こんにちは、ばりぐっど編集部のめーたんです。
みなさん、流鏑馬(やぶさめ)ってご存知ですか? 武将のような華麗な衣装で馬に乗り、走りながら的にめがけて弓矢を射るもので、私もテレビのニュースで流鏑馬の様子を何度か見たことがあります。
10月のとある秋晴れの日、この伝統的な流鏑馬の体験会が西彼町で開催されると聞き、興味津々で参加してきました!
馬と伝統文化に触れ合う
遊湯館・シニアヴィレッジ(西彼町鳥加郷)横の敷地で「西海子ども流鏑馬体験会」が開催されました。
弓の教習、乗馬体験、えさやりなど、親子で楽しみながら馬とふれあい、日本の伝統文化に親しむという内容で、たくさんの親子連れで賑わいました。
この体験会を主催するのは、長崎諏訪流鏑馬奉賛会とNPO法人長崎流鏑馬保存会のみなさんです。
デモンストレーション!
午後12時からデモンストレーションが始まりました!最初に的へ弓を射るところから。衣装を纏った女性が、大きな弓矢をギリギリと引き、放ちます!
見事、的に命中!一瞬で板が真っ二つに割れました。
次は馬に乗りながら、弓矢を放ちます!
馬の速度と弓矢を放つタイミングが難しそうです。意識を集中させて、スパッと的を射る姿がとてもかっこいい!
デモンストレーションの最後を飾るのは、代表の本田殖也(ほんだ・たつや)さんです。颯爽と馬を乗りこなし、見事的に命中!すごい迫力でした!
長崎くんちで奉納される神事
長崎諏訪流鏑馬奉賛会のみなさんは、毎年「長崎くんち」で流鏑馬神事を奉納しているそうです。
「お諏訪さん(長崎諏訪神社)の流鏑馬神事は、古くから江戸時代まで行われていましたが、江戸末期にお諏訪さんが火災で消失し、それ以降、流鏑馬神事が途絶えていました。それを2013年(156年ぶり)に復活させ、毎年お諏訪さんで流鏑馬奉納を行っています」と本田さん。
こちらは、保存会メンバーの中学生たち。これから流鏑馬の伝統を受け継ぐ大切な役割を担う、頼もしい存在です!
体験会のようす!
では、体験会のようすをお伝えします!
受付を済ませた参加者が、実際に流鏑馬を体験しました。
馬に乗る前に、まずは弓矢の練習です。先端がゴム製の弓矢で的をねらいます!
体験会第1号は小学校2年生の男の子です。手伝ってもらいながら、自分からサッと馬に乗り、いざ出発!
白馬に乗った少年。スタッフのみなさんが馬を引いてくれるので、子どもだけでも安心です!
的のところへ到着!先ほど練習した成果はいかに!?
見事命中しましたよ!(パチパチパチ)
充実のフードトラック!
こちらのイベントでは、フードトラックも登場。
ちょうどお昼時だったので、美味しいものを食べながら
流鏑馬体験会を楽しむことができました!
種類が豊富なたこ焼き屋さん。
唐揚げ、フライドポテト。お隣はカフェです!
こちらは、おしゃれなたい焼き屋さん。パイ風のたい焼きでした!
あとがき
西彼町で初めて開催された流鏑馬体験会。私も実際に体験しましたが、馬に乗っていると、自然と背筋がまっすぐになり、景色を高いところから見渡せて気分爽快!そして矢が的に命中したときは、ヤッター!と嬉しくなりました。
町内から来ました!という親子連れの方は「日本の伝統芸能を身近に触れることができて、とても素晴らしい経験になりました!」とおっしゃっていました。
また来年も開催されるといいですね!