は社交的なので、そのような仕事が好きだし向いていると言う。私は美容師という仕事をしていたが、美容師になってみて初めて気付いた・・・。

 

客商売無理~

 

美容師という仕事はそこそこ好きではあったが、どうもこちら主導で話題提供しながらお客さんと話す。というのが本当に苦手だった。

 

その重要なことを美容師になってお客さんを持つようなって気が付いた。

 

致命的である

ウエストのおんな

そして気づいたことがもう1つ。私は『コツコツ』が大好き。コツコツ地道な作業が大好きなのだ。同じ作業を永遠とやり続けることが出来る。なんなら死ぬまで同じ作業をずっとずっとやっていたいとすら思う。

 

そんなことを言うと娘は「それは絶対に無理」と言う。旦那も同じく。

 

こっちから言わせてもらえばそっちの方が「え~っ!」である。

 

まぁ、娘や旦那のような人間。私のような人間。

 

色んな人間がいるからこそ世の中の歯車が上手く回っているんだろうなぁ。そんな深い事を考えたり考えなかったりしながらプチリゾートの夜は暮れていった。

 

ふと思った。アラフィフになってなんだかやっと本当の自分のことがわかってきたような気がする。

ウエストのおんな

『コツコツ』もそうだし、いろんなことを1度に出来ない性格だというのも最近わかった。

 

他にもわかったこと色々あり過ぎ。

 

年取ってやっと自分の内面を見れるようになったってこと?

 

確かに若い頃には自分のことなのに自分を知らなかった。

 

大人の余裕が出てきたってこと?

 

確かに若い頃は子育てに振り回されて自分のことを考える暇はなかった。

 

アラフィフ

ヤバいぞ!

ウエストのおんな

更年期は辛いけど。正座ができないくらい膝が痛いけど。夜中何気に目が覚めるけど。食欲なかなか止まらないけど。顔のハリが格段になくなるけど。

 

大人の余裕を醸し出す『アラフィフ』。よいのではなかろうか。

 

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※前回の『ウエ女』は・・・こちらからどうぞ↓↓↓

ウエストのおんな《コスモス揺らす秋の風 第7話》~GOTOトラベルにまつわる話~